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    親子チョコ💗(500冊以上の良質な書籍のご紹介)

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     >  国際 >  NATO を使って同盟国を疲弊させるアメリカの戦略

    NATO を使って同盟国を疲弊させるアメリカの戦略

    A storm is coming 654

    本日のキーワード : ウクライナ、ネオナチ、インテグラル・ナショナリスト、ウォロディミル・ゼレンスキー、ユダヤ人、レオ・シュトラウス、シュトラウス派、歴史修正主義、ロシア、中国



    SOON THE SECOND ROUND
    The defeat of Ukraine does not mean the end of the war
    まもなく第 2 ラウンド
    ウクライナの敗北は、戦争の終結を意味しない ③


    It is wrong to think that the defeat of President Zelensky in Donetsk and Lugansk, in Kherson and Zaporijjia, could mark the end of the fighting. In the face of the resistance that Moscow has encountered in enforcing Security Council Resolution 2202, President Putin has declared that he still has to liberate Odessa and join Transnistria. This is precisely what the Pentagon is looking for since 2019. Already, it is preparing a second round in Moldova. Not because it wants to defend the Ukrainians, then the Moldovans, but because it intends to strip its own allies.
    ドネツクとルガンスク、ケルソンとザポリージャにおけるゼレンスキー大統領の敗北が、戦闘の終わりを意味すると考えるのは間違いである。モスクワが安保理決議 2202 を執行する際に受けた抵抗に直面し、プーチン大統領は依然としてオデッサの解放とトランスニストリアの加入が必要だと表明しているこれこそペンタゴンが 2019 年以降に求めているものだすでにモルドバで第 2 ラウンドを準備中である。ウクライナ人を守り、次にモルドバ人を守りたいからではなく、自国 (=アメリカ) の同盟国から身ぐるみを剥ぐつもりなのだ

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    Transnistria is that valley in red, between Moldova and Ukraine.
    トランスニストリアは、モルドバとウクライナの間にある赤色の谷間部分。

    When the Rand Corporation planned the current war in Ukraine, it briefed the Representatives in Congress. That was on September 5, 2019. It relied on two reports. In them, they explained that the objective of the operation should be to provoke Russia to deploy beyond its borders, when it already cannot defend them. It is therefore necessary to force it to enter Ukraine, then Transnistria.
    ランド研究所が現在のウクライナ戦争を計画したとき、議会で下院議員に説明した。それは 2019 年 9 月 5 日であった。それは 2 つの報告書に基づくものだった。その中で、作戦の目的はロシアがすでに国境を守ることができない中で国境を越えて展開するよう挑発するべきだと説明した。したがって、ロシアをウクライナに突入させ次にトランスニストリアに突入させることが必要なのだ。

    We must understand what the Pentagon is doing, not with regard to the situation imagined by the Western press agencies, but with regard to the plans of the Rand Corporation, in this case an additional round around, not Novorossia, but Transnistria.
    ペンタゴンが何をしているのか、欧米の報道機関が思い描く状況ではなく、ランド研究所の計画、この場合はノヴォロシアではなくトランスニストリアの周辺を追加ラウンドにしようと計画していることを理解する必要がある。

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    The European Union has been organizing the blockade of Transnistria for several years, relying on Ukraine and Moldova, two states that have not joined the EU.
    © European Union
    欧州連合 (EU) は数年前から、EU に加盟していないウクライナとモルドバをあてにして、トランスニストリアの封鎖を画策してきた。© 欧州連合

    The US Secretary of Defense, General Lloyd Austin, continues to pressure his allies to give up their weapons and ammunition until they are exhausted (and therefore even more in need of his protection). At the same time, he has forced them to accept changes in the way NATO operates. NATO can now transform itself into a "coalition of the willing" for operations outside Article 5 (i.e. not responding to an aggression against one of its members). This is nothing new. It was already the case with the operation against Libya. At the time, Alliance members who opposed the war were kept on the sidelines, while others, such as Qatar, were associated with it. This time, NATO will act without having to violate its own statutes. In practice, this means that the Atlantic Council has lost all power. An Ally can no longer oppose NATO’s entry into the war, since the US will still use NATO’s resources with a coalition of the willing.
    アメリカの国防長官であるロイド・オースティン将軍は、(アメリカの) 同盟国が疲弊するまで (したがって、さらに彼の保護を必要とするまで) 武器や弾薬を提供するように圧力をかけ続けている同時に彼は NATO の運営方法の変更を受け入れざるを得ない状況に追い込んでいるNATO は現在第 5 条以外の活動 (加盟国の 1 つに対する侵略に対応しないなど) のために自らを 「有志連合」 に変身させることができる。これは何も新しいことではない。リビアに対する作戦では、すでにそうなっていた。当時、戦争に反対する同盟加盟国は脇に置かれ、カタールのような他の加盟国は戦争に巻き込まれた。今回、NATO は自らの法令に違反することなく行動することになる。実際には、大西洋理事会がすべての力を失ったことを意味するわけです。同盟国はもはや NATO の参戦に反対できない。米国は依然として有志連合で NATO のリソースを利用するだろうから。

    The defeat of Ukraine, which has already lost the Donbass and four oblasts, does not mean the end of the war. While the Kremlin has already explained that it still has to liberate Odessa and thus make the link with Transnistria, NATO is refining its discourse. The aim is to create confusion between Transnistria (known as the "Dniester Moldavian Republic") and Moldavia. Then to make believe that the Russian Bear invaded the latter.
    すでにドンバスと 4 つの州を失ったウクライナの敗北は、戦争の終結を意味しない。クレムリンはすでに、依然としてオデッサを解放し、それによってトランスニストリアとの繋がりを作らなければならないと説明しているが、NATO はその言説をさらに洗練させている。その狙いは、トランスニストリア ( 「沿ドニエストル・モルドバ共和国」 として知られる) とモルドバの間に混乱を生じさせることである。そして、ロシアの熊が後者に侵略したと信じ込ませることなのだ。

    Is Zelensky a Cousin of George Soros?

    Hitler.jpg 習近平思想の着想者であり、中国的特徴を持つ社会主義の提唱者である習近平総書記

    岸田内閣


    SOON THE SECOND ROUND The defeat of Ukraine does not mean the end of the war



    本日の書物 : 『第二次世界大戦 アメリカの敗北 米国を操ったソビエトスパイ』 渡辺 惣樹 文藝春秋



    戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

    そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

    私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

    客観的に情勢を判断する必要があります。

    それでは、この書物を見ていきましょう!




    『 アリスには同い年 (一八八四年生まれ) の従妹がいた。

    アリス・ルーズベルト・ロングワース
    アリス・ルーズベルト・ロングワース

    叔父 (父の弟) エリオットの娘エレノアである。父エリオットはアルコール依存症に苦しんだ末自殺した。母はその二年前に世を去っていた。彼女自身の容姿も目立ったものではなく、性格は暗かった。

    アナ・エレノア・ルーズベルト
    アナ・エレノア・ルーズベルト

     ルーズベルト家は早い時期からアメリカにやって来た東部エスタブリッシュメント (WASP) の家系だった。ニューヨークのオランダ系 WASPニッカ―ポッカ―と呼ばれていた。ルーズベルト家には二つの家系があった (オイスターベイ系、ハイドパーク系)。誰もが大統領をも生んだ 「ルーズベルト」 の姓に誇りをもった。そういたこともあってルーズベルト一族の若者はニューヨーク市内のレストランに時に集まり交流を盛んにしていた。そうした若者の一人がフランクリン・デラノ・ルーズベルト (FDR) だった。

    フランクリン・デラノ・ルーズベルト (FDR)1913
    フランクリン・デラノ・ルーズベルト (FDR)

     彼らの間ではハンサムな FDR のお目当てはアリスだと思われていた。しかし彼が目を付けたのはエレノアだった。…
     
     FDR はハイドパーク系でありエレノアはオイスターベイ系だった。二人の生物学的血縁の度合いは薄かった。現代的感覚では赤の他人の距離である。しかし、FDR はこの結婚を機に一気に現職大統領の (義理の) 甥の立場を獲得した。』

    日の丸

    最も苦が少なく幸福だから存在してきたユダヤ民族

    いかがでしょうか?

    今回ご紹介させていただく書物は、第二次世界大戦時にアメリカを実質的に動かしていたのが誰だったのかという疑問に明確な解答を示してくださる良書で、まずはこの書物を通じて基本を押さえて頂き、その上で、その発祥が同根 (もちろんソ連です) で、やがて対立するようになるもう一方の流れがアメリカで根を張り、米ソ冷戦の時代をつくり、ソ連なきあとのロシアを依然敵視し、そして今まさに、欧州連合 (EU) や日本を巻き込み、アメリカ以外の国々を弱体化せしめ、その一強の覇権体制の延命を図ろうとして 「ウクライナ紛争」 を引き起こした、現代アメリカを実質的に動かしている連中 (ネオコン&シュトラウス派) に、どのように繋がっていくのかを考えるためのきっかけとして活用して頂きたい書物のひとつとなります。

    読書 女性 3-17





    さて、これまでの流れを、簡単に確認しておきますと、まず、出発点として、カール・マルクス (1818 - 1883) が生まれる約 200 年ほど前の時代 (日本で言えば、戦国時代から江戸時代初期にかけての時代) に、ドイツの神秘主義者であるヤーコプ・ベーメ (ヤコブ・ベーメ、1575 - 1624) という名の人物がいて、その後の 「ドイツ思想」 に決定的な影響を与えた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 なるものが世に生まれることになります。(詳しくはこちらから💓

    ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)
    ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)

    そのベーメの言っていたことというのは、次のようなものでした。

    世界は本来壊れているものであり、それを直すことができるのは正しい者だけである詳しくはこちらから💓

    そして、その影響を受けたのがプロイセン (ドイツ) の哲学者イマヌエル・カント (1724 - 1804) で、彼が言っていたことは、次のようなものでした。

    イマヌエル・カント
    イマヌエル・カント

    たとえ世界を直すことができなくても、私たちは常に世界を直すことができると仮定して行動しなければならない詳しくはこちらから💓

    また、ドイツ観念論を代表する思想家ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル (1770 - 1831) も影響を受けていて、そんな彼が言っていたことは、次のようなものでした。

    ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル
    ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル

    世界が固定されていたとしても、私たちは無意識のうちに分裂を起こし、世界が再び崩壊し始めることになる詳しくはこちらから💓

    で、この流れを受け継いでいるのがカール・マルクスであり、ウラジミール・レーニン (1870 - 1924) で、彼らが言っているのは次のようなことです。

    カール・マルクス
    カール・マルクス

    私たちには、世界を壊したいという衝動はない。もし私たちが世界を壊すとすれば、それは私たちが社会とその主人たちからそうすることを学んだからである

    ウラジーミル・イリイチ・レーニン 1
    ウラジーミル・イリイチ・レーニン

    われわれは、世界を固定するために、意識の統一を強行しよう詳しくはこちらから💓

    このように、ドイツで生まれた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 を出発点として、その後、人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想が生み出されることとなります。ここで重要な点は、そもそも全知全能なる神が創り賜うた世界にあって、なぜ悪が存在するのか、という疑問から生じた 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 が、ユダヤ・キリスト教的 “善悪二元論” をより一層強化し、世界を完全に良くするために 「悪なるもの」 を消し去らねばならない、といった浅はかな思考へと陥る人々を生じさせたことです。多くの一般的な人々も陥りやすい誤った思考ですが、特に 「極左おパヨク」 と呼ばれる連中はその影響をもろに受けてしまうほどの 「おバカ」 で、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することで、ユダヤ・キリスト教的な 「贖罪(しょくざい)」 の対象物として “罪” を創り出し、その罪に対する償 (つぐな) い・贖 (あがな) いを果たねばならない、と妄信させることによって、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 の下で人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し ( ← これが、ポリコレw)人々の “自由” を奪う極めて 「権威主義的な統制社会の再構築」 を目指す連中の思う壺となっていて、それはまさに現在私たちが普通に目にすることができる状況にあります。つまり、もはや隠そうともしていないという状況にあるということです。

    Hunter Biden Soros Linked to Biolabs in Ukraine





    その 「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 については、ドイツ出身の社会学者・歴史学者かつマルクス主義者であり、エリート理論の信奉者で、さらにはファシズム (全体主義者) でもあったロベルト・ミヒェルス (ロベルト・ミヘルス) が提唱した仮説である 『寡頭制の鉄則』 (iron law of oligarchy) を確認をしてきましたが、そこにもやはり 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 の影響を見ることができます。(詳しくはこちらから💓

    ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)
    ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)

    また、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー) 」 と同根の言葉である 「オリガルヒ (oligarch) 」 につきましても、ロシア詳しくはこちらから💓) やウクライナ詳しくはこちらから💓) の事例から、そこには少なからぬ 「ユダヤ人 ( = ユダヤ教徒)」こちらもご参照💓) が存在していることも判明しました。

    A storm is coming 245





    さらには、ウクライナとユダヤ人 ( = ユダヤ教徒) と特異な関係を、ウマン (ウーマニ) 巡礼の形成の歴史を通じて確認しました。 (詳しくはこちらから💓

    ウーマニ

    そこで、現在 “ユダヤ人” (民族としては定義され得ない、単なる宗教信者のグループ) という存在に着目し、より一層理解を進めるために様々な論文を見ているところとなります。

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    『なぜロシア・シオニストは文化的自治を批判したのか : シオニズムの「想像の文脈」とオーストリア・マルクス主義民族理論』鶴見太郎

    それでは早速、続きを見て参りましょう。

    『 6. 社会的自治 ―― 領土的独立と文化的自治の二項対立を超えて

     前節までの議論からもすでに明らかなように、彼らがパレスチナに求めていたのはユダヤ人の社会的自律性であり国家を打ち立ててもユダヤ人がマイノリティでは意味がなかったのであるなぜなら彼らにとってイデルソンの 「社会的事実」 という描写に集約されているようにそもそもネーション (※民族の意) は社会的な諸条件によって成り立っているものだったからである。「ネーションの自己保存」 という論考 (1908 年) において、イデルソンはネーションの自己保存という法則は存在せずそれは社会的な諸条件の結果にすぎないと論じている。具体的には次のようなことである。人は帰属するネーションの言葉を話すが、それはその言葉を保存するためではなく、それが彼にとって便利だからである。彼は帰属するネーションの成員と結婚するが、それは彼がその成員とコミュニケーションがとれるからである。「人は自らの欲求を満たすためにより安全な道を選び、自らの民族集団を保存することを、何の計画も意図もなく選ぶのである」。したがって、「ユダヤ民族はその長い歴史において、絶滅しないように注意を払ってきたわけではな」 く「その存在が最も苦が少なく幸福だから」 存在してきた。ネーションの保存というのは、目的ではなく結果なのであるという。


    カール・カウツキー
    カール・カウツキー

    カール・レンナー
    カール・レンナー

    オットー・バウアー
    オットー・バウアー

     ここでジャボティンスキーが、一般にドイツ的なエスニック・ナショナリズムの対極にあるとされるルナンさえ引いていたことを想起されたい (なお、パスマニクも以下で挙げる 「ユダヤ人はネーションか」 においてルナンを好意的に引いているが、精神的側面に偏りすぎであると指摘していた)。つまり今日のナショナリズム論の用語でいえば彼らシオニストはネーションが社会的に構築されるものであることをむしろ当然視していたのである (この点は、ナショナリスト自身は総じて民族を本質主義的に理解しているものと思い込むことがしばしばある現代の研究者が注意すべき点である)。』

    ということで、本日はここまでとさせて頂きます。







    続きは次回に♥




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