2021-02-05 (Fri)

本日のキーワード : 悪、カント、シェリング、ユダヤ、Q
悪(あく)は、一般的な意味では、善の反対または欠如である。非常に広い概念であることもあるが、日常的な使い方では、より狭い範囲で深い邪悪さを表現することが多い。それは一般的に、複数の可能な形をとると考えられている。例えば、悪と一般的に関連している個人的な道徳的悪、または非個人的な自然的悪(自然災害または病気の場合のように)の形や、宗教的思想においては悪魔的または超自然的/永遠的な形などである。
本日の書物 : 『日本共産党 噂の真相』 篠原 常一郎 扶桑社
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 【『赤旗』】は政党機関紙としては圧倒的な部数を誇る【日刊紙】で、他に【日曜版】もあります。1997年に【『しんぶん赤旗』に改題】しました。
2019年8月28日付『赤旗』に、「『しんぶん赤旗』と党の財政を守るために」と題した岩井鐵也・財務・業務委員会責任者の声明が掲載され、日刊紙と日曜版の読者数が100万を割り、「重大な事態」で、「この後退が『しんぶん赤旗』発行の危機をまねいている」と指摘したことが話題となりました。
日刊『赤旗』は20万部弱、全国紙としては採算割れで、月々数千万円以上の赤字が出ています。党員は毎日の『赤旗』を読んで党の方針を知るタテマエですが、党員が約28万人と言われているので、3分の1の党員が日刊紙を読んでいないということになります。
これは【党員の高齢化(それに伴う貧困化)】と、【入党のハードルを下げた】ことの二つがマイナス要因になっています。「もう視力が追いつかないから、日刊の方は勘弁して」と私が党専従だったときに高齢者党員からよく言われました。少ない年金やアルバイト暮らしですから、月数千円以上の購読費用はつらいでしょう。
あとは「ともかく党員を増やせ」と上級から尻を叩かれて、地方議員が苦し紛れに自分がお世話した人を入党させるからです。入った方は議員の後援会員になったくらいにしか感じていない。だから、「支持しているんだから、そんなに高くて難しい新聞、読まなくてもいいじゃないか」となってしまうわけです。


FULL RELEASE : Ashley Biden Diary Reveals Child Sex Trauma, Drug Abuse, Resentment For Joe – Whistleblower
National File has exclusively released the full 112 pages of the diary our whistleblower identified as belonging to Ashley Biden
(完全版 : アシュリー・バイデンの日記には、幼少期の性のトラウマ、薬物乱用、ジョーへの恨みが記されている - 内部告発者
ナショナル・ファイルはアシュリー・バイデンのものと判明した内部告発者からの112ページにわたる日記を公開しました)
☆『FULL RELEASE: Ashley Biden Diary Reveals Child Sex Trauma, Drug Abuse, Resentment For Joe – Whistleblower』

「活字離れ」で一般の新聞も部数が低迷している折、『赤旗』の部数が減るのは世の流れとして仕方ないと思います。
一方の【『赤旗』日曜版は発行数が80万部前後で、今でも日本で最大部数の週刊紙】です。日刊の赤字を日曜版の収益でカバーして帳尻を合わせていますが、『赤旗』全体の収益は長期的にはガタ落ちです。
立て直し策として考えられるのは、日刊『赤旗』の休刊です。日刊『赤旗』は全国いくつかの印刷所で作られ、毎朝、宅配体制を維持するためにトラック輸送網が敷かれていて、そのために党傘下の輸送会社や用紙会社まで運営されているほどです。とてつもない人員資材が投入されても、20万前後の部数の収入ではとても賄いきれません。』

“悪”とカントとシェリング
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、日本共産党の内部事情を知り尽くした著者によって、日本共産党の実体を詳(つまび)らかに解説がなされている書物で、日本共産党のことだけではなく、グローバリズムを推し進めるディープステート(deep state)や、その走狗(そうく)となっている“ANTIFA”や“BLM”、あるいは“しばき隊”、かつての“SEALDs”などに代表される、じつは哀れな存在でしかない「おパヨク」らについても、その思考様式を理解することができる御薦めの良書となります。

それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 437,711(435,452)÷25,980,190(25,863,057)=0.0168・・・(0.0168) 「1.68%(1.68%)」

イタリア : 88,279(87,858)÷2,541,783(2,529,070)=0.0347・・・(0.0347) 「3.47%(3.47%)」

日本 : 5,688(5,597)÷387,480(384,135)=0.0146・・・(0.0145) 「1.46%(1.45%)」


☆【日本語訳】 U.S. DEPARTMENT of STATE / Fact Sheet : Activity at the Wuhan Institute of Virology (米国務省 / ファクトシート : 武漢ウイルス研究所での活動)
それでは、昨日に引き続きまして、次の論文を読み進めることで、「社会主義」・「共産主義」の世界観について確認して参りたいと思います。

☆『社会主義・共産主義的世界観の特質と問題点 :剰余価値学説と唯物史観の批判的検討(4)』筒井正夫
それでは早速見て参りましょう。
『 社会主義・共産主義的世界観の特質と問題点
剰余価値学説と唯物史観の批判的検討(4)
Ⅱ 唯物史観とその問題点
2 問題点
以上、唯物史観の内容を概説し、未曾有の影響力を持ちえた理由の一端を考察してきた。だが、この唯物史観は多大な問題をはらんでいる。次にそれを、1)・2)・3) の内容に即して検討していこう。
(3)経済的社会構成の継起的発展段階論について
・・・第五に、歴史の展開を捉える時に、一地域内における生産力の発展という要素とともに、いやそれ以上に、異なった風土の他地域との交易や人的移動による新製品や未見の技術の情報伝達、宗教伝播等が果たす役割の大きさに留意すべきであろう。古代以来の日本と大陸との相互交流、古代マケドニアのアレクサンドロス王の東方遠征、ギリシア・ローマ時代の地中海交易、中世ユーラシア大陸中央部の街道がもたらした東西交易、4世紀から8世紀にかけての東方民族のヨーロッパへの大移動(侵略)、7~11世紀にかけての地中海 ─ アラビア半島 ─ ペルシャ地方にまで跨るイスラム帝国の出現、11~13世紀にかけて断続的に行われた十字軍遠征、13~14世紀にかけてのモンゴル大帝国の出現、15~20世紀にかけてのヨーロッパ諸国のアジア・アフリカ・南北アメリカ大陸への進出と交易等々、ざっと挙げただけでもこれらの大規模な交易が新発見の特産物や原材料を各地に運び、新技術の拡散を促し、生活様式や風習、さらに宗教まで広域な伝播をもたらしたのである。
そして重要なことは、米・麦・茶・香辛料などの世界的な主要食物、そして磁器や綿織物・絹織物・染料・漆等の主要生産地は非ヨーロッパ圏であるということであり、けっして太古からヨーロッパが先進地域ではなかったことである。
第六に、だがしかしこうした交流は平和的なものばかりではなく、戦争と侵略、征服を常とし、被征服地の文化破壊、奴隷民としての編入がもたらされた。近代以降は従属理論や世界システム論が主張するように、西欧諸国によるアジア・アフリカ・アメリカ大陸の植民地化が進み、西欧を中核とした中心─従属關係、あるいは中心─半周縁─周縁といったシステム世界が構築されていったとされる。
だが、古代以来、世界では上記の大規模遠征や民族移動、対外戦争によって、洋の東西を問わず、ギリシャ・ローマであれ、シナであれ、イスラムであれ、多くの国家が征服されて滅び、多大な殺戮と虐殺が繰り返され、それは単に政治的軍事的衝突によるばかりでなく、民族的・宗教的な戦争として戦われたのであった。特にキリスト教の場合は、ユダヤ教徒への熾烈な迫害とともに、他教徒を魔女として排斥・虐待した魔女狩り、また宗教改革と称して新旧宗派間で繰り広げられた激しい戦闘、さらに聖地奪還を掲げてイスラム支配地に進攻した十字軍遠征、そしてそうしたキリスト教徒による神の国の樹立を掲げた排他的狂信的行為は、近代に入ってもアメリカ大陸における先住民の虐殺抹殺をはじめアジア・アフリカ地域の植民地化へと引き継がれていったのである。

他方で、古代からパレスチナの故地を幾度となく追われたユダヤ教徒が、ヨーロッパ各地で迫害を受けつつもキリスト教徒が忌避した金貸し・金融部門等で卓越した頭角を現して、近代資本主義形成過程から現在の世界経済においてもグローバルな金融資本家群を形成して各国の経済の中枢部に入り込み、国際経済を動かす主役の座を占めていること。さらにマルクス・エンゲルス・レーニンやフランクフルト学派の学者等、社会主義・共産主義の指導者にはユダヤ系の思想家が多く、ロシア革命の担い手も多くはユダヤ系の人々であった。

そして実現した社会主義国の発展や世界の社会主義運動はそうしたユダヤ系グローバル資本と連携している場合が多くみられるのである。』

さて、昨日までのところで、マルクスに至るまでの「ドイツ思想」に決定的な影響を与えた、「キリスト教神智学(Christian theosophy)」または「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」として知られる、ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)について確認してまいりました。

ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)

カール・マルクス
そして、“悪”についてのベーメの思想が、その後のドイツ観念論等に影響を与えてゆくようになるのですが、一昨日のところで、ご紹介させて頂いた論文中に登場していたイマヌエル・カントもその一人になりますが、そこで本日からは、このカントの“悪”についての思索を確認して参りたいと思います。

イマヌエル・カント
因みに、ベーメの言っていたことというのは、次のようなもので。。。
〇 人類は、神の恵みの状態から、罪と苦しみの状態に堕ちた
〇 悪の力には神に反抗した堕天使も含まれている
〇 神の目標は世界を恵みの状態に回復させることである
これが意味することは、世界は本来壊れているものであり、それを直すことができるのは正しい者だけである、ということになります。
他方、カントの言っていたことというのは、次のようなものでした(→☆無学の靴職人が妄想したにすぎない“悪”)。
たとえ世界を直すことができなくても、私たちは常に世界を直すことができると仮定して行動しなければならない

それでは、本日からは次の論文を参照させて頂き、カントが“悪”をどのように捉えていたのかを確認して参りましょう。

☆『カントと悪の問題』 小倉 貞秀
それでは早速見て参りましょう。
『 l .はじめに
倫理学は「人倫の理法」を研究する学問であるが、その理法の捉え方についてはさまざまな意見が存している。それはともかくとして今ここで、理法について言えば「道徳的原理」「道徳法則」としてわれわれはそれを捉え、倫理学を基礎づけようとする。したがってこうした道徳的原理を念頭に置いて「何が善でおり、何が悪であるか、何が義務にかない、何が義務に反しているかを判別する」必要があるのである(以下カントからの引用は文中に明記する、アカデミー版全集、 Grundl.,IV,404)。こうした見解は何もカントに限らず、ライプニツツも次のように語っている、「善と悪との目的原因 causes finale du bien et du mal は注目すべき合規則的か反法則的かの表象に存する」と。以上の点よりすれば、道徳的善・悪であるものは、「道徳的原理」「規則的表象j を基準として決められることになる。例えばカントは善に関して、さまざまな箇所で語っているのであるが、「卓越した善は法則の表象自体にほかならない」と言い、悪に関しでも「道徳的に反法則的なものはそれ自身悪である」と言う(IV,401)。しかしカントについて言えば、彼の倫理学書においては「善」の追求を中心として論旨が展開され、その反対概念である「悪」については念頭に置かれていないと言われている。すなわち、カントの倫理学書においては善の追求のみが彼の中心課題であった。しかしながら彼は晩年において「哲学的宗教論」 という名の下に宗教哲学を展開しているのであるが、詳しく言えば著作名は『単なる理性の限界内の宗教 Religion innerhalb der Grenzen der blossen Vemunft,1793』である(以下この書からの引用は『宗教論』と略記する)。ここに初めてカントは「悪」の問題を姐上にのぼせている。悪の問題をこの書ほどに論究しているものはない。
☆【日本語訳】 Paul Harvey : If I were the Devil... リン・ウッド弁護士御推奨動画 (⌒∇⌒)
さて善の追求のみが従来のカントの基礎づけの仕事であった。そして注意すべきことは、彼が『宗教論』において悪を考察するにしても、その場合常に善が念頭に置かれており、彼の説く悪は善と対立する悪というよりむしろ善のうちに消化されていく悪なのである。だから『宗教論』は道徳善の勝利を根本内容とするとも考えられるのであり、眼目は実は悪はむしろ「前提」なのである。それゆえわれわれは言うことができる、カントの『宗教論』は人間悪性の構成および記述に力が注がれるばかりでなく、勝利を博した善への信仰の基礎づけをも行っているのである、と。

フリードリヒ・シェリング
以上のようなカントの悪論、つまり「善」のうちに解消されていくべきと考えられる悪に対して、カント以後悪の積極的意義に注目して、人間的自由の本質的意義を善と悪との能力に求め、特に悪の根源的発生を考察し、悪の存在理由を説明しようとしたのはシェリングである。彼はカントが悪の問題を「根本悪」として究めようとした点を更に進めて悪現象を究明しようとしているのであるが、そうした言わば形而上学の領域にわれわれは踏み込んでいくことはできない。ともかくシェリングの『自由意志論』(Uber das Wesen der menschlichen Freiheit, 1809)は悪の問題についてカントからの影響を多分に有するものであるから、シェリング悪論をも考慮してみる必要もあろう。』
ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
続きは次回に♥
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