2021-02-12 (Fri)

『トバルカイン』 ピエール・メジャネル(Pierre Méjanel)
本日のキーワード : グローバル金融資本、悪
トバルカイン(Tubal-cain)は、『旧約聖書』「創世記」に登場する人物で、初めて鉄や銅の刃物を鍛えた鍛冶の始祖とされる。アダムより数えて7代目の子孫で、カインの子孫レメクとチラの子。

Facebook App & Masonic Tubal Cain

Mark Zuckerberg is at Little St James Island

Mr. Epstein in his Lolita Express plane
本日の書物 : 『日本共産党 噂の真相』 篠原 常一郎 扶桑社
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 【既に党籍から離れた元共産党員】ならば、明確にされている著名人が何人かいらっしゃいます。いわば【“ヤメ共”著名人】です。
ヤメ共リストのトップに挙げたいのが、高齢にもかかわらず【言論界】そして【プロ野球界】で大活躍されている【渡辺恒雄】氏です。読売新聞グループの本社代表会長で主筆です。東京大学に在学中、【共産党に所属していた】と自ら語っています。

渡辺恒雄
『突破者』で有名な【作家】の【宮崎学】氏も、早稲田大学時代には【日本共産党のゲバ部隊の指揮官】をしていました。

あと外せないのが、現在は【立憲民主党】所属の参議院議員の【有田芳生】氏。名前の「芳生(よしふ)」は【ヨシフ・スターリンにちなんで名付けられた】と言われています。ジャーナリスト時代はオウム真理教などカルト教団問題の追及では右に出る人がいませんでした。日本テレビの人気番組『ザ・ワイド』(終了)の常連コメンテーターでもありました。
有田氏は【お父上が共産党の大幹部】で、ご自身も【党中央委員会勤務後、共産党直系出版社である新日本出版社に勤務】されました。1980年代に、反戦団体「ベ平連」で中心となって活動した作家で、当時の若者に大きな影響を与えた左派文化人の代表的な人物だった【小田実】と、【上田耕一郎】党副委員長の対談企画を雑誌でやったことがありました。これが【宮本顕治党委員長(当時)の逆鱗に触れ】、有田氏は【査問されたあげく】、【党を除籍になった】そうです。
それくらい宮本顕治は小田実が嫌いだったのです。』

国益でなく自己のグローバルな範囲での私益を追求する勢力
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、日本共産党の内部事情を知り尽くした著者によって、日本共産党の実体を詳(つまび)らかに解説がなされている書物で、日本共産党のことだけではなく、グローバリズムを推し進めるディープステート(deep state)や、その走狗(そうく)となっている“ANTIFA”や“BLM”、あるいは“しばき隊”、かつての“SEALDs”などに代表される、じつは哀れな存在でしかない「おパヨク」らについても、その思考様式を理解することができる御薦めの良書となります。

それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 461,242(458,791)÷26,873,863(26,779,193)=0.0171・・・(0.0171) 「1.71%(1.71%)」

イタリア : 91,003(90,618)÷2,625,098(2,611,659)=0.0346・・・(0.0346) 「3.46%(3.46%)」

日本 : 6,372(6,278)÷404,127(401,848)=0.0157・・・(0.0156) 「1.57%(1.56%)」


☆【日本語訳】 U.S. DEPARTMENT of STATE / Fact Sheet : Activity at the Wuhan Institute of Virology (米国務省 / ファクトシート : 武漢ウイルス研究所での活動)
それでは、昨日に引き続きまして、次の論文を読み進めることで、「社会主義」・「共産主義」の世界観について確認して参りたいと思います。

☆『社会主義・共産主義的世界観の特質と問題点 :剰余価値学説と唯物史観の批判的検討(4)』筒井正夫
それでは早速見て参りましょう。
『 社会主義・共産主義的世界観の特質と問題点
剰余価値学説と唯物史観の批判的検討(4)
III マルクス主義そして閉ざされた 言語空間からの脱却
・・・もともとロシア革命は、アメリカ・ロックフェラー家やユダヤ系のロスチャイルド系金融資本家が、レーニンやトロツキーに資金援助してロシアに送り込んで成就させ、また革命後も工場・銀行建設を通してソヴィエトを支え続け、同時にそこから得られる利権を独占してきた。戦後も共産中国の誕生に尽力し、ヴェトナム戦争時にもソ連・東欧への資金物資援助を継続している。

そして、こうしたグローバル金融資本は一国の中央銀行を創設してその国の通貨発行権を独占し、国家の財政と金融政策を掌握することで莫大な利潤を恒常的に確保し、さらに常に対立する勢力を作り上げて分断し、相互に資金や武器を供給して利益を得つつ時には戦争や政変勃発も画策して勢力の調整を図りながら自己の統治を固めていく、あくまでも国益でなく自己のグローバルな範囲での私益を追求する勢力であった。彼等はまた、共産主義者と謀って、国際的に連携しつつ諜報・謀略活動を展開しており、政治家・軍人・財界・学界要人の籠絡等のロビー活動をはじめとして、捏造写真、偽文書、マスコミ、映画等の娯楽産業などあらゆる手段を使った世論操作を行っている。

これまで日本を、世界征服を企んだ侵略戦争を敢行した軍国主義国家として断罪した極東軍事裁判(「東京裁判」)、そこで日本軍の侵略性の象徴として持ち出され、1970年代以降朝日新聞等で喧伝されてきた「南京大虐殺」や、同じく日本軍の鬼畜にも劣る非人道性の証として流布されてきた「従軍慰安婦」に関しても、そうした謀略宣伝戦の一環で行われたものである。だが、それらを一つ一つ反駁する実証的な研究が次々と現れて、その虚構性がますます白日のもとに晒されつつある。その過程で、こうした反日キャンペーンの国際的ネットワークがどのように組織的に機能しているのかも明らかになりつつある。
さらに日本統治時代の朝鮮や台湾に関しても、レーニンの帝国主義論を前提に、日本帝国=悪という思い込みで分析をするのではなく、その統治の理念と実態を虚心坦懐に解明した研究に親しんだことも、従来のマルクス主義史観からの脱却を図る上で大きな力となった。特に、戦後の蒋介石・国民党による台湾人への呵責ない弾圧・虐殺と長期の戒厳令下の暗黒政治から平和裡に自由な議会制民主主義体制への移行を成し遂げた李登輝の思想と行動を知ったことが、戦前日本を再評価する上での契機となった。李登輝こそ、戦前日本で高等教育を受け、大東亜戦争にも従事した人物であり、戦前日本を高く評価し、そこで培った「日本精神」を糧として、台湾民主化に邁進していったからである。戦前の日本による台湾統治が、悪政と暴虐しかなかったとしたら、そこで育まれた精神が戦後台湾の圧政をはねのけていく糧となるということはあり得ないことだからである。李登輝の思想と行動とその成果こそ、戦前日本を正当に評価する上で、どれだけ勇気と力を与えてくれたか計り知れないのである。』

さて、これまでに、マルクスに至るまでの「ドイツ思想」に決定的な影響を与えた、「キリスト教神智学(Christian theosophy)」または「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」として知られる、ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)について確認してきましたが、

ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)

カール・マルクス
それに続いて今度は、“悪”についてのベーメの思想の影響を受けたイマヌエル・カントの“悪”についての思索を確認しているところになります。

イマヌエル・カント
因みに、ベーメの言っていたことというのは、次のようなもので。。。
〇 人類は、神の恵みの状態から、罪と苦しみの状態に堕ちた
〇 悪の力には神に反抗した堕天使も含まれている
〇 神の目標は世界を恵みの状態に回復させることである
これが意味することは、世界は本来壊れているものであり、それを直すことができるのは正しい者だけである、ということになります。
他方、カントの言っていたことというのは、次のようなものでした(→☆無学の靴職人が妄想したにすぎない“悪”)。
たとえ世界を直すことができなくても、私たちは常に世界を直すことができると仮定して行動しなければならない

それでは、昨日に続きまして、次の論文を参照させて頂き、カントが“悪”をどのように捉えていたのかを確認して参りましょう。

☆『カントと悪の問題』 小倉 貞秀
『 3.善への根源的素質
・・・さてカントは「道徳的感情」が「素質」であることを晩年に至って強調するのであるが、こうした把握の仕方と批判的倫理学書の把握の仕方との関連について述べておく。『道徳の形而上学』の第二部「徳論の形而上的基礎原理J(1797年)において、カントは道徳的諸性質のうちには、それをもたない場合には、もつべき義務があるとはいえないものがあるとして、そのうちのものとして「道徳的感情」をあげている。「さて道徳的感情をもつ義務とか、またこれを獲得すべき義務とかは存在しえない。なぜなら責任のあらゆる意識はこの感情を根底に置いており、かくして初めて義務概念のうちに存する強制を自覚するようになるのであるから、かえって何人も(道徳的存在者として)この感情を根源的にみずからのうちにもっている」(M.d.S.,IV ,399)。「すべての道徳的感情をもたない者は存しない」(ib.,V ,400)。ここでわれわれはカントが道徳的感情を「自然素質 praedispositio 」(ib.,399)として考えていることを承認せねばならない。人格性についての素質は、いわば人格性実現のためにそれを促進せしめる素質であるが、そこにおいては道徳的法則に対する尊敬への感受性としての「道徳的感情」が同時に素質として存しなければならない。つまりは人格性促進のための素質は、道徳的感情のための素質と同ーのものである。『宗教論』における道徳的感情論は「われわれの本性における根源的な善への素質」の一つとして説明されているのである。
ところでカントの批判的倫理学書における道徳的感情論は法則という叡智的理念が主体の有限性(感情)に現われる仕方を示していることが明らかにされるのであるが、この点については既に拙著において究明されているから、ここでは述べないが、上述の『宗教論』以下においては、道徳的感情には良心・隣人愛などと同じく道徳的素質の意義が認められ(IV,399)、批判的倫理学書における思想は影を潜めていると言われてもよいであろう。カントは批判の書において「倫理学の基礎づけ」についてかなりの業績をあげたのであるが、ある時期には[倫理学の体系」についても講義を行っていた。今日われわれが手にしうる講義録のうちに次のものがある。 1924年にパウノレ・メンツアーによってカントの『倫理学講義』が編纂出版された。この講義は17751780年の聞に行われたと言われる。その具体的内容において『道徳の形而上学』(1797年)と相覆(あいおお)う点が大いに見いだされる。
さて『倫理学講義』においては「人格性」という表現は見いだされないが、その代わり「人格の内なる人間性」という表現が頻繁に現われ、道徳生活を律するための基準として用いられている。ともかくここでは人間性が単なる理念として捉えられるというよりむしろ、すべての人間に素質的に備わる道徳性の事実として把握されている。こうした見解は晩年の思想と共通するものといってよい。』
ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
続きは次回に♥
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