2021-01-31 (Sun)

本日のキーワード : 両性具有、アダム、ヤコブ・ベーメ
両性具有(りょうせいぐゆう)は、男女両性を兼ね備えた存在の事を指し、両性具有者(りょうせいぐゆうしゃ)、ギリシャ語よりandrogynos(アンドロギュノス/アンドロギュヌス)とも称する。
ギリシャ神話では、ニンフのサルマキスに恋されて強制的に一心同体にされたヘルマプロディートスの話が存在する。後世に豊かな乳房を持った少年、あるいは男根を持った女性などの形で後世の芸術作品で表現されている。
両性具有の逸話として、プラトンの『饗宴』の中でアリストパネスが語ったとされる演説がある。この中でアリストパネスは、かつて男と女の他に「男女(おめ)」と称された両性具有者がおり、いずれも手足が4本ずつ、顔と性器も2つずつあったと説いた。ところが、ゼウスによってそれらを両断したため、手足が2本ずつ、顔と性器が1つずつの2人の「半身」となり、それぞれが残された半身に憧れて結合しようと求め合った。そして元々男女だった男と女が互いの半身、すなわち男は女を、女は男を求める事になった。それが男女の愛であると説いた。
両性具有は哲学や錬金術やグノーシス主義などでもシンボリズムとして取り上げられる場合があった。

『眠れるヘルマプロディートス』
本日の書物 : 『日本共産党 噂の真相』 篠原 常一郎 扶桑社
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 筆坂秀世氏によると、自分たちが若い党員だったころといいますから1960年代後半から1970年ごろのことでしょうが、「【共産党が参加】する【民主連合政府】が近い将来できる」と本気で思っていたそうです。だから「高いローンを背負って家を買わなくても、勤労者には低家賃で良質な住宅が保証されるだろう」と考え、マイホームを買うか買わないか真剣に悩んだそうです。

【民主連合政府】というのは、【社会主義・共産主義の政権ではありません】。【日本共産党が「革新三目標」に一致できるすべての党派とつくる連合政権】で、資本主義の枠内で改革を進める政治を行うとしています。

革新三目標とは、次のようなものです。
① 米軍事同盟と手を切り、真に独立した非核・非同盟・中立の日本をめざす。
② 資本中心、軍拡優先の政治を打破し、国民のいのちと暮らし、教育をまもる政治を実行する。
③ 軍国主義の全面復活・強化、日本型ファシズムの実現に反対し、議会の民主的運営と民主主義を確立する。
今見ると【共産党の手前味噌のような主張】のようですが、1960年代末ごろは【社会党(現在の社民党)】や【公明党】まで【「護憲」の立場でほぼこれと同じ主張】を国政の場でしていたのです。マスコミでも、自民党を中心とした保守と、社会・共産軸の革新側との保革対決が国政、地方政治の軸とされていましたから、民主連合政府は実現の可能性は大いにありそうに思えたものです。

EXCLUSIVE SOURCE: Biden Daughter’s Diary Details ‘Not Appropriate’ Showers With Joe As Child
"Was I molested. I think so."
(独占情報: バイデンの娘の日記には、子供の頃のジョーとの「不適切な」シャワーの詳細が記載されています。
"私は性的な虐待を受けたか? そう思う")
☆『EXCLUSIVE SOURCE: Biden Daughter’s Diary Details ‘Not Appropriate’ Showers With Joe As Child "Was I molested. I think so."』

特に1970年代前半には日本共産党が衆議院で大躍進しましたから、【マスコミ】も【「共産党政権ができたら」】などの記事を載せたりして、【盛んにもてはやした】ものです。』

両性具有の完全な一体性に憧れて・・・なわけないでしょwww
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、日本共産党の内部事情を知り尽くした著者によって、日本共産党の実体を詳(つまび)らかに解説がなされている書物で、日本共産党のことだけではなく、グローバリズムを推し進めるディープステート(deep state)や、その走狗(そうく)となっている“ANTIFA”や“BLM”、あるいは“しばき隊”、かつての“SEALDs”などに代表される、じつは哀れな存在でしかない「おパヨク」らについても、その思考様式を理解することができる御薦めの良書となります。

それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 419,696(418,673)÷25,188,728(25,098,475)=0.0166・・・(0.0166) 「1.66%(1.66%)」

イタリア : 85,881(85,461)÷2,475,372(2,466,813)=0.0346・・・(0.0346) 「3.46%(3.46%)」

日本 : 5,194(5,119)÷368,645(365,881)=0.0140・・・(0.0139) 「1.40%(1.39%)」


☆【日本語訳】 U.S. DEPARTMENT of STATE / Fact Sheet : Activity at the Wuhan Institute of Virology (米国務省 / ファクトシート : 武漢ウイルス研究所での活動)
それでは、昨日に引き続きまして、次の論文を読み進めることで、「社会主義」・「共産主義」の世界観について確認して参りたいと思います。

☆『社会主義・共産主義的世界観の特質と問題点 :剰余価値学説と唯物史観の批判的検討(3)』筒井正夫
それでは早速見て参りましょう。
『 社会主義・共産主義的世界観の特質と問題点
剰余価値学説と唯物史観の批判的検討(3)
Ⅱ 唯物史観とその問題点
2 問題点
以上、唯物史観の内容を概説し、未曾有の影響力を持ちえた理由の一端を考察してきた。だが、この唯物史観は多大な問題をはらんでいる。次にそれを、1)・2)・3) の内容に即して検討していこう。
(2)社会構成体の歴史的移行論について
マルクスは、唯物史観の公式のなかで社会構成体の発展の原動力を、下部構造における物質的生産諸力の発展と捉え、それが一定の段階に達して既存の生産諸関係が桎梏となり、矛盾する関係に至った時に社会変革の時が始まり、階級闘争による社会革命を通して成長する生産諸力に見合った上部構造(政治体制等)が産みだされて新たな社会構成体へと転換していくと説いた。ここでは、まず下部構造、上部構造のそれぞれについてこうした進歩発展史観が妥当かどうかを検討し、その上で社会構成体の移行論の問題点を指摘しよう。
3)社会構成体の移行論について
・・・また戦後フランスにおいては、アルチュセールがマルクス主義を構造主義的(可変的な表層的社会・文化諸現象の背後に隠された深層的で不変な構造を探究する思想・方法)に解釈するなかで、近代資本主義社会の再生産が営まれるためには、軍事力・警察力という国家の抑圧装置のみならず、人がシステムの規定に従って、自発的に生産関係の一部に加わるように、学校、情報メディア、福祉的制度、文化的慣行の制度、法的に定められた家族、等々が、国家のイデオロギー装置として機能していなければならないと、考察した。
さらにアルチュセールの教え子でもあったフーコーは、学問や物の認識は直線的に発展してきたのではなく、時代ごとに基本的な「認識枠組み」を通じて固有のスタイルがありそれぞれが断絶していると捉え、もろもろの思想の土台である「言説」の在り方(編成)も,社会的、政治‐権力的人間事象に関連させて解明する構造論的視座をひらいた。近代特有の権力構造も、国家の諸制度による規制のみでなく個々の内面から生命・生活・生殖まで把握され、従順な身体を持ち自発的に服従する個として管理するあり方を掴み出し、軍隊、監獄、学校、工場、病院は、規則を内面化した従順な身体を造り出す装置と把握された。
このような新たな思想潮流は、たしかにマルクス主義の下部構造規定論、労働者階級前衛論、暴力革命論ではなく、近代社会の文化・言説・認識を含む総体を、その根底から遡上に載せて批判し、市民社会のなかの合意獲得のためのイデオロギー諸装置や個の内面的な服従を醸成するものとして、近代国家の支配・管理・統制等を厳しく批判しているが、近代資本主義社会は、搾取と疎外に満ちた廃棄すべき社会であり、文化や精神は各時代ごとに構築されるものであると捉え、太古から現代にまで連綿と受け継がれてきた各地域固有の伝統文化や近代社会の慣習等をそうした「搾取と疎外」を植え付けるものとして否定的に捉えている点では、マルクス主義の基本認識を継承しているように思われる。
だがここには、古来から人類が営々と築き上げ、継承してきた知恵や文化や制度そのものの価値を尊重し、階層間の相互協力や理解を深め、歴史的に人類が様々な課題を解決してきた経験に学んでより融和的な社会を造りあげていこうとする精神は見られない。近代国家や社会は、隅々まで管理され、「合意」によって統合されたものであり、そこでの種々の文化や言説も、隠された認識の枠組みを暴いて批判されるばかりで、我々を活かし、より向上させるものとして肯定しようとはしない。だが、そうした見方そのものが、実は今一つの縛られた「認識の枠組み」を前提にしており、それは往々にして「ニュルンベルク裁判」や「東京裁判」といった時代の大状況が作りだした一方的な歴史認識の枠組とそれに立脚した権威や言論空間(江藤淳の言う『閉ざされた言語空間』)に依拠している場合が少なくない。またそれらの知は、古代以来積み上げられてきたヨーロッパの知や国家のあり方を前提としており、現存の森羅万象のなかに自然と祖先の英知を見て感謝と恩愛の感情を抱き、各層が共助関係を築き上げていくという、日本が歴史的に育んできた自然信仰や他力本願、「物心一如」、君民共治の精神などもまたそこには感じられないのである。』

さて、こちらも昨日の続きになりますが、マルクスに至るまでの「ドイツ思想」に決定的な影響を与えた、「キリスト教神智学(Christian theosophy)」または「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」として知られる、ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)について確認するために、次の論文を見て参りたいと思います。

ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)

カール・マルクス

☆『ヤコブ・ベーメにおける悪の思索 : 形而上の悪と人間』 中山みどり
因みに、ベーメの言っていたことというのは、次のようなもので。。。
〇 人類は、神の恵みの状態から、罪と苦しみの状態に堕ちた
〇 悪の力には神に反抗した堕天使も含まれている
〇 神の目標は世界を恵みの状態に回復させることである
これが意味することは、世界は本来壊れているものであり、それを直すことができるのは正しい者だけである、ということになります。
それでは早速見て参りましょう。
『 3.最初の人間アダムの完全性と転落
・・・神はアダムの「助け手」が必要だとして、アダムにエヴァを授ける。これによりアダムは両性具有の身体を完全に失い男女に分裂した。ベーメは、性の分裂を神の意志に背き楽園を追放される悲劇の要因と捉えている。アダムから作り出されながらも、アダムから独立した別個の存在であるエヴァは、彼とは異なった意志と心性を持ち、結果的にはアダムの助け手ではなく、「アキレス腱」になってしまう。悪魔に誘惑されて、アダムに罪を犯させる役割を彼女は担ったのである。こうして地上に転落した人間は、苦労して日々の糧を求め、アダムとソフィアの両性具有の完全な一体性に憧れては性の営みを繰り返し、カインの弟殺しのように、悪事に手を染めるようになっていったのである。』
☆【日本語訳】 Paul Harvey : If I were the Devil... リン・ウッド弁護士御推奨動画 (⌒∇⌒)

ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)




ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
続きは次回に♥
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