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     >  日本 >  無学の靴職人が妄想したにすぎない“悪”

    無学の靴職人が妄想したにすぎない“悪”

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    本日のキーワード : 唯物史観、マルクス、形而上学的悪、ヤコブ・ベーメ、イマヌエル・カント



    唯物史観(ゆいぶつしかん)「唯物論的歴史観」の略であり、史的唯物論(ドイツ語: Historischer Materialismus)と同義である。19世紀にカール・マルクスの唱えた歴史観である。その内容は人間社会にも自然と同様に客観的な法則が存在しており無階級社会から階級社会へ階級社会から無階級社会へと生産力の発展に照応して生産関係が移行していくとする歴史発展観である。

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    本日の書物 : 『百田尚樹の日本国憲法』 百田 尚樹 祥伝社



    戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

    そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

    私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

    客観的に情勢を判断する必要があります。

    それでは、この書物を見ていきましょう!




    『 この頃、ヨーロッパ最強国であった【スペイン】【日本を占領】しようと考えていました彼らのやり方は、【最初にキリスト教の宣教師を送り込み、その国の文化や宗教観を破壊】します。そうして【国力を弱体化】させたところで、【軍隊を派遣】して【一気に軍事占領】するというものです。南アメリカや東南アジアの多くの国々がそのようにしてヨーロッパの植民地となりました。

     ただ【日本ではうまくいきませんでした】その理由の一つが、【日本の鉄砲保有数】てす。統計的資料はありませんが、戦国時代末期【日本の鉄砲保有数は世界一】と言われています。信長との謁見したこともあるイエズス会宣教師アレッサンドロ・ヴァリニャーノは、本国イタリアへの報告書の中で日本人の好戦性に触れ、【軍事費の比較からも日本の征服は不可能】であると述べています。

     実際、山城・平城・平山城・水城・陣屋など中世の軍事施設は3万〜5万も存在したとする説もあります。現在、コンビニは全国に約5万8000店舗ありますが、これと比べても、いかに【当時の日本が「軍事国家」だった】ことがわかります。こんな国を占領するのは大変です。

     また当時は、江戸時代のような明確な兵農分離は行われておらず、武士だけでなく僧侶も農民も武装していました。成人男性の大半が刀を持っていたわけです。これもまた【抑止力】です。武力で相手を打ち負かすだけでなく、相手に強いと思わせることも抑止になる。だから、【世界の大半を支配したヨーロッパの列強も手出しができなかった】のです。』

    日の丸

    ヤコブ・ベーメからイマヌエル・カントに継承されたこと


    いかがでしょうか?

    今回ご紹介させていただく書物は、「マルクス主義」と同様に我が国を蝕みさらには日本国民の生命と安全を守らない口実を与える根拠となっている「THE・日本国憲法」の、どこがどう問題でなにがどれほど異常なのかが簡単に理解できる良書で、いわゆる「おパヨクの砦」である「THE・日本国憲法」廃止し本来あるべき「天皇陛下がしらす日本国の憲法」を新たに創設するためにも、知っておきたい事実が数多く紹介されているお薦めの良書となります。

    読書6-37

    それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。

    (死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)

    ※(  )内は前回の数値

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    Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE

    アメリカ : 379,365(374,749)÷22,771,320(22,463,467)=0.0166・・・(0.0166) 「1.66%(1.66%)」
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    イタリア : 79,819(79,203)÷2,303,263(2,289,021)=0.0346・・・(0.0346) 「3.46%(3.46%)」
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    日本 : 3,962(3,898)÷298,419(293,707)=0.0132・・・(0.0132) 「1.32%(1.32%)」
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    続いて、昨日に引き続きまして、次の論文を読み進めることで「社会主義」・「共産主義」の世界観について確認して参りたいと思います。

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    『社会主義・共産主義的世界観の特質と問題点 :剰余価値学説と唯物史観の批判的検討(3)』筒井正夫

    それでは早速見て参りましょう。

    『 社会主義・共産主義的世界観の特質と問題点

    剰余価値学説と唯物史観の批判的検討(3)

    Ⅱ 唯物史観とその問題点

    2 問題点

     以上、唯物史観の内容を概説し未曾有の影響力を持ちえた理由の一端を考察してきただがこの唯物史観は多大な問題をはらんでいる次にそれを、1)・2)・3) の内容に即して検討していこう

    (2)社会構成体の歴史的移行論について

     マルクスは唯物史観の公式のなかで社会構成体の発展の原動力を下部構造における物質的生産諸力の発展と捉えそれが一定の段階に達して既存の生産諸関係が桎梏となり矛盾する関係に至った時に社会変革の時が始まり階級闘争による社会革命を通して成長する生産諸力に見合った上部構造(政治体制等)が産みだされて新たな社会構成体へと転換していくと説いたここではまず下部構造上部構造のそれぞれについてこうした進歩発展史観が妥当かどうかを検討しその上で社会構成体の移行論の問題点を指摘しよう

    1)下部構造の発展論について

     ・・・唯物史観では、社会主義社会資本主義社会よりさらに技術力が進歩し生産力が発展することになっているからこうした人間個人の多面的能力や使う人や環境を配慮し思いやる心の喪失はいっそう深刻化していくであろう。なぜなら社会主義では徹底した唯物論的観点から個々人の多様な質的好みや能力は視野の外におかれ量的な生産の拡大が人々の需要や好みの実情を配慮することなく計画経済が強権的に行われていくからである。

     さらに近代的大量生産においては人と自然の関係も大きく変貌させられる機械による大量生産には原材料として莫大な資源が必要である。それは自然を掘り起こし化学的に分解・加工して機械装置に投入して活用される資源とはすなわち大地・山・水(海・河川・湖沼等)・大気である唯物論に徹する社会主義者・共産主義者はこれらを単なる物質と捉えるからそこに無数の生命が棲み互いに複雑な相互依存関係を構築して小宇宙のような世界を形成していることに思い至らない。』






    ヒトラー スターリン 毛沢東 

    さて、こちらも昨日の続きになりますが、マルクスに至るまでの「ドイツ思想」に決定的な影響を与えた「キリスト教神智学(Christian theosophy)」または「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」として知られる、ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)について確認するために、次の論文を見て参りたいと思います。

    ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)
    ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)

    カール・マルクス
    カール・マルクス

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    『ヤコブ・ベーメにおける悪の思索 : 形而上の悪と人間』 中山みどり

    因みに、ベーメの言っていたことというのは、次のようなもので。。。

    〇 人類は、神の恵みの状態から、罪と苦しみの状態に堕ちた

    〇 悪の力には神に反抗した堕天使も含まれている

    〇 神の目標は世界を恵みの状態に回復させることである


    これが意味することは、世界は本来壊れているものでありそれを直すことができるのは正しい者だけである、ということになります。

    それでは早速見て参りましょう。

    『 はじめに

     ・・・私見によれば、本稿で取り上げるヤコブ・ベーメ(1575-1624)は、形而上学的悪の本質について、人間の実在の次元まで射程に入れて考察している。もとより、それをなしたのは彼ひとりではなかろう。だが、人間の自由な行為と悪との関連という、カントバーダー、またシュエリング観念論哲学の悪についての問題意識に一定の影響を与えている点でも、ベーメの悪についての思索重要性を帯びているこのことは従来あまり注目されて来なかった


    イマヌエル・カント
    イマヌエル・カント

     ベーメは、ゲルリッツの靴職人で、敬虔なルター派の信者であった。無学だが空んじる程聖書に親しんでいた。その敬虔なキリスト教信者も、晩年には宗派間の激しい対立から引き起こされた三十年戦争(1618-48)に直面しなければならなかった。そうした荒廃した時代を背景に、彼は個人的な神秘体験を自身の根源的な体験としつつ聖書を最大の知的源泉にして現象の背後にある悪の本質の探求をめざしたのである。

     本稿では、神、人間、自然を包括する、ベーメが構築した体系のうちに位置づけられている形而上学的悪について概観した後に、そうした形而上の悪が人間の実在といかなる関係にあると彼が考えたのか解明したいその際創世記に記されたアダムの堕罪神話についてのベーメの解釈の分析が中心となろう。』


    ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)
    ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)

    御覧の通り、形而上学的な“悪”についての多大な影響を与えたのがヤコブ・ベーメで、論文中に登場していたイマニエル・カントも、もちろん影響を受けていました。このカントについては、後日書かせて頂きたいと思っていますが、そのカントが言っていること次のようなものとなります。

     If one cannot prove that a thing is, he may try to prove that it is not. And if he succeeds in doing neither (as often occurs), he may still ask whether it is in his interest to accept one or the other of alternatives hypothetically, from the theoretical or the practical point of view. Hence the question no longer is as to whether perpetual peace is a real thing or not a real thing, or as to whether we may not be deceiving ourselves when we about the former alternative, but we must act on the supposition of its being real.

    ( あるものがあることを証明できない場合は、そうでないことを証明しようとすることができる。そして、どちらもできなかったとしても(よくあることだが)、理論的な観点からも実用的な観点からも、仮説的に代替案のどちらか一方を受け入れることが自分の利益になるかどうかを問うことができる。したがって、もはや問題は、永久平和が現実のものか現実のものではないか、あるいは前者の代替案について、我々が自分自身を欺いていないかもしれないかどうかということではなく、我々はその現実であるという仮定の上で行動しなければならないのである。)

    つまり、たとえ世界を直すことができなくても私たちは常に世界を直すことができると仮定して行動しなければならない、とカントは言っているわけです。

    イマヌエル・カント
    イマヌエル・カント

    これまでに書かせて頂いておりますとおり、ヤコブ・ベーメが言っていることの意味は、

    “世界は本来壊れているものでありそれを直すことができるのは正しい者だけである”

    で、そのヤコブ・ベーメの影響を受けたイマヌエル・カントが言っていることの意味が、

    “たとえ世界を直すことができなくても私たちは常に世界を直すことができると仮定して行動しなければならない”

    となります。ここで見られる微妙な変化にお気付きでございますでしょうか? 

    まずはそのことを理解して頂く必要があります

    女性 ポイント ひとつ

    ということで、本日はここまでとさせて頂きます。















    続きは次回に♥




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