2023-06-15 (Thu)

本日のキーワード : ウクライナ、ネオナチ、インテグラル・ナショナリスト、ウォロディミル・ゼレンスキー、ユダヤ人、レオ・シュトラウス、シュトラウス派、歴史修正主義、ロシア、中国
The defeat of Ukraine is becoming clearer
明らかになりつつあるウクライナの敗戦 ①
It is an open secret: the government of Kiyv is losing militarily to the Russian army. The latter is advancing without hurrying and is building the defense of the regions that joined Moscow by referendum. But this inexorable reality hides others. For example, the fact that Turkey, still a member of NATO, supports Russia and provides it with spare parts for its army. Not only is the Atlantic Alliance losing, but it is cracking.
それは公然の秘密である : キエフ政府は、ロシア軍に軍事的に負けている。後者は急ぐことなく前進しており、住民投票によってモスクワに加わった地域の防衛態勢を整えている。 しかし、このどうしようもない現実には、他にも隠されていることがある。例えば、現在も NATO に加盟しているトルコがロシアを支援し、その軍隊の予備部品を提供しているという事実だ。大西洋同盟は負けているだけでなく、亀裂も入っているのである。

President Zelensky, who mocked the way Ukrainians came to Brussels to beg when he was a comedian, came to Brussels to beg as president.
芸人時代にウクライナ人がブリュッセルに物乞いに来る様を嘲笑したゼレンスキー大統領は、大統領としてブリュッセルに物乞いに来た。
The future of Ukraine is becoming clearer. The fighting is between the government in Kyiv, which refuses to honor its signature on the Minsk Agreements, and Russia, which intends to enforce Security Council Resolution 2202, which endorses the Agreements. On the one hand, a state that refuses international law and is supported by the West, on the other hand, another state that refuses Western rules and is supported by China and Turkey.
ウクライナの未来が見えてきた。その戦いは、ミンスク協定への署名を拒否するキエフ政府と、協定を支持する安保理決議 2202 を執行するつもりのロシアとの間で行われている。一方では、国際法を拒否して欧米に支持される国家があり、他方では、欧米のルールを拒否して中国やトルコに支持される国家がある。
How could President Volodymyr Zelensky, elected to implement the Minsk Agreements, turn into an "integral nationalist", siding with fanatics, heirs to the worst criminals of the 20th century? This is a mystery. The most likely hypothesis is financial, as Mr. Zelensky has been known since the publication of the Paradise Papers for his off-shore accounts and his properties in England and Italy. Incidentally, Volodymyr Zelensky does not have much to do with his "integral nationalists". He is a coward. At the beginning of the war, he stayed several weeks, hidden in a bunker, probably outside Kiyv. He came out only after Israeli Prime Minister Nafatali Bennett assured him that President Vladimir Putin had promised him that he would not kill the Ukrainian president. Since then, he has been playing the matamore by video in all the political summits and artistic festivals in the West.
ミンスク協定を履行するために選ばれたウォロディミル・ゼレンスキー大統領が、なぜ 20 世紀最悪の犯罪者の後継者である狂信者たちに味方する 「インテグラル・ナショナリスト (integral nationalists / 統合主義者 / 統合民族主義者) 」 に変貌してしまったのか? これは謎である。最も可能性の高い仮説は金がらみで、ゼレンスキーはパラダイス文書が発表されて以来、オフショア口座やイギリスやイタリアの不動産を持っていることで知られているからだ。ちなみに、ウォロディミル・ゼレンスキーは、彼の 「インテグラル・ナショナリスト」 とはあまり関わりがない。彼は臆病者である。戦争が始まったとき、彼は恐らくキエフ郊外の地下壕に隠れて、数週間滞在した。彼が出てきたのは、イスラエルのナフタリ・ベネット首相が、ウラジーミル・プーチン大統領からウクライナ大統領を殺さないと約束されたと断言した後であった。それ以来、彼は欧米のあらゆる政治サミットや芸術祭で、ビデオで威張り散らすようになった。




2000年世田谷一家惨殺事件の犯人の事言っちゃてるよ👀‼️大丈夫か
— 橘賀昌 (@KyO3wTachibana) November 7, 2022
ヤッパリね🤔 pic.twitter.com/CPJiPfXFYb
☆The defeat of Ukraine is becoming clearer
本日の書物 : 『半導体戦争 世界最重要テクノロジーをめぐる国家間の攻防』 クリス・ミラー ダイヤモンド社
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 他国にとっての不安の種は、中国が巨額の補助金を通じて、特に最先端の技術が不要なサプライ・チェーンの複数の分野で、市場シェアを獲得することだ。外国製のソフトウェアや装置へのアクセスを新たに厳しくしないかぎり、今後中国は旧世代のロジック・チップの生産において、ずっと大きな役割を果たすようになるだろう。
加えて、中国は電気自動車向けの電源管理チップの開発に必要な材料へと、資金を投じている最中だ。一方、中国の YMTC は、NAND メモリ市場で大きなシェアを獲得できるチャンスがおおいにある。半導体産業全体において、中国の製造シェアは、2020 年代の開始時点で世界の生産能力全体の 15 %から、2030 年には 24 %まで上昇し、量の面で台湾や韓国に追いつくと推定されている。
その時点でも、中国が技術の遅れをとっていることはほぼまちがいないが、半導体産業のより多くの部分が中国に移転すれば、中国の影響力は増し、いっそう技術移転を要求できるようになる。
アメリカなどの国々が輸出規制を課すのは今以上の痛手となり、中国が抱える労働力のプールはいっそう巨大なものになるだろう。』

“民族問題” と “LGBT問題” はソックリ!
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、ウクライナ紛争と同時進行で実行されている、現代社会で最も重要な戦略物資の一つである 「半導体」 をめぐる 「経済戦争」 の理解を深めるための初歩的・一般的な書物で、「これまでの半導体の歴史」 をざっくりと把握するのにお薦めの良書になります。残念ながら、ほぼ 「前工程」 に関する記述しかされておらず、急激に変化すると考えられている 「これからの半導体の歴史」 を予測するうえで必要な 「後工程」 に関する記述が欲しかったところですが、アメリカ目線で書かれた書物ですので致し方ないというところでしょうか。内容的には中学生レベルでも読めるものとなっていますので、まずは手始めにご覧になってみてはいかがでしょうか?

さて、これまでの流れを、簡単に確認しておきますと、まず、出発点として、カール・マルクス (1818 - 1883) が生まれる約 200 年ほど前の時代 (日本で言えば、戦国時代から江戸時代初期にかけての時代) に、ドイツの神秘主義者であるヤーコプ・ベーメ (ヤコブ・ベーメ、1575 - 1624) という名の人物がいて、その後の 「ドイツ思想」 に決定的な影響を与えた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」・「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 なるものが世に生まれることになります。(詳しくはこちらから💓)

ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)
そのベーメの言っていたことというのは、次のようなものでした。
世界は本来壊れているものであり、それを直すことができるのは正しい者だけである (詳しくはこちらから💓)
そして、その影響を受けたのがプロイセン (ドイツ) の哲学者イマヌエル・カント (1724 - 1804) で、彼が言っていたことは、次のようなものでした。

イマヌエル・カント
たとえ世界を直すことができなくても、私たちは常に世界を直すことができると仮定して行動しなければならない (詳しくはこちらから💓)
また、ドイツ観念論を代表する思想家ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル (1770 - 1831) も影響を受けていて、そんな彼が言っていたことは、次のようなものでした。

ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル
世界が固定されていたとしても、私たちは無意識のうちに分裂を起こし、世界が再び崩壊し始めることになる (詳しくはこちらから💓)
で、この流れを受け継いでいるのがカール・マルクスであり、ウラジミール・レーニン (1870 - 1924) で、彼らが言っているのは次のようなことです。

カール・マルクス
私たちには、世界を壊したいという衝動はない。もし私たちが世界を壊すとすれば、それは私たちが社会とその主人たちからそうすることを学んだからである

ウラジーミル・イリイチ・レーニン
われわれは、世界を固定するために、意識の統一を強行しよう (詳しくはこちらから💓)
このように、ドイツで生まれた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 を出発点として、その後、人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想が生み出されることとなります。ここで重要な点は、そもそも全知全能なる神が創り賜うた世界にあって、なぜ悪が存在するのか、という疑問から生じた 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 が、ユダヤ・キリスト教的 “善悪二元論” をより一層強化し、世界を完全に良くするために 「悪なるもの」 を消し去らねばならない、といった浅はかな思考へと陥る人々を生じさせたことです。多くの一般的な人々も陥りやすい誤った思考ですが、特に 「極左おパヨク」 と呼ばれる連中は、その影響をもろに受けてしまうほどの 「おバカ」 で、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することで、ユダヤ・キリスト教的な 「贖罪(しょくざい)」 の対象物として “罪” を創り出し、その罪に対する償 (つぐな) い・贖 (あがな) いを果たねばならない、と妄信させることによって、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 の下で、人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し ( ← これが、ポリコレw)、人々の “自由” を奪う極めて 「権威主義的な統制社会の再構築」 を目指す連中の思う壺となっていて、それはまさに現在、私たちが普通に目にすることができる状況にあります。つまり、もはや隠そうともしていない、という状況にあるということです。

その 「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 については、ドイツ出身の社会学者・歴史学者かつマルクス主義者であり、エリート理論の信奉者で、さらにはファシズム (全体主義者) でもあったロベルト・ミヒェルス (ロベルト・ミヘルス) が提唱した仮説である 『寡頭制の鉄則』 (iron law of oligarchy) を確認をしてきましたが、そこにもやはり 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 の影響を見ることができます。(詳しくはこちらから💓)

ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)
また、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー) 」 と同根の言葉である 「オリガルヒ (oligarch) 」 につきましても、ロシア (詳しくはこちらから💓) やウクライナ (詳しくはこちらから💓) の事例から、そこには少なからぬ 「ユダヤ人 ( = ユダヤ教徒)」 (こちらもご参照💓) が存在していることも判明しました。

さらには、ウクライナとユダヤ人 ( = ユダヤ教徒) と特異な関係を、ウマン (ウーマニ) 巡礼の形成の歴史を通じて確認しました。 (詳しくはこちらから💓)

そこで、現在 “ユダヤ人” (民族としては定義され得ない、単なる宗教信者のグループ) という存在に着目し、より一層理解を進めるために、様々な論文を見ているところとなります。

☆『なぜロシア・シオニストは文化的自治を批判したのか : シオニズムの「想像の文脈」とオーストリア・マルクス主義民族理論』鶴見太郎
それでは早速、続きを見て参りましょう。
『 5. ロシア・シオニズムにおけるオーストリア民族理論と 「文化的自治」 批判
5-2. 文化的自治批判と領土観
次にジャボティンスキーは、民族の権利を 「民族的自治権」 と 「民族的市民権」 の 2 つに分類する。前者は、いわば国家の干渉から自由であり、民族が 「自分であること」 を確保する権利であり、後者は、逆に国家から引き出す権利である ―― 具体的には、国家機構が民族の成員と関わるときにその民族語を用いるとか、国家の立法府や官僚機構に民族の成員を受け入れてもらう、といったことにかかわる権利である。この論文では、前者の 「自治権」 についてのみ論じられている。

カール・カウツキー

カール・レンナー

オットー・バウアー
民族の権利を論じるにあたってまず問題になるのが、どの指標が集団を規定するのかという問題である。彼によると、ロシアの公式的な 「ナショナリティ」 (национальность) は、法的な用語であるよりも行政的な用語であり、実質的に、「生まれ」 を意味してきたが、それはオーストリアの現実からすると間違っている。また、オーストリアを含め、言語が法的な基準として最良のものと理解されているが、彼はレンナーに同調して、これにも否定的である。ジャボティンスキーによると、言語を失うとナショナリティも失うとする議論があるが、それは、その人物がどの集合性に属し、生き、喜びや悲しみを分かち合うのかという問題が看過されているからである。とどのつまり、重要であるのは 「民族意識」 (национальное сознание) なのだという。そして、彼はレンナーも同じ結論に至ったと記しつつ、「自己申告」 を民族帰属を決定するものとして挙げる。ここで彼はルナンが 1882 年にソルボンヌで行った講演 「国民とは何か」 における 「人間というものは自分の種族、自分の言語、自分の宗教の奴隷ではなく、河川の流れ、山脈の向きの奴隷でもありません。健全な精神と熱い心をもった人々からなる大きな集合が、国民と呼ばれる道徳意識を創造します」 という一文を引いている。そして、帰属民族の変更は、宗教の改宗と同様の自己の責任であり良心の問題であるという。』
ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
続きは次回に♥
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