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    親子チョコ💗(500冊以上の良質な書籍のご紹介)

    子どもたちの教育のため、また、その親である私たち自身が学ぶための、読まれるべき良質な書籍のみをご紹介させていただきます。

     >  国際 >  ユダヤ教イエス・キリスト派 (=キリスト教) のアメリカの “崇高な使命”

    ユダヤ教イエス・キリスト派 (=キリスト教) のアメリカの “崇高な使命”

    A storm is coming 647

    本日のキーワード : ウクライナ、ネオナチ、インテグラル・ナショナリスト、ウォロディミル・ゼレンスキー、ユダヤ人、レオ・シュトラウス、シュトラウス派、歴史修正主義、ロシア、中国



    The defeat of Ukraine is becoming clearer
    明らかになりつつあるウクライナの敗戦 ⑥

    It is an open secret: the government of Kiyv is losing militarily to the Russian army. The latter is advancing without hurrying and is building the defense of the regions that joined Moscow by referendum. But this inexorable reality hides others. For example, the fact that Turkey, still a member of NATO, supports Russia and provides it with spare parts for its army. Not only is the Atlantic Alliance losing, but it is cracking.
    それは公然の秘密である : キエフ政府は、ロシア軍に軍事的に負けている。後者は急ぐことなく前進しており、住民投票によってモスクワに加わった地域の防衛態勢を整えている。 しかし、このどうしようもない現実には、他にも隠されていることがある。例えば、現在も NATO に加盟しているトルコがロシアを支援しその軍隊の予備部品を提供しているという事実だ。大西洋同盟は負けているだけでなく亀裂も入っているのである

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    President Zelensky, who mocked the way Ukrainians came to Brussels to beg when he was a comedian, came to Brussels to beg as president.
    芸人時代にウクライナ人がブリュッセルに物乞いに来る様を嘲笑したゼレンスキー大統領は、大統領としてブリュッセルに物乞いに来た

    Two weeks ago, the Pentagon’s inspector general went to Ukraine, officially to shed light on these detours. In a previous article, I showed that he came there mainly to successfully erase the traces of Hunter Biden’s affairs. The Ukrainian Defense Minister, Oleksiy Reznikov, had announced that he and several members of his administration would resign urgently. This is still not the case.
    2 週間前、国防総省の監察官がウクライナに赴き、この迂回路に焦点を当てることが正式に決まった。前回の記事で、彼がウクライナに行ったのは主にハンター・バイデンの事件の痕跡を消すためであることを示した。ウクライナの国防大臣であるオレクシー・レズニコウは、自身と数名の政権メンバーが急遽辞任することを発表していた。これは未だに実現されていない。

    オレクシー・レズニコウ
    オレクシー・レズニコウ

    The last question is why Germany, France and the Netherlands, co-owners of the Nord Stream gas pipelines, do not protest after the sabotage of which they were victims on September 26, 2022? And why don’t they react to the revelations of Seymour Hersch on the responsibility of the United States and Norway? ? It is true that the spokesman of the Alternative for Germany nationalists has called for the creation of a commission of inquiry in the Bundestag on this sabotage, but the vast majority of politicians in these three countries are keeping a low profile: their worst enemy is their ally!
    最後の疑問はガスパイプライン 「ノルド・ストリーム」 の共同所有者であるドイツ、フランス、オランダが2022 年 9 月 26 日に被害に遭った破壊工作の後なぜ抗議しないのか? ということだ。また、米国とノルウェーの責任に関するシーモア・ハーシュ氏の暴露に対してもなぜ彼らは反応しないのだろうか?? 「ドイツのための選択肢 (AfD) 」 のスポークスマンが、連邦議会でこの破壊行為に関する調査委員会の設置を求めているのは事実だが、これら 3 ヶ国の政治家の大半は目立った動きを見せてはいない : 最悪の敵は味方にいる!

    On the contrary, they flattered themselves by receiving President Volodymyr Zelensky in Brussels. But he had previously visited Washington and London, the two capitals that count, before coming to address those who pay.
    それどころかウォロディミル・ゼレンスキー大統領をブリュッセルに迎えてお世辞を並べたのである。しかし、彼はお金を払ってくれる人たちへの挨拶に来る前にワシントンとロンドンという 2 つの首都を訪問していたのである。

    Is Zelensky a Cousin of George Soros?

    Hitler.jpg 習近平思想の着想者であり、中国的特徴を持つ社会主義の提唱者である習近平総書記

    岸田内閣


    The defeat of Ukraine is becoming clearer



    本日の書物 : 『第二次世界大戦 アメリカの敗北 米国を操ったソビエトスパイ』 渡辺 惣樹 文藝春秋



    戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

    そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

    私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

    客観的に情勢を判断する必要があります。

    それでは、この書物を見ていきましょう!




    『 当時のアメリカは米西戦争で手に入れた (形式的にはスペインからの買収) フィリピンの安全保障に自信がなかったフィリピンでは民族派の独立運動が続いていた彼らは日本に支援を求めていたアメリカの西漸 (せいぜん) による国土拡大のロジックは、「未開人 (アメリカ先住民) 」 を啓蒙することにあった。それが神から与えられた崇高な使命であり、「明白なる使命 (マニュフェスト・デスティニー) 」 であった。しかしカリフォルニアまで到達すると広大な太平洋がこれ以上の西漸を遮った。アメリカにフロンティアが消えたのである。…

     しかしアメリカは新たな未開の地をすぐに見つけた。それが米西戦争で得たフィリピンであった。太平洋の西端の島嶼が西漸運動のフィナーレとなった。アメリカは北米大陸西漸の過程でアメリカ先住民との間で戦いを繰り広げた。「未開人」 の彼らに農業を教え定住生活に導くことが、彼らのマニュフェスト・デスティニーだった。その過程で少々乱暴な行為 (虐殺) があっても致し方ないあくまで 「未開人」 の啓蒙のためであり、結局彼ら自身の将来のためである。このような考え方こそがアメリカの西漸運動正当化のロジックとなっていた。だからこそ、一九世紀最後に獲得した未開の地フィリピンの啓蒙作業を成功裏に終えたかったマニュフェスト・デスティニーを有終の美で飾りたかったその作業を誰にも (どこの国にも) 邪魔されたくなかった

    エミリオ・アギナルド
    エミリオ・アギナルド

     そのとき 「フィリピン土人 (独立民族派) 」 の首領エミリオ・アギナルドが支援を求める日本は 「マニュフェスト・デスティニー物語」 最終章の邪魔者となっていた。』

    日の丸

    領土や言語、文化がネーション (民族) を定義することはない?

    いかがでしょうか?

    今回ご紹介させていただく書物は、第二次世界大戦時にアメリカを実質的に動かしていたのが誰だったのかという疑問に明確な解答を示してくださる良書で、まずはこの書物を通じて基本を押さえて頂き、その上で、その発祥が同根 (もちろんソ連です) で、やがて対立するようになるもう一方の流れがアメリカで根を張り、米ソ冷戦の時代をつくり、ソ連なきあとのロシアを依然敵視し、そして今まさに、欧州連合 (EU) や日本を巻き込み、アメリカ以外の国々を弱体化せしめ、その一強の覇権体制の延命を図ろうとして 「ウクライナ紛争」 を引き起こした、現代アメリカを実質的に動かしている連中 (ネオコン&シュトラウス派) に、どのように繋がっていくのかを考えるためのきっかけとして活用して頂きたい書物のひとつとなります。

    読書 女性 3-3





    さて、これまでの流れを、簡単に確認しておきますと、まず、出発点として、カール・マルクス (1818 - 1883) が生まれる約 200 年ほど前の時代 (日本で言えば、戦国時代から江戸時代初期にかけての時代) に、ドイツの神秘主義者であるヤーコプ・ベーメ (ヤコブ・ベーメ、1575 - 1624) という名の人物がいて、その後の 「ドイツ思想」 に決定的な影響を与えた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 なるものが世に生まれることになります。(詳しくはこちらから💓

    ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)
    ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)

    そのベーメの言っていたことというのは、次のようなものでした。

    世界は本来壊れているものであり、それを直すことができるのは正しい者だけである詳しくはこちらから💓

    そして、その影響を受けたのがプロイセン (ドイツ) の哲学者イマヌエル・カント (1724 - 1804) で、彼が言っていたことは、次のようなものでした。

    イマヌエル・カント
    イマヌエル・カント

    たとえ世界を直すことができなくても、私たちは常に世界を直すことができると仮定して行動しなければならない詳しくはこちらから💓

    また、ドイツ観念論を代表する思想家ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル (1770 - 1831) も影響を受けていて、そんな彼が言っていたことは、次のようなものでした。

    ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル
    ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル

    世界が固定されていたとしても、私たちは無意識のうちに分裂を起こし、世界が再び崩壊し始めることになる詳しくはこちらから💓

    で、この流れを受け継いでいるのがカール・マルクスであり、ウラジミール・レーニン (1870 - 1924) で、彼らが言っているのは次のようなことです。

    カール・マルクス
    カール・マルクス

    私たちには、世界を壊したいという衝動はない。もし私たちが世界を壊すとすれば、それは私たちが社会とその主人たちからそうすることを学んだからである

    ウラジーミル・イリイチ・レーニン 1
    ウラジーミル・イリイチ・レーニン

    われわれは、世界を固定するために、意識の統一を強行しよう詳しくはこちらから💓

    このように、ドイツで生まれた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 を出発点として、その後、人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想が生み出されることとなります。ここで重要な点は、そもそも全知全能なる神が創り賜うた世界にあって、なぜ悪が存在するのか、という疑問から生じた 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 が、ユダヤ・キリスト教的 “善悪二元論” をより一層強化し、世界を完全に良くするために 「悪なるもの」 を消し去らねばならない、といった浅はかな思考へと陥る人々を生じさせたことです。多くの一般的な人々も陥りやすい誤った思考ですが、特に 「極左おパヨク」 と呼ばれる連中はその影響をもろに受けてしまうほどの 「おバカ」 で、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することで、ユダヤ・キリスト教的な 「贖罪(しょくざい)」 の対象物として “罪” を創り出し、その罪に対する償 (つぐな) い・贖 (あがな) いを果たねばならない、と妄信させることによって、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 の下で人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し ( ← これが、ポリコレw)人々の “自由” を奪う極めて 「権威主義的な統制社会の再構築」 を目指す連中の思う壺となっていて、それはまさに現在私たちが普通に目にすることができる状況にあります。つまり、もはや隠そうともしていないという状況にあるということです。

    Hunter Biden Soros Linked to Biolabs in Ukraine





    その 「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 については、ドイツ出身の社会学者・歴史学者かつマルクス主義者であり、エリート理論の信奉者で、さらにはファシズム (全体主義者) でもあったロベルト・ミヒェルス (ロベルト・ミヘルス) が提唱した仮説である 『寡頭制の鉄則』 (iron law of oligarchy) を確認をしてきましたが、そこにもやはり 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 の影響を見ることができます。(詳しくはこちらから💓

    ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)
    ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)

    また、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー) 」 と同根の言葉である 「オリガルヒ (oligarch) 」 につきましても、ロシア詳しくはこちらから💓) やウクライナ詳しくはこちらから💓) の事例から、そこには少なからぬ 「ユダヤ人 ( = ユダヤ教徒)」こちらもご参照💓) が存在していることも判明しました。

    A storm is coming 245





    さらには、ウクライナとユダヤ人 ( = ユダヤ教徒) と特異な関係を、ウマン (ウーマニ) 巡礼の形成の歴史を通じて確認しました。 (詳しくはこちらから💓

    ウーマニ

    そこで、現在 “ユダヤ人” (民族としては定義され得ない、単なる宗教信者のグループ) という存在に着目し、より一層理解を進めるために様々な論文を見ているところとなります。

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    『なぜロシア・シオニストは文化的自治を批判したのか : シオニズムの「想像の文脈」とオーストリア・マルクス主義民族理論』鶴見太郎

    それでは早速、続きを見て参りましょう。

    『 5. ロシア・シオニズムにおけるオーストリア民族理論と 「文化的自治」 批判

    5-2. 文化的自治批判と領土観

     ハルトグラスに関して、もう1 つ象徴的な事実を挙げておきたい。彼はこの前年の 1907 年に、『領土とネーション』 という小冊子を刊行しているが、その最初の題辞に、「領土なしにネーション (※民族の意) は考えられない」 というカウツキーからの引用を掲げている。本書では 1 カ所レンナーが引用されているほかは、カウツキーの民族に関する基本論文や 「ロシアにおける民族問題」 という論文が引用や参照のほとんどを占めている。この冊子において、ハルトグラスも先のアブラモヴィッチ同様に、かつてカウツキーはネーションを絶対的な概念と考えていたのに対して、近年では ( 「ロシアにおける民族問題」 において) ネーションが永続的なものではなく環境によって変化する歴史的な範疇であると説いているということに共感を寄せている。そして、これまでに見てきたシオニスト同様に中世とは異なる資本主義化・産業化によるユダヤ人をめぐる社会経済構造の変化を挙げながらいかなる領土も持たずにネーション存立の基盤となるユダヤ人の経済を打ち立てる ―― それは、ハルトグラスによると、民族間の経済競争において、本拠地を持つという意味でも重要である ―― ことはできない、またそれなしには階級闘争も限定的たらざるをえないとして彼はブンドを批判している。実のところ、すでに 1903 年半ばにおいて、ブンドの指導者の一人B・フルムキンは、領土なしにユダヤ人はネーションたりえないとした 「カウツキーはシオニストの観点に近付いている」 と不満を表明していた。


    カール・カウツキー
    カール・カウツキー

    カール・レンナー
    カール・レンナー

    オットー・バウアー
    オットー・バウアー

     以上から導き出される事実は次の 2 つである。第 1 にロシア・シオニズムもレンナーらの掲げていた多民族共存国家 ―― 具体的には、単なるミニ民族国家の連合ではなく、各民族がそれぞれに 「本拠地」 を持ちながらも国家内で自由に民族として居住する国家 ―― という文脈を想定していたということ第 2 にその際レンナーらと同様に領土や言語、文化がネーションを定義することはないとし複合的な社会的な場としてネーションを想定したということつまり、言語や文化以上のことを 「欲張った」 ということではなく、むしろ、そもそも彼らにとって重要であったのは言語や文化を生み出す 「場」 の方だったのでありそれが社会的なものである以上社会的・社会経済的諸条件に依存すると考えたということである。だからこそ、「文化的自治」 を彼らは批判したのであり、多民族的秩序を想像できなかったからではなかったのである。』

    ということで、本日はここまでとさせて頂きます。







    続きは次回に♥




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