2021-08-06 (Fri)

本日のキーワード : ユダヤ教超正統派、ウマン、ウーマニ
ユダヤ教超正統派、ハレーディー(ム)(חֲרֵדִים Haredi または Charedi Judaism, ultra-Orthodox Judaism)とは、ユダヤ教の宗派の一部。ユダヤ教正統派の中でも、特に東部ヨーロッパに由来する伝統的な形態とその人々に対する通俗的な呼称。ヘブライ語では、単数形は「ハレーディー」であり、複数形は「ハレーディーム」(意味は「神を畏れる人」)である。ユダヤ教の最右派。信仰上の理由から出生率が高い(6.9)ため、イスラエル国内で信者数が増加している。人口に占める信者の比率は、2014年時点報道での10%近くから、2019年1月時点の報道では12%(約100万人)へ増えている。21世紀半ばにはイスラエル人口の40%に達するとの予測もある。
本日の書物 : 『犬のココロをよむ ―― 伴侶動物学からわかること』 菊水 健史、永澤 美保 岩波書店
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 それに比べて、【チンパンジー】などは群れで生活していますが、【仲間との共同作業は比較的少ない】ことが知られています。獲物をとるにしても個々での活動が主体であり、とった食べものを分け合うこともめったにありません。どちらかというと美味しい食べ物は他のチンパンジーに見られないように、隠れて食べるほうが多く観察されます(チンパンジーに近いボノボの場合、分け合う行動も見られるようです)。…
一方、【オオカミや犬】は【共同で狩りをします】。また【とった獲物を分け合います】。特に【狩りの場面】では、【どの個体がどの方向から獲物を追い詰めるのか、という非常に高い連携能力が要求されます】。この能力は同じ群れで狩りをする【ライオンやハイエナとは大きく異なります】。ライオンやハイエナも群れで狩りをしますが、一気に襲い掛かることが主体であり、連携の程度はオオカミのものと比べて低くなります。【どの個体が何を見ているのか、どのタイミングで出ていくのか、という共同作業の際には、お互いの意図を理解することが必要】となるわけです。そのため、【黒目と白目のコントラストがはっきりするように進化してきた】と考えられています。
こうやって見てくると、【人も犬も共同作業や相手の意図理解に長けた進化を独自に遂げてきた】といえるでしょう。そして【いつしか独立に、同じような社会構造を持っていた】ことになります。【そのことが、人と犬の親和的な共生を可能にした背景】とも言えるでしょう。構造と機能の進化という【生物学】でも古くから取り扱われてきた大きなテーマになりますが、【人と犬の共生】も【目の構造から推察できる】ことになります。』

ユダヤ教の超正統派
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、「伴侶動物(コンパニオンアニマル)」 と呼ばれる、私たちヒトと共生する動物の中でも、特に 「犬」 に注目し、これまでに判明している驚愕の事実について、科学的観点から解説がなされている書物になります。すでに 「犬」 を飼われている方々も、また、いつかは「犬」 を飼ってみたいなと思われている方々も、本書を通じて 「犬」 に対する興味がますます高まること間違いなし、のおすすめの良書です。

それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 610,859(610,371)÷34,434,864(34,311,046)=0.0177・・・(0.0177) 「1.77%(1.77%)」

イタリア : 127,949(127,937)÷4,317,415(4,307,535)=0.0296・・・(0.0297) 「2.96%(2.97%)」

日本 : 15,072(15,059)÷871,018(862,585)=0.0173・・・(0.0174) 「1.73%(1.74%)」


☆【日本語訳】 U.S. DEPARTMENT of STATE / Fact Sheet : Activity at the Wuhan Institute of Virology (米国務省 / ファクトシート : 武漢ウイルス研究所での活動)
さて、これまで、ドイツで生まれた「キリスト教神智学(Christian theosophy)」・「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」を出発点として、その後、人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想を経て、ソ連崩壊とともに死滅したかに思われたものの、現在に至るまで一貫して受け継がれていく “信仰” が存在していて、その根底にある、ユダヤ・キリスト教的な 「贖罪(しょくざい)」 の意識により、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することによって、「贖罪」の対象物として “罪” を創り出し、自らの罪に対する償(つぐな)い・贖(あがな)いを果たそうと躍起になっている、そんな 「極左おパヨク」 に繋がる一連の系譜について確認して参りました。
ここで御理解頂きたいのは、そんなおバカな 「極左おパヨク」 は、飽くまでも、ある連中が果たそうとしている、ある目的の達成のための道具でしかないということです。
その目的とは、さまざまな “アイデンティティ” を意図的に粗製濫造することで、社会分断を行い、到底達成不可能な目標である “平等 (equality)” を強要(←全人類の均一化・同質化などは不可能であることは自明です!)し、多くの人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し(←これが、ポリコレw)、人々の “自由” を奪う極めて権威主義的な統制社会の再構築を目指す、というものです。
では、なぜ、それを目指そうとするのでしょうか?
それは、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」のもとで、ある連中にとって非常にコントロールしやすい社会が構築できるからです。

その「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」については、これまたドイツ出身の社会学者・歴史学者であり、マルクス主義者で、エリート理論の信奉者で、ファシズム(全体主義者)でもあったロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)が提唱した仮説である 『寡頭制の鉄則』 (iron law of oligarchy)について確認をしてきましたが、そこにもやはり「キリスト教神智学(Christian theosophy)」・「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」の影響を見ることができました。

ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)
この「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」と同根の言葉に 「オリガルヒ(oligarch)」 というものがあります。現代のロシアに見られるもの(ロシアに限ったものではありませんがw)ですが、いまから数十年前に、マルクス主義が生み出した “社会主義・共産主義の幻想” が瓦解・崩壊する過程で作り出されたもので、その理解を一層深めるために、本日からは少し視点を変えて、ウクライナにおけるユダヤ人に焦点をあてて、次の論文を参考にしながら考えてみたいと思います。

☆『ウマン巡礼の歴史 : ウクライナにおけるユダヤ人の聖地とその変遷』 赤尾 光春
それでは早速、見て参りましょう。
『 ウマン巡礼の歴史 (1)
―― ウクライナにおけるユダヤ人の聖地とその変遷 ――
はじめに
1980 年代の中頃より旧ソ連邦で始まったペレストロイカ政策は、史上類をみない大規模なユダヤ人移民の波を生み出した。一方、事実上消滅して久しかったユダヤ人共同体が各地で次々と復活し、同化傾向の高かった旧ソ連系ユダヤ人のアイデンティティーを再編成させる結果となった。こうした動きを受けて、アメリカやイスラエルの様々なユダヤ人機関は、いち早く旧ソ連邦の同胞に支援の手をさしのべ、慈善活動、文化復興、移民促進などの面で成果をあげている。なかでもユダヤ教超正統派 (4)、とりわけハシディズムの諸流派は、70 年間の共産党支配によって忘却の淵に沈んでいた、伝統的なユダヤ人意識を呼び覚まそうと、精力的な活動を展開している。

注 (1)
ウマン [Uman] とは、ウクライナの心臓部に位置する Cherkasi 州の中規模都市ウーマニ [Uman’] のユダヤ人による呼称である。長い離散の歴史をもつユダヤ人は、居住した先々で、非ユダヤ人住民とは微妙に異なる地名を使用する習慣があった。これはユダヤ人と非ユダヤ人が話す言語の発音体系の相違によるものと考えられるが、問題はそれだけにとどまらない。ユダヤ人は、例えば L’viv や Chernivtsi などの都市を、時代を超えてドイツ語風に、つまりイディッシュ語風に Lemberg、Chernovits と呼び慣わしてきた。また、キリスト教の象徴体系と直接結びつくような地名を避け、Bila Tserkva 「白い教会」 を Bilo Pole 「白野」 とするなど、意味的にニュートラルな名称に言い換えてきた例もみられる。本稿では、こうした 「土着の」 住民とユダヤ人の空間認識のズレを際立たせるため、ウクライナの地方都市 「ウーマニ」 と、巡礼地の名称としての 「ウマン」 とを、敢えて使い分けることにした。より一般的な文脈で都市名が話題となる場合は 「ウーマニ」 を、巡礼と直接結びつき、専らユダヤ人側からの視点のみが問題となる場合は 「ウマン」 をそれぞれ採用し、どちらともとれるような場合には両者を併記する。
注 (4)
今日では、「神を畏れる者」 という意味のハレディーム [kharedim] と呼ばれるのが一般的になりつつある ( 『エズラ記』 9 : 4 に由来)。超正統派ユダヤ人 (ハレディーム) と呼ばれる集団は、18 世紀のドイツに端を発するユダヤ啓蒙主義運動 [Haskalah] の伸張と、近代化に伴うユダヤ人社会の急激な世俗化や同化傾向に危惧を高めたラビたちの運動として現れた。彼らはシオニズムをはじめ、あらゆる改革に断固として反対し、世俗社会との交渉を最小限に抑えた閉鎖集団を形成した。現在、世界のユダヤ人口は 1,300 万人ほどと推定されているが、超正統派ユダヤ人は約 45 万人、全ユダヤ人口の 3.5 % 弱を占めている。主な居住先は北米 (特にニューヨーク) とイスラエルの諸都市 (エルサレムと、テルアビブ近郊の Bney Brak に集中) である。ユダヤ人の人口統計 (2001) についてはS. Della Pergola, World Jewish Population, 2001: http://sites.huji.ac.il/jcj/dmg_worldjpop_01.htm を参照。超正統派ユダヤ人については、Encyclopedia Judaica CD Rom Edition Version 1.0(1997)の “Ultra-Orthodox Jewry” を参照。』
ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
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