2016-06-02 (Thu)
新京時代の街並み
長春包囲戦(ちょうしゅんほういせん)とは、中国国民党軍によって守られた長春市(旧満州国首都新京)に対して中国人民解放軍によって行われた包囲作戦(兵糧攻め)のことである。1948年5月23日から10月19日までの150日間続いた。
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 1945年8月に日本がポツダム宣言を受諾。終戦を迎えると、抗日という共通の目的を失った中国では、早速「統一戦線」に綻びが出る。抗日戦争終結から1年後、【中国共産党は国民党政府との「休戦協定」を破って軍事的反乱を起こし、国民党政府との内戦に入っていく】。
そのとき、「八路軍」でなくなった中国共産党軍は、みずからのことを「解放軍」と称するようになる。同時に、自分たちの起こした軍事反乱を「解放戦争」と名づけた。
しかし、当時、国民党政府はすでに憲法の制定等実施を進め、日中戦争後の国内経済の回復と社会的安定に努めていた。【国際的にも国民党政府は世界各国から広く認められ、国連常任理事国の一員】として世界の大国の地位も勝ち取っている。したがって、【共産党の唱える「解放戦争」は、正当なる合法政府に対する単なる内部反乱】であって、【「解放」でも何でもなかった】。
中華民国の国旗
実際の作戦行動を見ても、国共内戦(国民党政府と中国共産党の内戦)における「解放軍」の行いは「解放」でも何でもなかった。それどころか、【市民たちは「解放軍」によって塗炭の苦しみを味わう】ことになる。
たとえば1948年には、吉林省【長春という都市で多くの市民を餓死させる事件】が起きている。
同年5月から、「解放軍」は国民党政府軍が籠城する長春を包囲。長春への物資の搬入をストップし、いわゆる「兵糧攻め」を行ったのだ。
「兵糧攻め」も7月に入ると、長春市内の食糧が底をつくようになる。やむなく、籠城していた国民党政府軍は、長春市民に対して市外に出て食べ物を調達することを認めた。
早速、長春市民たちは食べ物を求めて市外に出ようとする。しかし、そこで待ちかまえていたのが「解放軍」だった。【あろうことか、飢えて食糧を求める「人民」たちを、「解放軍」は銃撃していった】のである。
「解放軍」は、銃撃によって長春市民を追い返し、市内にとどまらせた。そうすれば、飢えた長春市民によって、国民党政府軍が密かに貯えているであろう食糧まで、払底させることができると考えたからだ。あるいは、長春市民が暴動を起こし、国民党政府軍と対立すればなお好都合だった。
実際に起きたのは、【長春市民の大量の餓死】だった。
しばらくは「金塊1つと小麦1袋」「米5キロと娘1人」といった法外なレートで何とか食糧を確保していた長春市民だが、やがて、全財産を使い果たし、米1粒も手に入らなくなった。
市内にいる犬や猫だけでなく、ネズミまで食い尽くされた。さらに、その辺に生える草や樹の葉まで食べ尽くされると、しまいには【人々が互いの子供を交換し、殺して食べるという悲劇】まで起こった。
10月になると、国民党政府軍でさえ兵糧を食い尽くした。やむを得ず国民党政府軍は投降し、「解放軍」が長春市内へと侵攻していった。
市内に入った「解放軍」が目にしたのは、無数の餓死者たちの山であった。
「兵糧攻め」をする前には、長春には50万人の市民がいたが、それが17万人にまで減っていた。むごいことに【33万人もの市民が、「解放軍」によって餓死させられた】のであった。
このような惨劇を各地で繰り返しつつ、最終的に中国共産党は国民党政府に勝利し、中国大陸を手中に収めるようになる。
毛沢東
【そこには正義や人道はなく、単に武力で天下を取っただけの話】なのだが、中国共産党は「人民を解放した」とみずからの軍事反乱を美化した。
「解放軍によって国民党政府の圧制から人民を解放した」という「解放史観」は、このときから広められていく。【非合法集団が人民を苦しめながら不当な手段で政権を奪取したという事実】を隠し、自分たちを美化・正当化するために、「解放史観」という歴史の粉飾が行われたのである。』
いかがでしょうか?
この中国共産党による、33万人もの支那人民を死に追いやった「長春大虐殺」は、大東亜戦争終戦後のお話です♥
そして、中華人民共和国の建国よりも、約1年前のお話になります♥
ですが、驚くことはありませんね♥
世界大戦なんてなくっても、中国共産党は、支那の一般市民を平気で虐殺するんですから♥
その典型例が、『六四天安門事件』です♥
「 六四天安門事件(ろくよんてんあんもんじけん)とは、1989年6月4日に、同年4月の胡耀邦の死をきっかけとして、中国・北京市にある天安門広場に民主化を求めて集結していた学生を中心とした一般市民のデモ隊に対し、中国人民解放軍が武力弾圧(市民に向けての無差別発砲や装甲車で轢き殺した)し、多数の死傷者を出した事件である。」
☆1989-2016 天安門事件27周年 | 2016年6月5日 27周年記念集会
著者の講演の様子も、どうぞ♥
ちょうど、今週の土曜日、2016年6月4日で27年目となります。
つまり、たった27年前に、中国共産党が支那の一般市民を銃撃したり、装甲車で轢き殺したりしていたということです♥
ところで、皆さんは「通化事件」をご存知でしょうか♥
木日本の教科書には書かれていなくても、大東亜戦争に至る原因の一つの「通州事件」は有名ですが、それとは違います♥
☆儒教圏における歴史記述の得意技 ~ 通州事件
「通化事件」は、「長春大虐殺」と同様に、大東亜戦争が終わってから行われた「日本人」に対する虐殺事件です♥
この戦後に行われた日本人虐殺・「通化事件」を知ると、現代の私たち日本人にとっての「元凶」が理解できると思います♥
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆破防法調査対象の日本共産党と、終戦後の「通化事件」 その一
☆破防法調査対象の日本共産党と、終戦後の「通化事件」 その二
☆破防法調査対象の日本共産党と、終戦後の「通化事件」 その三
絶対に、許してはなりませんね♥
続きは次回に♥
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