2016-06-27 (Mon)

文民統制(ぶんみんとうせい、シビリアン・コントロール、英: civilian control of the military)とは、文民たる政治家が軍隊を統制するという政軍関係における基本方針であり、軍事に対する政治の優先を意味する。「文民(英: civilian)」の語義を明確にする意図から「政治統制(英: Political control)」という表現を用いることもある。
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 これまで【解放軍は、「文民統制」とはほど遠い状態にあって、自らの権力争いや自身の権力拡大にまい進していた】。

具体的には各軍区における権力争いであり、【海軍の場合には、各艦隊ごとの勢力争いに明け暮れていた】のである。

近年、国際問題化している尖閣諸島や南シナ海における威圧的な行動などは、【中国海軍における東海艦隊と南海艦隊との権力争い】という背景から引き起こされていて、【政府の意向を無視した「軍の暴走」の典型例だった】と言うことができる。

とりわけ、軍が暴走しているのが南シナ海である。

☆平成27年版防衛白書 南シナ海における領有権をめぐる動向
南シナ海海域を管轄している南海艦隊は、フィリピン沖の南沙諸島の岩礁を埋め立て、そこに空港を建設しようとする構えである。また、ベトナムと領有を争っている西沙諸島の石油開発のための探査を強引に推し進め、一時は多数の艦船により、ベトナム艦船の抗議に平然と武力を行使している。

☆米軍、比に電子戦機配備=南シナ海で中国けん制か
当然、国際社会からは、「力の行使による現状変更行為は許されない」と強い非難を浴びることになった。米国も中国の行動の抑制を求めるなど、関与し始めている。【中国政府は南海艦隊による粗暴な行為を抑えようと懸命に対応したが、いまだ完全に抑え切れている状況にはない】。

このような軍が暴走する大きな要因の一つが、中国海軍内での抗争にあるのだ。

中国海軍は、北海艦隊、東海艦隊、南海艦隊の三つに分かれており、とりわけ東海艦隊と南海艦隊の間における権力争いが激しい。

東海艦隊は、2012年以降、一連の尖閣諸島をめぐる問題で、華々しい存在感を示してきた。それに比べ、南海艦隊には、これといった活躍の場がなかったのである。それゆえ、南シナ海での一連の行動は、南海艦隊の存在感を示す絶好の機会となっている。

したがって、当初は、【習近平が何を言おうと聞き入れることはなく、ベトナム艦船に体当たりをし、これを沈没させるという危険な行動にエスカレートするまでに発展】した。
両艦隊間の争いは、ちょうど陸軍の各軍区間での構想関係があるのと一緒である。【各艦隊はまったくの独立した状態にあって、各艦隊間における人事の交流、連繋等はなく、独自の行動をとり、自らの力を誇示しあっている】。

これは実話であるが、日本のあるマグロ養殖の専門家が、南海艦隊に招聘され、中国南部の海南島にマグロ養殖場を設置することとなった。

現地指導を行った結果、きわめて良好な成果を出すことができ、実用化への道が見えた。南海艦隊の責任者はたいへん喜んでくれたのだが、その際、日本の専門家が
「この技術をより日本に近い海域で行えば、中国のマグロ養殖は格段に発展するいい機会になりますね」
と言った途端、南海艦隊の担当者は激怒し始めたという。

日本に近い海域とは、すなわち東海艦隊の管轄する海域ということになる。したがって、南海艦隊の責任者は、
「何を言うのか。こんないい技術を東海艦隊に伝えるなどとんでもない。われわれは共同演習さえ一度もしたことがないのだ」
と言って激怒したのだという。

その日本の専門家が腰を抜かすほど驚いたのは言うまでもない。』

いかがでしょうか?
つまり、いまの支那は、「軍部が暴走している」んです♥ 中国人民解放軍は「文民統制が効いていない」んです♥
本当は何の問題がなくても、わざわざ問題を引き起こし、それを支那国内でのプロパガンダとして利用し、軍事予算を引き出そうとしているだけなんです♥ たくさんの予算が確保できれば、たくさんの「使途不明金」ができるという、ただそれだけで、国際的な問題を引き起こしているんです♥
さて、極左ユダヤ人によって創りだされた「理想国家としての社会主義・ソ連」は、その実験に失敗し、「用済み」となったため崩壊させられました♥
同じように、ソ連の子分でしかなかった社会主義・中華人民共和国も、すでに失敗が明らかになっていて、こちらもすでに「用済み」となってしまいました♥
あとは、「崩壊させる」だけです♥
では、どうやって「崩壊させる」のでしょうか?

それは、もちろん、「力尽く」です♥ 世界にとっての「癌細胞」なのが「中華人民共和国」だと、ようやく気が付いたんです♥ 病原が判れば、ただちに「対処」しなければなりませんね♥
で、その「狼煙(のろし)」が、コレです♥

☆ソロス氏、トレーディング再開-世界経済に悲観的
「 同氏の今回の投資スタンスは、同氏が多くの人々よりも先行きを悲観していることを物語っている。中国や欧州で経済・政治問題が深刻化していることを受けて、同氏の世界観はこの半年で暗さを増してきた。今年初めは低調だった米株式市場はじりじりと過去最高値に迫っており、中国の株式市場も落ち着いている。だが、ソロス氏は減速が続く中国経済の先行きを依然として疑問視し、中国から投資資金が引き揚げられた場合、その影響は世界中に及ぶ可能性が高いとみている。
ソロス氏は電子メールで「中国は今も資金の流出に見舞われており、他のアジア諸国が外貨準備を積み上げているのに対し、中国の外貨準備は激減している」とし、「中国は政治指導部の内部抗争によって、今後金融問題に対処しにくくなるだろう」との見方を示した。
投資家の間では、最近の米国の賃金上昇を受けてインフレ率の上昇を予測する声が出始めているが、ソロス氏はそれよりも、今もなお続く中国の景気減速が米国をはじめとする世界各国にデフレ圧力をかけることを懸念している。
また、移民危機やギリシャ問題、英国の欧州連合(EU)離脱の可能性が重くのしかかり、EU崩壊は依然として十分あり得るとみている。」
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆国民との約束 → 嘘だらけでした ~ インドの宿敵は、どこの国?

さて、英国のEU離脱が決定して、世界中が、「ルールが変わった」ことを認識するようになりましたね♥
「ABC不安」の「B」が現実のものとなりましたが、これが実は、世界に与える影響が、もっとも軽微なんです♥ ですが、現実には初動ですでに、パニック状態ですけれども。。。
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆アベノミクスの大成功と、世界が抱える『ABC不安』 ~ 台湾独立运动
「ABC不安」の「B」が現実のものとなったことで、残りの「A」と「C」も、今後要注意となってくるのですが、リスクがさらに拡大して、いまや「ABC不安」が「ABCDEFG不安」にまで拡大していますね♥
「D」は「ドル(Doller)」、「E」は「ユーロ(Euro」)、「F」は「フランス(France」)、「G」は「ドイツ(Germany)」です♥ もちろん、「F」「G」は、EU全体の問題でもあります♥ この辺りは、別の機会にご説明させて頂きます。
で、このような不透明な環境の中で、私たちの日本が、世界中からの「爆買い」の対象になています。支那とは正反対ですね♥
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆日弁連の小汚いアリバイ工作 ~ 世界中の投資家が「円」を「爆買い」するワケ
で、繰り返し申しあげておりますとおり、昨年までのアベノミクスは大成功でした♥ しかし、今年に入ってから、世界では、それまでと「ルール」が変わったと認識されるようになりました。その影響が、株式市場や為替市場において、実体経済よりも先に表面化しています♥

でも、本番はこれからです♥ まだまだ、本格的に始まってはいません。
いま世界が非常に注目して、そして備えているのが「支那の崩壊」です♥

そして、こういった「来るべき危機」に備えましょうと、先進国で話し合ったのが、先日の伊勢志摩サミットでした♥


そして、私たち日本が掲げる政策が、これです。

ここまでお話してきたことは、自民党の政策パンフレットにも、キチンと書かれていますよ♥

「 政権奪還から3年半、経済最優先で取り組んできました。
中小企業の倒産は政権交代前から3割減少し、25年ぶりの少なさ。雇用は110万人増えました。
全国津々浦々、誰にでも一つ以上の仕事がある。史上初めて、有効求人倍率が、
47全ての都道府県で1倍を超えました。
今世紀最高水準の賃上げが、一昨年、昨年に続き、今年の春も、
3年連続で実現。パートの皆さんの賃金も過去最高です。
まだ道半ばではありますが、アベノミクスは、確実に「結果」を生み出しています。
しかし、今、世界経済がリスクに直面しています。悠久の歴史を紡いできた伊勢志摩の地で、
このリスクに共に立ち向かう意思を、G7のリーダー達と共有しました。
日本もあらゆる政策を総動員する。消費税率引上げを2年半延期します。総合的かつ大胆な経済対策を講じ、
アベノミクスのエンジンを最大限にふかすことで、デフレからの脱却速度をさらに上げていきます。
この道しかありません。
オバマ大統領による被爆地・広島への歴史的な訪問が実現しました。共に、全ての犠牲者に哀悼の誠を捧げました。
日米が力を合わせ、世界の平和と繁栄に貢献する。その決意を新たにしました。
平和安全法政の成立により、北朝鮮による相次ぐミサイル発射にも日米が緊密に連携して対応するなど、
同盟の絆は一層深まっています。
私たちの子や孫の世代に、平和で豊かな日本を引き渡す。
そのためには、この日米の絆を壊すような無責任な試みを、絶対に許す訳にはいきません。
経済においても、外交・安全保障においても、日本を、4年前のあの混迷の時代に、後戻りさせてはなりません。
この道を、力強く、前へ、進んで行こうではありませんか。
国民の皆様と共に、「誇りある日本」を取り戻すために。
自由民主党総裁 安倍晋三」

☆自由主党 政策パンフレット2016
で、ここからは、私たち有権者に対して「敬意」を払わない、あの政党について。


日本人の有権者に対して、「あなた」呼ばわりをしているのが、もと民主党です♥

たとえば、このヒト♥

伊勢志摩サミットの後で、こんなことを発言していました♥

ドイツのメルケル同様、「世界的な危機の状況」にはないとの認識ですね♥
つまり、先を見通して、万が一に対しての備えを、考えてもいなかったのが、もと民主党です♥

もちろん、もと民主党と合体している日本共産党のトップも。。。

ほら、御覧のとおりです♥ まったく危機に対する備えも、認識も出来ていなかったわけです♥
少なくとも、当ブログでは年初から「ヤバイ」「ルールが変わった」と、世界の金融関係者の中では「認識されている」って書かせていただきました。
その流れで見てみますと、安倍政権は、公約違反と叩かれながらも「消費税引き上げを延期」し、「憲法改正」もいったん棚上げにし、そして成長産業・新しい産業を私たちの日本で起こすべく、見事なまでの舵切りをし、すでに色々と準備されています。あとは、そこに大規模な予算を付けて、官民一体、日本人すべてが、一斉に動き出せば良いだけです♥
で、このような大規模な財政出動をやる場合、今のような世界経済の状況、特に「支那のデフォルト」が念頭にあるわけですが、効果的なのは、多国間で一斉にやることです。
伊勢志摩サミットでは、ドイツとイギリスが、財政出動に消極的でした。
そして、いま「Brexit」、イギリスのEU離脱が現実のものとなりました。
これは、イギリスとドイツが、財政出動を行わなければならなくなったことを意味しています♥
参考になる記事を書かれている方がいらっしゃいますので、そちらのリンクを載せておきますので、ご参照ください。
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆英国の国民はEUからの離脱を選択した 相場への取り組み方
☆【いよいよ今週6月23日に英国の国民投票!】 EU離脱 or EU残留で株価と経済はどうなる? 世界的な景気対策の転換点になる可能性も!
ということで、G7各国による財政出動の蓋然性が「ある」わけです♥

では、本日の最後に、現在の世界経済の本当の元凶である「支那のデフォルト」のお話です♥

さきほどご紹介させて頂きましたブログでも、こんなことが書かれています。大事なので、一部抜粋してみます。
「 ジョージ・ソロスはかつて「わたしは、ある投資ルールを杓子定規に当てはめてそれに基づいて投資することは、しない。そうではなくて、ゲームのルールが変わろうとしている時に、それをキョーレツに突くトレードを心掛けている」と語りました。
だから隠居したソロス爺さんがルンルンでマーケットに戻ってきたとき、我々は気がつくべきだったのです! (ん、なにか、ありましたっけ?)と。
案の定、いま世の中が変わろうとしています。ゲームのルールが、激変しておるのです。」
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆イギリス、EUやめるってよ。 たかがそれくらいのことで、なぜ世界はひっくり返っている?
お読みいただくとお判りのように、「ルール」が変わったわけです♥上にご紹介しております、もう一つのソロスの記事を、もう一度読み返して頂くと、その「ルール」が変わったところに、「欧州」と「中国」が存在していることが理解できますね♥
で、その中国が、最近、こんな分析をしています。これは、民間ではなくて、政府、つまり支配階級である中国共産党自身が、「おいおい、ほんとうに、俺たち共産党が支配するこの国って、破産したりしない?」と、自問自答しているんです♥

☆中国のデフォルト、システミックリスク及ぼさず=政府文書
もちろん、中国共産党自身の自問自答ですから、都合よく「大丈夫だ」って「ごまかし」ているだけですが、ここを世界中が狙っているんです♥
そして、その「支那のデフォルト」の蓋然性も「ある」んです♥ イギリスのEU離脱が拍車をかけてしまうからです♥
「 2016年6月19日、米誌ナショナル・インタレストは、中国が英国のEU(欧州連合)離脱を恐れる3つの理由を伝えた。
英国でEU離脱を問う国民投票が23日に行われるのを前に、ナショナル・インタレストは中国が英国のEU離脱に猛反対している理由について次の3点を挙げた。
1つは、中国は英国との緊密な関係を利用してEUの対中政策を好転させようとしていること。アジアで日米の圧力を受ける中国は、経済的なチャンスをEUに求め始めている。この転換は、中国の「一帯一路」戦略の主要な動力の一つとなっている。仮に英国がEUを離脱すれば、中国のこの目論見は大きな打撃を受けることになる。
2つ目は、英国は中国が巨大かつ参入の難しい欧州市場の重要なルートになっていること。多くの中国企業が比較的自由な英国経済への投資を行っており、これを足がかかりに5億の潜在的消費者を持つ欧州市場への参入を計画している。近年、こうした戦略的な投資がさらに重要になっている。ほかの経済体への投資が制限されている中で、英国がEUのルートがなくなることは中国にとって打撃となる。
3つ目は、英国が人民元の国際化戦略におけるキープレーヤーであること。ロンドンは世界の主要な金融センターとして、アジア以外の国へ人民元を広める絶好の“踏み板”となっている。人民元の国際化は中国の重要な目標の一つ。人民元建ての国際の発行を可能にし、金融の推進力の増加を促し、外貨依存の脱却につながる。さらに言えば、それは中国が世界金融に影響を及ぼす真の大国になることだ。英国がEUを離脱すれば、それらは未知数となる。
このほか、EUは中国にとって最大の貿易パートナーであり、英国が離脱すればEUのみならず世界経済の成長にも影響を及ぼす。中国は輸出型の国であり、すでに経済が減速を始めている中で大きな挑戦に迫られることになる。」
☆大きな打撃を受ける? 中国が英国のEU離脱を恐れる3つの理由とは 米誌

ついでに、国内の内政的にも、大問題だっていうのが、こちらの記事です♥
「 <国政上の重要な決断を国民投票で決めたイギリスのEU離脱は、中国人にとって驚きの事件。一方、村民選挙で選ばれた広東省の村長に関して汚職事件が「捏造」される中国では、民主化への道はまだはるかに遠い>」
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆イギリス国民投票に中国共産党が衝撃を受ける理由
で、あともう一つが、こちら♥
「 英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)の是非を問う23日の国民投票で、残留派が勝利しても、世界経済リスクが解消に向かうとは考えにくい。もうひとつ超弩級(ちょうどきゅう)のリスクが進行しているからだ。本欄でも何度か警告してきた中国の債務爆弾である。

英国の残留ともなればブレグジット・リスクはかなり薄まるのだが、チャイナリスクは膨らむ一方で、収拾の見通しが立たない。」
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆EU離脱よりも怖い中国の“債務爆弾” IMF分析では当局データの10倍
本日は、これまで♥
続きは次回に♥
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