EU のボレル ： ウクライナは欧米からの軍事物資がなければ数日で崩壊する

EU のボレル：ウクライナは欧米からの軍事物資がなければ数日で崩壊する

2023-05-19 (Fri)

こちらは、以下の『ZeroHedge』さん記事の翻訳となります。
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☆EU's Borrell: Ukraine Would Collapse In Days Without West's Military Supplies

EU のジョゼップ・ボレル外交政策委員長は、最近のインタビューで、ウクライナの欧米からの支援について驚くほど率直に認め、同盟国からの軍事支援が突然途絶えた場合、キエフは「数日」で崩壊するだろうと述べた。まず、EuroNews によると、先週金曜日にフィレンツェで行われたイベントで語った言葉は以下の通りだ：

欧州連合（EU）の外交政策責任者であるジョゼップ・ボレル氏は、金曜日に、ウクライナは欧米諸国からの軍事支援がなければ「数日のうちに」ロシア軍の侵攻に屈するだろうと述べ、戦争で荒廃した国内の現在の状況は、正式な和平交渉を始めるには不向きであると訴えた。

ジョセップ・ボレル

「残念ながら、今は和平について外交的に話し合うべき時ではない。今は、戦争を軍事的に支援する時なのだ」とも述べた。

そして彼は、「和平を望むのであれば、ロシアを撤退させるよう働きかけましょう。ロシアに戦争をやめさせるよう働きかけましょう。ウクライナへの支援をやめれば、間違いなく戦争はすぐに終息するだろう。」と説明した。

「ただ終わらせることはできない、なぜなら（そうすれば） ウクライナは自国を守ることができず、降伏せざるを得ないからだ」と彼は認めている。「そして、ロシア軍はポーランド国境に入り、ウクライナは第二のベラルーシとなる。このような戦争の終結を望んでいるのでしょうか？違います。」

また、中国が和平を仲介する可能性についても、興味深いことを語っていた…

「たとえロシア側であっても、中国には果たすべき役割があると思う。中国は（国連の）安全保障理事会の常任理事国である。ロシアに最も大きな影響力を持っているのは中国だ」とボレル氏は続けた。

「現実を直視しましょう。好むと好まざるとにかかわらず、現実にはプーチンは『私には軍事目標があり、この軍事目標が得られない限り、私は戦い続ける』と言い続けています。だから、和平プランは良いことだが、和平について話をしようとする者が必要なのです。」

ロシアのメディアはまた、今週別のメディアに対して行った同様の追認の発言を取り上げている。水曜日にスペインのメディアと話したとき、ボレルは、米国や NATO を含む欧米から流れてくる弾薬、武器、資金がなければ、ウクライナは「直ちに」敗北すると再び強調した。

RTは、そのさらに最近のインタビューに基づいてこう書いている：

EU の外交政策責任者であるジョゼップ・ボレル氏は、スペインの放送局 La Sexta で水曜日に、ロシアとウクライナの紛争は数日で終息するだろうと述べ、すべてはキエフへの欧米の軍事供給にかかっていると訴えた。

「戦争を直ちに終わらせる方法を知っている」 とボレル氏は La Sexta の番組 El Intermedio に語った。「ウクライナへの軍事援助を止めれば、ウクライナは数日後に全面降伏することになる。そうすれば、戦争は終わる」と EU のトップ外交官は強調した。

ボレル氏は、それが EU や他の欧米諸国が望む結果でないことは認めた。EU の外交政策責任者は、このような条件で紛争を直ちに終わらせれば、ウクライナは「占領」され、「自由を奪われた傀儡国家になる」ことになると主張した。

「こんな形で戦争を終わらせたいのだろうか？」 と、彼は批判的に問いかけた。

このように、EU の外交政策責任者は、ロシアの侵攻を非難する一方で、この戦争が、一方の側が完全に欧米の支援を受ける本格的な代理戦争になったことを認めているのである。

もちろん、ロシアのメディアはこの率直な意見を歓迎し、ボレルの言葉がウクライナの実情を如実に表していることを皮肉った。また、ゼレンスキーは最近、自軍がまだ反撃に出る準備ができていないことを認めている。

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