イスラエル、ホワイトハウスに逆らい、新たにヨルダン川西岸入植地の拡張を発表

2024-03-25 (Mon)

こちらは、以下の『ZeroHedge』さん記事の翻訳となります。
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☆Israel Unveils New West Bank Settlement Expansion In Defiance Of White House

リバタリアン研究所より

イスラエルは、ヨルダン川西岸の新たな入植地に 3,600 戸のイスラエル人住宅の建設を承認した。この発表は、アントニー・ブリンケン国務長官が入植地は国際法と相容れないと表明した数日後に行われた。テルアビブは、米国が毎年イスラエルに提供している数十億ドルの援助に影響を受けることなく、パレスチナ人に対する抑圧的な扱いを抑制するよう求めるワシントンの要請を普段から無視している。

ベザレル・スモトリッチ・イスラエル財務相は火曜日、エルサレムの南、パレスチナの土地に新しいユダヤ人住宅を建設することを承認した。「我々は国内全域で入植の動きを加速させるだろう」 とスモトリッチ財務相は語った。スモトリッチはパレスチナ人の存在を否定し、産婦人科病棟の分別を要求している。

先週、ブリンケンはヨルダン川西岸地区におけるイスラエルの入植を国際法と相容れないものとみなすという、ドナルド・トランプ以前の方針を復活させたため、今回の入植の承認はホワイトハウスにとっては鼻持ちならないものとなった。

アントニー・ブリンケン（ユダヤ人）

「我々の政権は入植地の拡大には断固反対であり、我々の判断では、これはイスラエルの安全保障を弱めるだけで、強化するものでは決してない」とその外交官は語った。

ブリンケンは、入植地は「国際法と相容れない」ものであり、「永続的な平和を達成するためには逆効果だ」と付け加えた。

新しいユダヤ人の家を建てるだけでなく、テルアビブはパレスチナ人の家屋を破壊し続けている。イスラエルは 10 月 7 日以来、パレスチナ人の家を 100 軒近く破壊してきた（テルアビブはパレスチナ人に家を破壊する費用を請求している）。

先週、スモトリッチは、この政策はパレスチナ人を罰するためだと説明した。「我々の敵は、我々に危害を加えれば、もっと建設が進み、もっと開発が進み、国中に我々の家が増えることを知るべきだ」。集団懲罰、入植地建設、軍事占領はすべて国際法違反である。

自由主義的な国際秩序の尊重を外交政策の中心に据えると主張するジョー・バイデン大統領は、国際的な圧力が高まるなか、いまだにアメリカのイスラエル支援を縮小することも、テルアビブの人道に対する数々の重大な違反行為を非難することさえ拒絶している。ロイド・オースティン国務長官は最近、10 月 7 日以来、米国はイスラエルに 20,000 個以上の爆弾を供給してきたと議会に語った。