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    親子チョコ💗(500冊以上の良質な書籍のご紹介)

    子どもたちの教育のため、また、その親である私たち自身が学ぶための、読まれるべき良質な書籍のみをご紹介させていただきます。

     >  お金 >  民間企業が発行する「お金」の登場

    民間企業が発行する「お金」の登場

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    第一国立銀行
    明治の国立銀行(こくりつぎんこう)とは、1872年(明治5年)の国立銀行条例に基づいて開設された金融機関である。当時の大蔵少輔・伊藤博文のもとで制度が創られた。
    「国立銀行」とはアメリカのnational bank(現在では国法銀行と訳すことが多い)の直訳であり「国法によって立てられた銀行」という意味であるしたがって民間資本が法律に基づいて設立して経営したものであり、国が設立して経営した銀行ではない金貨との交換義務を持つ兌換紙幣の発行権を持ち、当初は第一から第五の4行が設立された

    戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

    そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

    私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

    客観的に情勢を判断する必要があります。

    実は「お金」にまつわる嘘の報道も多いのです

    それでは、幕末から明治にかけた「お金」のお話しを、こちらの本で見ていきましょう!


    お金から見た幕末維新――財政破綻と円の誕生(祥伝社新書219)お金から見た幕末維新――財政破綻と円の誕生(祥伝社新書219)
    (2010/10/30)
    渡辺房男

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    『 巷に溢れた政府紙幣や藩札が明治通宝札に統一されていった背景には、ドイツで制作された紙幣の図柄が華麗で緻密であったことがある

     それまで誰も眼にしたことのない斬新さがあったのである…

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    明治通宝札

     いずれにしても、造幣寮からの金銀銅の貨幣と紙幣寮で制作された紙幣が明治期の人々の暮らしに次第に根を下ろしていった政府は、こうして金兌換の公約を反古にしながらも国民からの厳しい批判を受けることなく明治通宝札の発行でひとまず財政基盤の構築をほぼ成し遂げたといえるだろう。

     お金の歴史を辿る上で触れなければならないのが、…第一国立銀行など多くの国立銀行が明治十二年までに発行した銀行紙幣のうつり変わりである。現在、私たちが何気なく使っている紙幣、つまり日本銀行券の原型である銀行紙幣が生まれたのは明治六年のことであり以来、さまざまな変遷を経て現在に至った

    お金

     太政官札や民部省札、藩札などの旧紙幣をゲルマン紙幣と呼ばれる明治通宝札に引き換える作業が進行している最中、政府は新しい法律「国立銀行条例」を公布し、また別の紙幣いわゆる銀行紙幣の発行を許可した

     民間でありながら「国立」と冠したのは「国法に基づくもの」という意味であり、さらに「銀行」という現在なら当たり前の言葉は、この条例で初めて世に流布した。銀行という言葉は、当時の中国で会社のことを「商行」または「洋行」としていたことから、日本では「金行」か「銀行」がよいだろうという意見がでたからだという。これを最初に言い出したのは、この「国立銀行条例」を起案した渋沢栄一とされている。

    驚き顔

    いかがでしょうか?

    国が発行する「明治通宝札」へと、ようやく紙幣を統一しようとしていた頃、

    今度は「民間の銀行」に紙幣の発行を許可したんです♥

    日本という国が発行する紙幣とは別に、

    民間の会社が「お金」を発行することを認めたという事がポイントです♥

    このことが、のちの日本に混乱をもたらしてしまうのです。。。

    続きは次回に♥ 


    お金から見た幕末維新――財政破綻と円の誕生(祥伝社新書219)お金から見た幕末維新――財政破綻と円の誕生(祥伝社新書219)
    (2010/10/30)
    渡辺房男

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