2018-09-14 (Fri)

イスラムにおける天国(亜: جنّة) は、信教を貫いた者だけが死後に永生を得る所とされる。イスラム教の聖典『クルアーン(コーラン)』ではイスラムにおける天国の様子が具体的に綴られている。
コーラン出来事章10節から24節『(信仰の)先頭に立つ者は、(楽園においても)先頭に立ち、これらの者(先頭に立つ者)は、(アッラーの)側近にはべり、至福の楽園の中に(住む)。昔からの者が多数で、後世の者は僅かである。(かれらは錦の織物を)敷いた寝床の上に、向い合ってそれに寄り掛かる。永遠の(若さを保つ)少年たちがかれらの間を巡り、(手に手に)高坏や(輝く)水差し、汲立の飲物盃(を捧げる)。かれらは、それで後の障を残さず、泥酔することもない。また果実は、かれらの選ぶに任せ、種々の鳥の肉は、かれらの好みのまま。大きい輝くまなざしの、美しい乙女は、丁度秘蔵の真珠のよう。(これらは)かれらの行いに対する報奨である。』および56章27節から40節『右手の仲間、右手の仲間とは何であろう。(かれらは)刺のないスィドラの木、累々と実るタルフ木(の中に住み)、長く伸びる木陰の、絶え間なく流れる水の間で、豊かな果物が絶えることなく、禁じられることもなく(取り放題)。高く上げられた(位階の)臥所に(着く)。本当にわれは、かれら(の配偶として乙女)を特別に創り、かの女らを(永遠に汚れない)処女にした。愛しい、同じ年配の者。(これらは)右手の仲間のためである。昔の者が大勢いるが、後世の者も多い。』、先頭のものとは最良のムスリム、右手の者とは一般のムスリムのことである。

戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 昨年の2017年は【ロシア革命100周年】でしたが、これまでロシア革命について深い検証がなされたとは思えません。…本項では【“ロシア革命の暗部”】に焦点を当てることにします。なぜなら、まさしく【この暗部ゆえに、その後の歴史を書き換えざるをえなかったから】です。

前著において、私は、「【ロシア革命】は、ロシアに住んでいたユダヤ人を解放した【ユダヤ人革命家によるロマノフ王朝打倒の革命】だった」ことを明らかにしましたが、もし、ロシア革命がユダヤ人革命家主導による革命だったということ【だけなら】、【ロシア革命の暗部】について、【その事実を隠す必要はなかった】はずです。しかし、歴史を書き換えてまで隠されているのです。いったいどういうことか説明しましょう。

【ロシア革命の暗部】とは、…ロシア革命によって【政権を握ったユダヤ人によって】、恐怖政治が行われ、【約2000万人が殺害されたという事実】を指します(『共産主義黒書〈ソ連篇〉』ステファヌ・クルトワ、ニコラ・ヴェルト著 ちくま学芸文庫)。

一握りのボルシェビキ革命家が【暴力によって奪取した共産主義政権を維持する上で、不可欠の存在が二つありました】。第一は前述した【秘密警察による恐怖政治=組織的な大量虐殺】、そして第二が【欧米の資本家からの援助】でした。ところが【歴史教科書には、そのいずれも書かれていない】のです。

ソ連の革命指導部は、ブルジョア階級に属すると決めつけた人々や革命に抵抗した人々などを、裁判によらず【問答無用に虐殺】しました。これが革命政権に対する恐怖心を植えつけ、【国民の抵抗を抑圧した】のです。

ナチスドイツによるユダヤ人虐殺が600万人と言われていますが、【ソ連共産主義者は2000万人を虐殺した】とされています。

もちろん、犠牲者数の多寡のみで単純に比較することが客観的であるかどうかは別としても、【ソ連共産主義体制の下】でも【ジェノサイド(民族絶滅)が行われたことを記憶する必要】があります。特に、【共産主義者】が階級的敵として見倣(みな)した者に対する【殺人を奨励していた事実に注目すべき】です。ナチズムの場合は、ユダヤ人という人種的基準で無差別殺人を実行しましたが、【共産主義者】は【階級的基準で無差別殺人を実行した】のです。』

いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、現在の学校教育では「隠されている歴史的事実」について、大局的な視点から分かりやすい解説がなされていて、いわゆる世界史というものの流れを理解するために重要な一つの軸を明らかになされている良書となります。

さて、本文中にも書かれていましたが、「ロシア革命がユダヤ人革命家主導による革命だった」という事実は、学校の教科書では一切触れられていません(=隠している)が、こんなことは世界史を少しお勉強すれば理解できる「常識」です。
詳しくはこちらをご参照💛
↓
☆日本史の最大のタブーって何? ~ 100年前のソ連の人気ツアー 「イパチェフ館 地下2階」

私たちの日本に、危険な「全体主義(ファシズム)」の思想が流入し始めたのが、明治時代以降で、その流れを簡単に表しますと、次のようになります。
① 明治維新後の西欧模倣によって、「ユダヤ教」・「キリスト教」の思想が混入。
② 大正期以降に世界的な潮流を受けて、「ユダヤ教」由来の新興宗教である「共産主義」の思想が混入。
③ 昭和の敗戦以降、「ユダヤ教」由来の新興宗教である「共産主義」の思想を圧(お)しつけられ続けている。
④ 平成の現代において、「ユダヤ教」由来の新興宗教である「共産主義」による「キリスト教」の破壊が、「LGBT」問題等によって、私たちの日本においても展開されている。
詳しくはこちらをご参照💛
↓
☆「性風俗産業」って、どうして悪者扱いされているのでしょう?

で、「ロシア革命」が1917年ですので、ちょうど大正時代(1912年~1926年)に私たちの日本に影響を及ぼしていきます。
② 大正期以降に世界的な潮流を受けて、「ユダヤ教」由来の新興宗教である「共産主義」の思想が混入。
「共産主義」や「社会主義」や「ナチズム(国家社会主義)」といった危険な「全体主義(ファシズム)」の思想を生み出したのがヨーロッパだったわけですが、そこに至る流れを簡単に表しますと、次のようになり、
① 「宗教改革」という、カトリックの支配に対する抵抗者(=プロテスタント)の暴力が起こる。
② 「市民革命」という、王様・貴族の支配に対する中間層(=市民、ブルジョワジー)の暴力が起こる。
③ 「共産主義革命」という、資本家(=ブルジョワジー)に対する労働者(=プロレタリアート)の暴力が起こる。
これを別の見方で表しますと、次のようになります。
① 「宗教改革」は、キリスト教の分裂である。
② 「市民革命」は、キリスト教の否定である。
③ 「共産主義革命」は、宗教そのものを否定する「新興宗教」である。

このように、「共産主義」や「社会主義」や「ナチズム(国家社会主義)」といった危険な「全体主義(ファシズム)」の思想を生み出すに至った流れを掴むためには、どうしても「宗教」の存在を理解しておかなければなりませんが、私たち日本人は、その「宗教」についての理解が不足しているのではないかと、当ブログでは考えています。
昨日までのところで、今から1400年ほど前の時代、ヨーロッパでは、蛮族・ゲルマン人の「フランク王国」が再統一され、

613年頃の世界地図
私たちの日本では、聖徳太子が活躍した時代を迎え、

聖徳太子
そして、中東と呼ばれる地域で、ムハンマドによる「イスラム教」が急速に拡大していきます。
そして、その「イスラム教」の勃興によって、「キリスト教」はどうなっていくのか、「フランク王国」はどうなっていくのか、というところがヨーロッパの「暗黒の中世」を理解する上でのポイントになっています、と書かせて頂きました。

本日は、その続きとなりますが、歴史上、「イスラム教」から「仏教」に改宗した国、あるいは「イスラム教」から「キリスト教」に改宗した国というのは非常に少なく、逆に、「仏教」や「キリスト教」から「イスラム教」に改宗した国は非常に多いという事実があります。それでは、何故、「イスラム教」は急速に拡大していったのでしょうか?

まず、第一の理由が、理路整然としていて「わかりやすい」こと。
その証拠に、「イスラム教」では、「宗教の戒律」も、「社会の規範」も、「国家の法律」も、そのすべてが一致していて矛盾が存在していません。

また、「わかりやすい」という点では、例えば、「キリスト教」では「三位一体(さんみいったい)」という不可解な解釈があるのですが、要は「父なる神」と「子なる神」と「聖霊」が同じものだという考え方で、唯一神なのに、2つも、3つも神がいる(?)という論理矛盾を抱えた、バカバカしいにも程がある考え方なのですが、これこそが正統派キリスト教徒にとって最重要な教義(「ニカイア(ニケア)信条」)になっています。
ところが、「イスラム教」は、「君たち(キリスト教信者)って、馬鹿だよね!」といって、それを真っ向から否定しています。
「イエスって、確かに素晴らしい預言者だけど、単なる人間だよね!」
「もちろん、俺たち(イスラム教徒)のムハンマドも最も優れた預言者だけど、それでも単なる人間だよ!」
「三位一体という考え方は、唯一神と矛盾しているじゃん!そもそも、神さまはアッラーただ一人だしw」
と、こんな感じで、非常に「わかりやすい」んです💛
ということは、一見高尚な戯言(たわごと)を並べるキリスト教徒と、理路整然・単純明快なイスラム教徒が論争した場合に、どちらが勝者となるのかは明らかではないでしょうか?

そして、第二の理由が、その「予定説」的な考え方です。

「キリスト教」の最大の特徴が、この「予定説」ですが、要するに、全知全能の唯一絶対の神さまが、この世界を創られたわけだから、私たち人間一人ひとりも、“救われる者”と“救われない者”として、あらかじめ「決定」して造られており、全ての人間はそもそも平等ではないという考え方になります。

こんなことを考え出すと、自分がどちらの側なのかと心配になって仕方がないのが人間の性(さが)なのですが、唯一絶対の神を、いくら拝み倒したところで、決まっているものは、決まっている、それを人間ごときが、神の決定を覆せるはずがない、という身も蓋もない状況になるのが「キリスト教」の教えでした。
ちなみに、死んでも、自分がどちらなのか分からないのが「キリスト教」で、「最後の審判」が下される時までは、人間ごときが知り得る手段がない、つまり、永遠に助かるのか助からないのか分からない、というのが「キリスト教」になります。
で、困った信者に付け込んで、どうしたのでしょうか?

「信じなさい」、教会に「おカネ」を納めて「悔い改めなさい」、です(笑)
これが、「カトリックの有難い教え」です💛
のちの時代に登場してくる「プロテスタント」は、そんな「カトリック」の教会の横暴を改革する動きから生まれました。いわゆる「宗教改革」です。
さきほども書かせて頂きましたが、
① 「宗教改革」という、カトリックの支配に対する抵抗者(=プロテスタント)の暴力が起こる。
① 「宗教改革」は、キリスト教の分裂である。
の段階になります。ここは、また後日改めて書かせて頂きます。
詳しくはこちらをご参照💛
↓
☆「自由」と「平等」は両立しないんです ~ アメリカがデモクラシーの国ではなかった理由

それでは、そんな「キリスト教」の「予定説」に対して、「イスラム教」はどうだったのでしょうか?

「イスラム教」の啓典は『コーラン(クルアーン)』ですが、そこで説かれているのは、全知全能の唯一絶対の神さまである「アッラー」は、現世の人間の過去も未来もすべて決めたまう、ということで、ここまでは「キリスト教」と変わらないのですが、まったく異なっている点があって、「良いことをすれば、神さまに来世で救済される」と教えているんです。

これは、ヒンドゥー教や仏教に見られる「因果応報」の考え方で、「イスラム教」では、良いことをすれば「極楽」、イスラムでいうところの「緑園(りょくえん)」・「緑の園」に連れて行ってもらえる、逆に悪いことをすれば「地獄」に堕とされるとされているんです。

詳しくはこちらをご参照💛
↓
☆双六(すごろく)は、宗教の考え方を教えるためのものでした

さて、自分がどちらの側になるのかと心配になって仕方がないのが人間の性(さが)ですが、「キリスト教」の教えと「イスラム教」の教えを、目の前に並べられた場合、みなさんは、どちらを選択されるでしょうか?
答えは、言うまでもなく「イスラム教」の教えでしょう💛
だって、「自助努力」が報われるわけですから。

こういった背景があって、「イスラム教」が急速に拡大していきますが、「キリスト教」はどうなっていくのか、「フランク王国」はどうなっていくのか、いわゆるヨーロッパにおける「暗黒の中世」と呼ばれる時代を次回以降見てまいりたいと思います。
続きは次回に♥
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