2014-09-13 (Sat)
PHP研究所
日本史の謎は「地形」で解ける【環境・民族篇】
著者 竹村公太郎著 《リバーフロント研究所研究参与》
●言語の【分裂】
世界で南北方向の緯度20度を持つ国は、それほど多くはない。そこでは、言語は分裂している
北米→米国
『米国では英語を話せない米国民の存在は普通で、
誰もその人を奇異に思わない。
ヒスパニック系米国人の増加で、
その傾向はさらに加速している。
2000年の米国の白人構成は70%である。
しかし白人の出生率は低く、ヒスパニック系移民の増加と高い出生率で
2050年には、白人構成は50%にまで低下するという。
…米国の言葉はますます複雑化し、サラダボウルのようにかき回され続けていく。』
●言語の【分裂】
世界で南北方向の緯度20度を持つ国は、それほど多くはない。そこでは、言語は分裂している
ユーラシア→ロシア
『ロシアはもともと多民族国家である。
ロシア全土を束ねていた強力な社会主義国家のソ連邦は、
1922年に成立して約70年後の1991年に崩壊した。
…広大なロシアを束ねていた一党独裁のタガが外れた後、
潜在化していた民族意識が一気に顕在化した。
100以上の民族独自の言語が復活し、
その存在を主張し始めている。
やはり、この国を1つの言語でまとめるには、気の遠くなるほどの強力な権力が必要であった。』
●言語の【分裂】
世界で南北方向の緯度20度を持つ国は、それほど多くはない。そこでは、言語は分裂している
ユーラシア→インド
『インド文明の歴史は古い。
そして、その言語は複雑極まりない。
インド連邦の公用語はヒンディー語だが、
その他に憲法で公認されている言語は17言語にも達する。
地方へ行けば、言語はさらに細分化していく。
隣の部族とまったく会話が通じないことも珍しくない。』
同じ国でも、ことばが違う。。。それでも一致団結できるのでしょうか? 難しそう♥
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