2015-04-26 (Sun)
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
さて、相変わらず猪突猛進型の国家主席が独裁する支那ですが、最近は特に、その無謀な暴走っぷりが目立ちますね♥
いったい何故、そこまで世界中から嫌われ、そしてカモにされてでも【無謀な暴走】を続けるのでしょうか?
その答えは、ここにあります^^
それでは、この書物を見ていきましょう!
なぜ中国は覇権の妄想をやめられないのか (PHP新書) (2015/03/14) 石 平 商品詳細を見る |
『 「冊封」とは、本来は中国周王朝時代の封建制において、周の王が諸侯以下を冊をもって任命するという制度のことで、諸侯に爵位や封禄を与える見返りとして、彼らと君臣関係を結ぶことが最大のポイントである。
そして漢王朝の時代になると、強大な漢帝国は力を背景にして周辺地域の国々を中華秩序のなかに取り込む大事業に着手したが、そのとき中華王朝は周時代の「冊封体制」をそのまま、「化外(けがい)」の民族のつくった周辺諸国に適用した。
つまり、それらの周辺諸国は実際には中国と無関係なところでつくられた自前の政権であっても、【形式上】、中華王朝からその地位を「冊封」によって「任命」されることになる。その際、彼らは「冊封」されることへの見返りとして、中華王朝に「外臣」の礼をとり、中華皇帝を「君主」として仰ぎ、形式的には中華王朝の属国となる。
極稀に残っている冊封体制の例
このように…頂点に立つ中華王朝とそれを仰ぐ属国たちからなるこの国際秩序を、すなわち「中華秩序」という。
その際、「宗主国」となった中華王朝の諸国に対する「支配」とは実質的なものというより、ほとんどは形式的なものだ。つまり諸国は中華王朝とその皇帝に対して「臣下」としての礼儀さえきちんと守っていればよい。…その「臣下の礼」の最たるものとして諸国に求められるのは、中華皇帝に対して定期的に貢物をもってご機嫌を伺いに参上することである。それが「朝貢」だ。
妄想に囚われている国家主席
しかもその際、もってくる貢物の経済的価値がいかほどてあるかは中華王朝にとって、さほどの関心事ではない。貢物をもって朝貢してくること自体が中華王朝と皇帝にとって重要なのである。ここが重要だ。多くの場合、諸国からの朝貢を促すため、中華王朝はむしろ彼らのもってくる貢物の数倍も経済的価値がある「下賜物」を与える。要するに、高い代価を払ってでも諸国に朝貢に来てほしいというのが、中華皇帝の偽りのない気持ちなのだ。…
つまり中華世界の皇帝は、自らが真の天命を背負った本物の天子であることを証明して自らの権威を不動のものにするため、どうしても周辺諸国に朝貢に来てもらわなければならないのだ。
こうなると、場合によっては中華皇帝と周辺諸国の国王の立場が逆転することもある。中華皇帝は周辺諸国の国王たちに朝貢しに来てもらわなければならない立場であり、「下賜物」をできるだけ多くして経済的利益を餌に彼らの朝貢を促すことになるが、そんなことをやっているうちに、どちらの立場が強いのかがわからなくなるときもある。
そして多くの周辺諸国にしてみれば、中華王朝に「冊封」されて朝貢する立場になったとしても、実際に支配されることもなく、むしろ得られる経済的利益のほうが大きい。だから彼らは往々にして、喜んで中華王朝の「属国」となって中華秩序のなかに入り、中華皇帝のご機嫌を伺うのである。』
いかがでしょうか?
ここまで読み進めてくると、最近話題の「AIIB」の姿が見えてきますねw
御機嫌を伺って、経済的利益を得ようとしているんですね♥
画像はこちらのレポートよりお借りいたしました♥
さて、現在世界中で、支那包囲網が出来上がりつつあります。
そして、その中心となっているのは、私たちの国「日本」です。
そんな中、南朝鮮は「ほったらかし」の蚊帳の外状態にあります。
これからどうなるか、とても楽しみですね♥
続きは次回に♥
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