2015-04-25 (Sat)

戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
さて、相変わらず猪突猛進型の国家主席が独裁する支那ですが、最近は特に、その無謀な暴走っぷりが目立ちますね♥
いったい何故、そこまで世界中から嫌われ、そしてカモにされてでも【無謀な暴走】を続けるのでしょうか?
その答えは、ここにあります^^
それでは、この書物を見ていきましょう!
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『 【一種の妄想】にも近い「中華思想」という概念の定義や解釈は、論者によってさまざまであるし、日本においても論じ尽くされたテーマだ。しかし、この部分を曖昧にしたままで、一足飛びに中華秩序や現代中国の行方を論じることはできない。私自身の言葉で言えば、「中華思想」とは、中国伝来の【自己中心の「天下イズム」】とでもいうべきものである。

近代以前の中国人にとって、自らの住む「中華」という地域空間は、じつは地球上の限られた一地域でもなければ、【固有の境界線をもつ一つの「国」でもなかった】。それはまさに「天下」であり、世界そのものだった。

彼らの世界観は、簡単にいうならこうである。この世界の上には「天」というものがあり、天帝が宇宙の森羅万象のすべてを支配している。一方、「天下」、すなわち天の下の世界では、天帝の子である「天子」が、天命を受けて唯一の統治者となる。
そして中国の歴代王朝の皇帝こそ、この天命を受けた天子であり、彼こそ「天の下」の世界の頂点に立つ唯一の主権者なのだ。したがって天子を戴く中華王朝は当然、世界のすべての地域を支配下に収めるべきであり、逆に中華王朝の支配が及ぼす範囲は、すなわち世界そのものの範囲であると考えられる。
『詩経』『荀子』『韓非子』『呂氏春秋』などの中国古典にたびたび出てくる有名な言葉がある。
「普天の下、王土に非(あら)ざるは莫(な)く、率土(そつと)の浜(ひん)、王臣に非ざるは莫し(天下のものすべて、帝王の領土でないものはない。国の果てまで、帝王の家来でないものはない)」
中国の知識人なら誰でも知っているこの16文字の漢文にこそ、中国伝来の世界観が凝縮されている。…

中華世界の人々がつねに直面しなければならなかった事実とは、中華王朝の統治する範囲以外の周辺地域ではいつでもさまざまな王朝や政治権力が存在していて、自らの文化と文明をもつ国が数多くある、ということだった。天の下のすべてのものが自分たちのものと思い込む中華王朝あるいは中華皇帝からみれば、周辺の「東夷・西戎・南蛮・北狄」たちが勝手に王朝をつくって自分たちの国を樹(た)てていることは信じ難い無秩序状態であり、許してはならないことだったのだろうが、それは紛れもない事実でもあった。

妄想に囚われている国家主席
そうすると、こうした周辺地域の国々にどう対処するのかが、歴代の中華王朝にとって大いなる課題となる。中華思想の世界観とその優越感を維持していくためには、それらの野蛮人の樹てた国々を野放しにするわけにはいかない。彼らを中華思想の秩序のなかに取り込まなければならないのである。
そのために発明されたものが、中国史学の大家である西嶋定生(さだお)がいうところの「冊封体制」だった。』

極稀に残っている冊封体制の例


いかがでしょうか?
ここまで読み進めてくると、支那の暴走国家主席の心理や、南朝鮮の媚び入る心理が、とても良く理解できますね♥
さて、現在世界中で、支那包囲網が出来上がりつつあります。
そして、その中心となっているのは、私たちの国「日本」です。
そんな中、南朝鮮は「ほったらかし」の蚊帳の外状態にあります。
これからどうなるか、とても楽しみですね♥
続きは次回に♥
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