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    親子チョコ💗(500冊以上の良質な書籍のご紹介)

    子どもたちの教育のため、また、その親である私たち自身が学ぶための、読まれるべき良質な書籍のみをご紹介させていただきます。

     >  朝鮮 >  キューピットとエロース ~ 姜尚中が知らない本当の「ルネサンス」

    キューピットとエロース ~ 姜尚中が知らない本当の「ルネサンス」

    ウィリアム・アドルフ・ブグロー 『クピードー』1875
    ウィリアム・アドルフ・ブグロー 『クピードー』 1875

    クピードー(Cupido)は、ローマ神話愛の神。日本語では長母音を省略してクピドとも表記される。アモール(Amor)とも呼ばれる。日本では、英語読みのキューピッド(Cupid)キューピットで知られる。ギリシア神話のエロースと同一視される。

    エロースと若干異なり背中に翼をつけて恋の矢を撃つ気紛れな幼児として描かれることが多い。そのため、恋人達の恋愛成就の助けになることを「恋のキューピッド」ということが多い。

    サンドロ・ボッティチェッリ『春』の中で画面の上の方から目隠しをしながら三美神の中の「慎み」(castitas)を狙っているのがクピードーである。

    サンドロ・ボッティチェッリの『プリマヴェーラ(春)』
    サンドロ・ボッティチェッリの『プリマヴェーラ(春)』

    サンドロ・ボッティチェッリの『春』 2





    戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

    そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

    私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

    客観的に情勢を判断する必要があります。

    それでは、この書物を見ていきましょう!




    『 「在日」という言葉自体が、警察庁の概念で言う「在日」外国人つまり「永住者」「特別永住者」「永住者の配偶者」「アメリカの軍人軍属」を指すのか、はたまた「日本に長期滞在する外国人」を指すのか、さらに【「長期滞在する韓国朝鮮民族」】を指すのかは、その時々で様々です。…

    姜尚中(きょうしょうちゅう)

     本書では【特に日本に住む韓国朝鮮民族に関して書いております】が、私が生まれた頃から言われている一般的な「在日」には、大東亜戦争終戦前から引き続き日本に滞在している、【現在言うところの「特別永住者」】と、戦後【親の都合で来日して日本に定着している「ニューカマー」】がいます。

    ポイント 女性

     【ニューカマーは特別永住者とは違いますが、どちらも一種の移民】ですから、【母国の言葉が話せない人も多い】のだそうです。

    難民 

     そして、実は【特別永住者も、ニューカマーも、その多くは政治にあまり関心がありません】

    ポイント 女性

     その【関心度は韓国にいる韓国人以下】だそうで、ある意味政治に関心のない人が多い日本人と同じ。そして【日本育ちが多いので、見た目日本人と大差ありません】

    小沢一郎
    小沢一郎 済州島

     このように書くと、「彼らの存在は日本において無害なんじゃないか」と思う人もいるでしょう。

    悩む女の子2

     政治的関心のない、日本社会に混在し溶け込んでいる、【特別永住者を始めとする韓国朝鮮民族はいいのかというと、決してそうではない】と私は考えています。

    驚き顔

    なぜなら、彼らは実際には無関心であっても、【彼らの帰属する民族としての特権取得】は、【政治に強く干渉しようとする一部の在日朝鮮民族によって実現され】ており

    福島瑞穂こと工作員 趙春花 2 福島瑞穂 字

    政治に関心のない人たちも【他の外国人ではありえない権利を普通に行使】し、実際に【本来外国人が受給すべきではない生活保護受給率を上げまくっている】のです。

    驚き

     「関心はないけど【もらえるものはもらう】」「あとは【活動する人たちがなんとかしてくれる】」「勝手に活動しているだけなんだから【俺たちとは関係ない】世界の人」…。

    福島瑞穂こと工作員 趙春花

     私は【こういう人たちこそが、まさに在日特権を濡れ手に粟(あわ)で享受する、最も問題のある人たち】だと思うのです。

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     こうした政治に関心のない、日本語しか話すことのできない学生や、お年寄り、日本社会に実際に溶け込み生活している人たちが、【なぜ世代が変わっても、何年経っても、日本に帰化せず、他国にありえない世襲外国人として日本に滞在しているのか?】

    悩む女の子2

     【外国人のままで日本に滞在することに、旨味(うまみ)があるからですよ】

    驚き 6

     それを指摘すること「差別」であり、それを知った結果怒りを示すこと「ヘイト」とされ、これを論じること「ヘイトスピーチ」とされる今、【あなたが手に取っている本書は、日本人的視点から書かれた、かなりヤバイ本】なのです。立ち読みなんかしているあなた、いろんな意味で「危険」ですから背後に気を付けてくださいね(笑)。

    ポイント 女性 重要 5

     そして【すべて読み終わった後に見極めて頂きたい】のです。

    読書 女性 14

    事実を知ったあなたのその感情がヘイトであるのかその感情表明がヘイトスピーチであるのか。』

    日の丸

    いかがでしょうか?

    今回ご紹介させて頂きます本書ですが、読んでいる途中で、本当に怒り心頭危うく引き裂いてしまいそうになるぐらい「驚愕の真実」が、綿密なデータに基づいて記載されていて、いわゆる「在日特権」が可視化されているという、必読必見のおススメの書物です♥

    在日朝鮮民族に「のみ」認められている、いわゆる「在日特権」現実に多数存在しています♥

    もし、「在日特権」が存在していないのであれば「特別永住者」であり続ける必要はないんです♥

    ポイント 22

    著者も書かれているとおり、簡単な話で、在日朝鮮人は、特別永住者という「外国人のままで日本に滞在することに、旨味(うまみ)がある」からこそ、そのままでいるんです♥ ここを間違ってはいけないんです♥ 在日朝鮮人は「確信犯」でやっているんです♥

    ポイント 女性

    例えば、ほんの一例を挙げますと、在日朝鮮人は、「なぜか消費税引き上げを待ち望んでいた」んです♥

    ポイント 女性 重要 5

    思い出してみてください。これは、今年の出来事です。ほんの数か月前の出来事です。

    安倍総理は、消費税率引上げの延期を決め、その判断において、参院選で「民意」を問いました

    安倍総理 消費税引き上げ延期
    安倍首相、消費税10%引き上げ延期を正式表明 「これまでの約束と異なる判断。公約違反の批判受け止める」

    景気への影響を懸念しての、安倍総理のこの判断は非常に正しかったのですが、この時、一斉に反対に回った(つまり、消費税率引き上げ派だった)のがボンクラ野党でした♥

    安倍総理 消費税引き上げ延期 2
    野党、解散ではなく総辞職求める 岡田氏「無責任、総辞職すべき」 志位氏「アベノミクス破綻、退陣を」

    結果は、周知のとおり、安倍総理率いる与党の圧勝です♥

    安倍総理 産経新聞 2

    実は、この消費税率引き上げとセット「延期されるはずのもの」がありました。

    それが、最近国会で審議されている「年金」に関する問題に隠れているんです。

    「年金」に関する制度改正の法案は、2つあって、そのうちのひとつがボンクラ野党年金カット法案などと「レッテル貼り」している、「年金受給者のもらいすぎを是正」するための法案ですが、これに対してボンクラ野党は強硬に反対しています。

    そして、もうひとつが、ボンクラ野党も大賛成し、全会一致で可決した「改正年金機能強化法」です。

    年金 記事
    受給資格を10年に短縮=改正年金機能強化法が成立

    なぜボンクラ野党は、後者の改正には賛成したのでしょう?

    悩む女の子2

    それは、特別永住者であり続ける在日朝鮮人「外国人のままで日本に滞在することに、旨味(うまみ)がある」ことだからです♥

    ポイント 女性

    「 2012年、「社会保障と税の一体改革」として、年金関連法が国会で計4法成立(年金機能強化法)し、年金制度が大きく改正されました。これは在日同胞にも大きな影響がある内容になっています。

     しかし、年金制度は非常に複雑で理解がむずかしい制度でありながら、年金受給は「申請主義」であり、自分で年金の受給権を確認して請求しないと年金を受給することはできません。・・・

     また、今回の制度改正により、多くの同胞中高齢者が年金受給対象者になることが想定されることから、人権協会では、この年金制度の基本的なことをおさえながら、制度改正について解説するリーフレットを作成しました。」


    「 現在の年金制度では、日本に住所がある20歳以上60歳未満の方は在日外国人含めすべて年金制度の強制加入対象者です。

     原則的に、この20歳から60歳の間に25年以上「受給資格期間」という。生年月日等により短縮される特例有)保険料を納めることで、65歳(厚生年金に1年以上加入している場合、生年月日により60~65歳)から老齢年金が支給されます。

     受給資格期間の25年には、「保険料納付済期間」だけでなく、保険料の免除を申請した「免除期間」も含まれます。それでも25年を満たせない人は、「カラ期間」(後述)を合算することもできます

     制度改正により消費税10%導入(2017年4月予定)以後受給資格期間が25年から10年に短縮されるので「カラ期間」をあわせると多くの在日同胞高齢者が老齢年金の受給対象者になることが想定されますほとんど保険料を払っていないからとあきらめず、今一度自身の年金記録を調べてみてください。」


    ポイント 女性

    「 1961年4月、「国民皆年金」をうたい全面施行された国民年金法ですが、在日同胞をはじめとした在日外国人は、不当にも国籍要件により制度から排除されていました(会社員などが加入する厚生年金には国籍要件がもとよりありませんでしたが、かつて在日同胞の職業は自営業が多く厚生年金に加入していない在日同胞が大多数でした)。また、日本籍者でも被用者(会社員等)の配偶者や学生は、年金加入が任意とされていました。

     1982年国籍要件が撤廃され、1986年には被用者の配偶者が強制加入になるなど、今ではすべて強制加入となったことから、20歳から60歳の間で、かつて制度的に排除されていた期間や任意加入だった期間は、年金を受給するための条件である25年(受給資格期間)に算入できる期間として扱われます。これを「合算対象期間(=カラ期間)」といいます。

     カラ期間には、1962年1月1日以前生まれの在日同胞(特別永住者・永住者)であれば適用される、永住外国人のカラ期間(生年月日により最短1か月~最長20年9か月)などがあります。ただし、カラ期間は年金額には反映されないので、カラ期間だけで10年あったとしても、年金を受給することはできません(最低1か月以上、保険料納付済期間か免除期間が必要)。」


    ポイント 女性

    「 Q3 ほとんど保険料払っていないし、もらえないでしょ?とてもじゃないけど25年も払ってないよ。

    A NO!場合によっては受給できます。カラ期間、年金記録のチェックを!

     たしかに、年金を受給するには、保険料納付済期間(および免除期間)が25年以上あることが必要ですが、この25年は、①保険料を納めた期間、②保険料免除期間、③合算対象期間(カラ期間)の3つを合算して計算することができます。③のカラ期間には、おもに次のようなものがあります。すべて本人が20歳以上~60歳未満の期間で、

    A:特別永住者・永住者の1961年4月~1981年12月の期間

    B:厚生年金/旧共済年金加入者の配偶者の1961年4月~1986年3月の期間

    C:日本の大学・短大等の学生であった1982年1月(※2)~1991年3月の期間

    以上の期間は、保険料を払っていなくてもカラ期間として算入することができます(ただし年金額には反映されない)。

     特にAのカラ期間は、多くの在日同胞1世・2世に該当します。消費税10%になると同時に受給資格期間が25年から10年に短縮されるので、たとえばAのカラ期間が9年11か月該当し、そのほかに1か月でも保険料を納めていたり免除期間がある在日同胞は、年金を受給できるようになります。」


    在日本朝鮮人人権協会
    在日朝鮮人による日本人のための年金を搾取する方法について書かれているサイトがこちら♥

    本来であれば、消費税率が10%になると同時に、受給資格期間が25年から10年に短縮されるはずだったものが、年金制度の改正をするため消費税率の引き上げと分けて、今の国会で審議され、「特別永住者」にとって極めて「旨(うま)み」のある法案にのみ、ボンクラ野党は大賛成したわけです♥

    では、「特別永住者」って、一体誰のことなんでしょう?

    悩む女の子2

    以下は、Wikipediaからの抜粋です。

    「 特別永住者(とくべつえいじゅうしゃ)とは、平成3年(1991年)11月1日に施行された日本の法律「日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法」により定められた在留の資格のこと、または当該資格を有する者をいう。

     米国戦艦ミズーリ艦上での日本の降伏文書調印日(昭和20年(1945年)9月2日)以前から引き続き日本内地に居住している平和条約国籍離脱者(朝鮮人及び台湾人)とその子孫を主に対象としているが、朝鮮、韓国系の特別永住者には戦後の密航者も多く含まれる。」


    朝鮮人 5

    「 第二次世界大戦終結後、日本の領土下にあった朝鮮はポツダム宣言によって連合国に分割占領され後に大韓民国、朝鮮民主主義人民共和国として独立し、同じく日本の領土下にあった台湾中華民国となった。そして、日本国との平和条約によって、日本がそれらの国または地域の独立を認めるに際して、法務府民事局長から「平和条約の発効に伴う朝鮮人台湾人等に関する国籍及び戸籍事務の処理について」と題する通達が出され、それらの国の主権が及ぶべき法的地位にあると認められる者は、講和条約の発効(1952年4月28日)とともに、一律に日本国籍を喪失する取扱いとなった(日本国籍者でい続けるか、朝鮮籍に戻るかの選択肢は与えられなかった)。そして、日本政府は、これら国籍離脱者の関係国への送還をGHQや韓国政府などと調整していた経緯があるが、受け入れられず「かつて日本国籍を有していた外国人」協定永住許可者として在留資格を認めた一般的な永住資格を持つ外国人である一般永住者とは異なる)。

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     平成27年(2015年)末時点での特別永住者の実数は、34万8626人であり、国籍別では「韓国・朝鮮」が34万4744人と99%を占める

    ポイント 女性

     特別永住者三大都市圏の10都府県に集中しているのが特徴で、近畿圏(大阪・兵庫・京都の3府県)に45%首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉の4都県)に22%中京圏(愛知・三重・岐阜の3県)に11%が居住している。合わせると実に78%3分の2超がこれらの地域に集中している。」


    日本人の大切な年金奪うという特権をもつのが、「特別な資格」である「特別永住者=在日朝鮮人」の「旨(うま)み」のひとつであるということが、ご理解いただけましたでしょうか♥

    こちらもご参照♥

    中韓を知りすぎた男 在日特権「年金と生活保護」

    姜尚中(きょうしょうちゅう)
    姜尚中(きょうしょうちゅう)

    さて、本日も、この(↑)「在日朝鮮人」のお話の続きです♥

    先日も書かせて頂いておりますが、こいつが書いた、とある問題の本があって、その中で「トンデモナイ間違い」をやらかしちゃっているんです。

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    もう一度、確認のために引用してみますと。。。

    「 第一章で詳しく触れますが、わたしがドイツ・ルネサンスを代表する画家であるアルブレヒト・デューラー(1471-1528)の自画像と出会ったのは、まさしく希望も将来もない途方に暮れていたドイツ留学のころでした。

     わたしは、「在日」という自分の出自だけでなく、そもそも生きることの意味や自分がどうして生まれてきたのか、なぜ生きるのか、この時代はどうして自分の問いに答えてくれないのか、そうしたもろもろの問いによって堂々巡りを繰り返し、悩んでいたのです。

     しかし、デューラーの自画像と出会い、わたしは自分の中から憂鬱(ゆううつ)な鉛色の空が晴れていくような感じがしました。

     『わたしはここにいる、おまえはどこに立っているのだ』

     絵の中のデューラーはそう語りかけているように思え、わたしは身震いするような感動を覚えたのです。大仰な言い方ですが、それは、500年の時空を超えた「啓示」のように思えてなりませんでした。

     『そうだ、自分はどこにいるのか、どんな時代に生きているのか、そして自分とは何者なのか、それを探求していけばいいんだ。ただ、どこからか与えられる意味や帰属先を待ち続けるのではなく、自分から進んで探求していけばいいんだ』

     そう決めると、何だか生きる力が湧いてきたのです。」


    アルブレヒト・デューラー 『自画像』1500年
    アルブレヒト・デューラー 『自画像』1500年

    このデューラーの自画像が書かれた「ルネサンス」の時代は、もともと異民族・異教徒であった現在の西欧に繋がる祖先の人々が、イスラム世界との交流を通じて、古代ギリシャ・ローマ風の文化新しく生み出した時代でした。そして、そこにキリスト教の影響が加わって、本来の古代ギリシャ・ローマの文化とは別ものの、現代に繋がる新しい西欧文化が生まれた時代だったんです。

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    まずこうした、この時代の流れ・背景があってそのうえである意図をもって、アルブレヒト・デューラーは「自画像」を描いてみせたんです♥ 自身の顔「イエス・キリスト」に似せて描いているところが、それです♥

    イエスのイコン
    イエスのイコン

    これらのことを理解し、そして当時、「メランコリー」すなわち「憂鬱(ゆううつ)」が、どういう意味をもっていたのかを知ってさえいれば、さきほどの「お馬鹿な在日朝鮮人」の記述の内容は、トンデモナイ勘違いだということが、誰にでも理解できるんです♥

    念のため、もう一度、書かせて頂きます。

    「 しかし、デューラーの自画像と出会い、わたしは自分の中から憂鬱(ゆううつ)な鉛色の空が晴れていくような感じがしました。」

    憂鬱が晴れると・・・言っていますね♥

    奇妙ですね? デューラーの『自画像』は、まさに、その「メランコリー」=「憂鬱」を描いた像なんですけれど♥ 憂鬱が晴れてどうするんですか(笑)

    で、この「ルネサンス」の時代は、「ヘルメス主義」という一種の神秘主義が台頭してきた時代だというのは、ルネサンス期を語る上での「常識」となっています♥

    ポイント 女性

    つまり、紀元後3世紀頃までにエジプトで成立したと考えられている「ヘルメス文書」に基づく主義・思想が台頭してきた「ルネサンスの時代」は、「一者」から万物が流出するというネオプラトニズム(新プラトン主義)的な考え方や、神を認識することが救いであるといったグノーシス主義的な考え方が、どんどん受け入れられていく過程の時代だったんです♥

    それらの主義・思想の根源となるヘルメス文書は、11世紀頃までに東ローマ帝国で17冊の文書に編集されていましたが、西ヨーロッパでは知られていなくて、まさに、このルネサンス期にギリシア語からラテン語に翻訳され、一気に拡がり始めるんです。

    「一者」から万物が流出、つまり「一者=神」から万物が流出する、神を認識することが救いこのことを念頭に置いたうえでデューラー自分自身を「イエス・キリスト」に似せて描いているんです♥

    アルブレヒト・デューラー 『自画像』1500年
    アルブレヒト・デューラー 『自画像』1500年

    デューラーは、自信を持って自分の姿を描いているんです♥ その根っこにあるのが「メランコリー」=「憂鬱」です♥ これがあるからこそ、デューラーは、自信満々なんです♥ むしろ、この「メランコリー」=「憂鬱」こそ、自身の姿で表現しているんです♥

    ところが、さきほどの「在日朝鮮人」は、憂鬱が晴れると・・・言っているんです♥

    ドユコトwwww

    ・・・と、ここまでが昨日書かせて頂いた内容でした。では、続きを。。。

    アルブレヒト・デューラーらに影響を与えた、ネオプラトニズム(新プラトン主義)的な考え方というのは、古代思想であるプラトンの哲学さらに徹底させた思想です。

    プラトン
    プラトン

    このプラトンは、「民主主義の脆弱性」を指摘したことでも有名です。かつて、ドイツでパヨクがヒトラーという怪物を生み出したように、愚かなパヨク「政治に意見をする」と、やがて「独裁者」を生む予言していた人物です♥

    詳しくはこちらをご参照♥

    アリストテレスって誰? ~ 民主主義と奴隷制度とSEALDsと。。。



    プラトンの思想ポイントは、「イデア論」ですが、たとえば、この絵を見て、

    アルブレヒト・デューラー 『自画像』1500年
    アルブレヒト・デューラー 『自画像』1500年

    つまり、人間が肉体的に感覚している対象としてのこの絵は、本当にこの世に実在するものである「イデア」ではなく、あくまでも「イデアに似ているモノ」でしかない、というような考え方をしていて、不完全なコピーではない「本質的なモノ」、すなわち「イデア」を知ることができるのは「理性」である、それを持つ者のみが「イデア」を捉えることができる、っていうように考えます。

    ポイント 21

    このような考え方から、実際にプラトンが唱えたわけではありませんが、のちに「プラトニック・ラブ」という言葉が生まれていきます。外見肉体的なものに惹かれるのではなく精神に惹かれる愛こそが優れている、特定の一人を愛する(囚われた愛)ことよりも、「美のイデア」を愛すること、それが「プラトニック・ラブ」である、といった意味になります。

    以下は、Wikipediaからの抜粋です。

    「 ルネサンスの時代フィレンツェの人文主義者マルシリオ・フィチーノによってプラトンの著作がラテン語に翻訳されプラトンの思想(実際には独自に解釈されたもの)が大きな影響を持つようになった。フィチーノ『饗宴』の注釈書の中で、アモル・プラトニクス(amor platonicus)という言葉を使った。プロティノスが説くように、人間を含む万物は一者(神)から流出したものであるが人間はその万物のうちにある美のイデアを愛することによって結果的に一者を愛し一者の領域に(エクスタシーを経て)近づいてゆくことができると考えられた。そして、この言葉が転用され、男女間の禁欲的・精神的な愛を指すようになっていった。」

    マルシリオ・フィチーノ
    マルシリオ・フィチーノ

    マルシリオ・フィチーノが翻訳したプラトンの『饗宴(きょうえん)』についても、見ておきましょう。

    以下は、Wikipediaからの抜粋です。

    「 紀元前400年頃アテナイ。アポロドロスは友人に、紀元前416年にあった饗宴の話を教えてほしいとせがまれる。

     アポロドロスは、ついこの間も、別の知人からその話をせがまれたことを明かしつつ、その饗宴は自分達が子供の頃のかなり昔の話であり、自分も直接そこにいたわけではないが、そこに居合わせたキュダテナイオン区のアリストデモスというソクラテスの友人・敬愛者から、詳しい話を聞いて知っていること、また、その知人にパレロンの自宅からアテナイ市内までの道を歩きがてら、語って聞かせたので、話す準備はできていることを述べつつ、アリストデモスが述べたままに、回想が語られる

     紀元前416年、アテナイの悲劇詩人アガトンが悲劇のコンクールで初優勝した翌日アガトンの邸宅での祝賀饗宴に招かれているソクラテスが、身なりを整えているところに、アリストデモスは出くわし、一緒についていくことになった。アガトンの邸宅に着くと、28名の男達が集っており、ちょうど食事をするところだった。食事を終え、エリュクシマコスが今夜は演説で時を過ごそうと提案論題を「エロース」に設定し、順々に演説を行っていくことになる。

     翌朝ソクラテスが帰るまでが描かれる。」


    長くなりましたので、そろそろ終わりにさせて頂きますが、最後にギリシャ神話に登場する恋心と性愛を司る神である「エロース」について。

    エロースの彫像
    エロースの彫像

    以下は、Wikipediaからの抜粋です。

    「 ヘーシオドスの『神統記』では、カオスやガイア、タルタロスと同じく、世界の始まりから存在した原初神 (Greek primordial deities)である。崇高で偉大で、どの神よりも卓越した力を持つ神であった。またこの姿が、エロースの本来のありようである。

    後に軍神アレース愛の女神アプロディーテーであるとされるようになった。またエロースはアプロディーテーの忠実な従者とされる。


    アプロディーテー
    アプロディーテー

     古代においては、若い男性の姿で描かれていたが、西欧文化では、近世以降背中に翼のある愛らしい少年の姿で描かれることが多く、手には弓と矢を持つ(この姿の絵は、本来のエロースではなくアモールあるいはクピードーと混同された絵である)。黄金で出来た矢に射られた者は激しい愛情にとりつかれ鉛で出来た矢に射られた者は恋を嫌悪するようになる。

     エロースはこの矢で人や神々を撃って遊んでいた。ある時、アポローンにそれを嘲られ、復讐としてアポローンを金の矢で、たまたまアポローンの前に居たダプネー鉛の矢で撃った。


    ロバート・ルフェーヴル 『アポロンから逃げるダフネ』(1810年頃)
    ロバート・ルフェーヴル 『アポロンから逃げるダフネ』(1810年頃)

     アポローンはダプネーへの恋慕のため、彼女を追い回すようになったが、ダプネーはこれを嫌って逃れた。しかし、いよいよアポローンに追いつめられて逃げ場がなくなったとき、彼女は父に頼んでその身を月桂樹に変えた(ダプネー daphne とはギリシア語で、月桂樹という意味の普通名詞である)。このエピソードが示す寓意は、強い理性に凝り固まった者は恋愛と言う物を蔑みがちだが、自らの激しい恋慕の前にはその理性も瓦解すると言う事である。」

    先日書かせて頂きました、ギリシア神話のヘルメースローマ神話のメルクリウス同化したように、世界の始まりから存在した原初神であり、崇高で偉大、どの神よりも卓越した力を持つ神であったギリシャ神話の「エロース」が、いたずら小僧ローマ神話のアモール(Amor)またはクピードー(Cupido)と同化したわけです♥

    キューピー

    「 地上の人間界で、王の末娘プシューケー絶世の美女として噂になっていた。母アプロディーテーは美の女神としての誇りからこれを嫉妬し憎みこの娘が子孫を残さぬよう鉛の矢で撃つようにエロースに命じた

     だがエロースプシューケーの寝顔の美しさに惑って撃ち損ない、ついには誤って金の矢で自身の足を傷つけてしまう。その時眼前に居たプシューケーに恋をしてしまうが、エロースは恥じて身を隠し、だが恋心は抑えられず、魔神に化けてプシューケーの両親の前に現れ彼女を生贄として捧げるよう命じた


    アモールとプシケー (愛と心)
    アモールとプシケー (愛と心)

     晴れてプシューケーと同居したエロースだが、神であることを知られては禁忌に触れるため、暗闇でしかプシューケーに会おうとしなかった。姉たちに唆されたプシューケーが灯りをエロースに当てると、エロースは逃げ去ってしまった。

     エロースの端正な顔と美しい姿を見てプシューケーも恋に陥り、人間でありながら姑アプロディーテーの出す難題を解くため冥界に行ったりなどして、ついにエロースと再会する。この話は、アプレイウスが『黄金の驢馬』のなかに記した挿入譚で、「愛と心」の関係を象徴的に神話にしたものである。プシューケーとはギリシア語で、「心・魂」の意味である。

     プシューケーとの間にはウォルプタース(ラテン語で「喜び」、「悦楽」の意。古典ギリシア語ではヘドネー)と言う名の女神が生まれた。」


    いかがでしょうか?

    ギリシャ神話の神々と、ローマ神話の神々融合し、そこに「一神教であるキリスト教」が混じり合ってくる時代それこそが「ルネサンス」と呼ばれる、それまでになかった「新しい文化」、いまに繋がる「西欧文化」が生み出された時代なんです♥

    そのとき、重要な役割を果たしたのが、プロティノスを祖とするとされる「新プラトン主義」(ネオプラトニズム)であり、プラトンのイデア論を徹底させ、「万物は一者から流出したもの(流出説)」と捉える考え方だったんです♥

    プロティノス
    プロティノス

    以下は、Wikipediaからの抜粋です。

    「 完全なる一者(ト・ヘン)から段階を経て世界が流出して生み出されたとする思想高次で純粋な世界より低次で物質的な混濁に満ちた世界へと流出は進み最終的にこの世界が形成されたとする。この流出過程を逆に辿ることができれば純粋で精神的な高次世界へと帰還して行けるとプロティノスは考えた。またプロティノス生涯に幾度かのエクスタシー体験をしており、それは、まさにこの精神における「帰還」であったとされる。」

    ここまで見てきますと、アルブレヒト・デューラー自身をイエス・キリストに似せて描いたこの絵(↓)が、「万物は一者から流出したもの」というネオプラトニズムの思想の現れであり、その流出過程を逆に辿り、その「一者」すなわち「神」へと近づいている様を表現しているのだということがお判りいただけると思います。

    アルブレヒト・デューラー 『自画像』1500年
    アルブレヒト・デューラー 『自画像』1500年

    あとは、「メランコリー」、つまり憂鬱(ゆううつ)の意味を理解する必要があります。

    続きは次回に♥




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