2019-05-16 (Thu)

株式会社朝鮮銀行
本日のキーワード : おカネ
株式会社朝鮮銀行(ちょうせんぎんこう、朝鮮語:조선은행)は、1911年に設立された日本の特殊銀行の一つである。略称は鮮銀(せんぎん)または朝銀(ちょうぎん)。
本日の書物 : 『習近平がゾンビ中国経済にトドメを刺す時』 石平、渡邉哲也 ビジネス社
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『石平 : 2018年末、世界の耳目を集めたのが中国人経済学者の【向松祚(こうしょうそ)】・中国人民大学国際通貨研究所副所長、その人でした。向氏は中国著名のマクロ経済学者。かつては国有銀行である中国農業銀行の首席経済学者であったから、彼の立場は中国で言えば、【「体制内知識人」】であり、【政府に近い経済学者】なのです。

☆中国著名な経済学者、最新講演でミンスキー・モーメントに言及
その向松祚氏が18年12月9日、中国人民大学校内で催された経済フォーラムにおいて講演を行いました。
そのなかで彼は冒頭から【中国の経済成長率の話題】を持ち出して、その【衝撃的な実態を暴露】しました。
中国の実際の【GDP成長率】が決して【政府公表の6%台ではない】というのです。

向氏によると、ある「重要機構」に所属する研究チームがまとめた内部報告書では、【中国の実際の経済成長率はわずか1・67%でしかなかった】。

【すでに成長率がマイナスとなっている】との試算も別途にあったとも言及したのでした。

もしそれが本当であれば、【中国経済はすでに深刻な大不況に陥っている】ことになるのですが、同時に、これまでの中国経済の実績に対してもわれわれは大いに疑義を呈さなければなりません。

過去にもこのような数字の水増しが続いていたのであれば、【「中国は世界第二の経済大国」という常識は覆される】からです。

☆【速報】トランプ政権 対中関税25%引き上げ発動 約22兆円分 米中閣僚級貿易交渉決裂~ネットの反応「冷やし中華始めました」「この騒ぎでひっそりと息を引き取りそうになってる韓国にワロタ」「消費税の増税延期?」

渡邉 : だからこそ、この【向松祚発言】が明るみに出ると、ただちに国内で大きな反響を呼び、海外でも広く知れ渡りました。…
石平 : さらに今年1月20日、上海で開催された「2019中方信富戦略発表及び闘牛財経金牛盛典」というフォーラムで【向氏は再び注目の講演】を行い、【内外から注目】を浴びました。…
講演のなかで彼はまず、2018年における【中国経済減速の原因】について論じ、【3つの国内要因】と【1つの国外要因】を取り上げています。3つの国内要因とは、①政府の金融引き締め策による企業の資金難。②企業負債の膨張。③【「私有制削減」】などの国内の「雑音」である。そして国外の要因はやはり米中貿易戦争であると示しました。』

支那軍閥の「紙きれ」
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、当ブログでも何度かご紹介させて頂いております、お二方による初の対談本で、まさに足元で「火の車」状態になっている支那の詳細な解説、並びに、お困りの支那への親切なご提案をなされている良書になります。

さて、昨日のところで、1911年10月の「武昌起義(ぶしょうきぎ)」、そして1912年の支那14省の独立宣言と清朝の消滅、さらに1916年の袁世凱死去による北洋軍閥の分裂、そこから軍閥により支那が四分五裂の状態になるまでの流れを書かせて頂きました。

清朝の行政区画(1908年)
上の図で「赤の☆」が独立を宣言した省で、当時の列強や「黄色の☆」の省や藩部が清朝を支持していた省になります。
で、先日書かせて頂いておりますが、支那の軍閥は、各々が独自に自分たちの中央銀行を作り、不換紙幣(金や銀の裏打ちのない紙幣)を発行し、支那の人民からの搾取の道具として大いに活用をしていました。
詳しくはこちらをご参照💗
↓
☆「不思議の国のアリス」と「偉大なる漢民族」

日露戦争(1904年~1905年)に勝利し、ロシアの東アジアにおける南下を阻止した私たちの日本は、1910年には朝鮮半島を保護国扱いから併合へと格上げしてあげます。
1911年には、私たちの日本は「朝鮮銀行」を設立し、日本政府から保護を受けて、朝鮮銀行券を発行(→金貨・銀貨・日本銀行券との兌換が保障された兌換紙幣)します。

株式会社朝鮮銀行
実際の朝鮮銀行券を見てみますと、

朝鮮銀行券(1932年)
「圓」や「YEN」という文字が書かれていることがご理解頂けると思いますが、
「圓」も「YEN」も、現在の私たち日本のお金である「円」のことになります。


日本銀行兌換銀券一円券(1885年)
朝鮮半島のおカネは「ウォン(通貨記号:₩)」ですが、ハングルで表記しますと「원」となり、これを元の漢字表記に戻してみますと「元」となります。つまり、朝鮮人(コリアンズ)のおカネは「元(ウォン)」で、支那のおカネの「元」を用いていることになります。
また、朝鮮銀行券に書かれていた「圓」をハングルで表記してみますと「엔(エン)」となります。
ということは、朝鮮人(コリアンズ)は、おカネに書かれている「圓」そのままに「エン」とは呼ばずに、支那のおカネの「元」を用い、朝鮮語の発音で「ウォン(元)」とわざわざ呼んでいる、ということになります。

実際に、現在の朝鮮人(コリアンズ)のおカネには「원(元)」と書かれています。


そこで、支那のおカネである「元」がどうなっているのかを確認してみますと、

御覧のように、やっぱり「圓」なんです(笑) ちなみに通貨記号も、「¥」になります💗

さて、お話を元に戻しますと、支那の軍閥は、各々が独自に自分たちの中央銀行を作り、不換紙幣(金や銀の裏打ちのない紙幣)を発行、それを活用して人民から大いに搾取していましたと書かせて頂きましたが、具体的にどのようにしていたのかと申し上げますと、

軍閥は、何ら資産的な裏付けのない「紙きれ」を印刷して、それを用いて、兵士に給与を支払ったり、市中から商品を買い入れたりします。例えば、のちに巨万の富を築いた張作霖(ちょうさくりん)は、「紙きれ」を用いて「大豆」などを大量に買い付け、それを輸出や転売をすることで、例えば、私たち日本の「円」や、「円」との兌換が保障されている「朝鮮銀行券」を手に入れます。すると、ただの「紙きれ」でしかないものが、「金貨・銀貨と交換できるおカネ」に交換できたことになります。
まさに、ぼろ儲けですね💗

ただし、ただの「紙きれ」に過ぎないものを、通用させるために必要なものが、軍閥の力の源泉である「軍事力」「暴力」にこそ存在しているという点をご理解頂いておく必要があります。
アメリカ・ドルが世界最強である理由も、まさに、そこにあるわけです。

1912年、アメリカにおいて第32回大統領選挙が行われ、現職の大統領であった共和党のウィリアム・タフトが落選し、

ウィリアム・タフト
史上最悪の大統領の一人とされる、民主党のウッドロウ・ウィルソンが当選します。

ウッドロウ・ウィルソン
実はこの大統領選挙において、共和党で前大統領でもあったセオドア・ルーズベルトが、新しくアメリカ進歩党を結成し、共和党が分裂した結果、ウッドロウ・ウィルソンの当選に繋がってしまいました。

セオドア・ルーズベルト
そして、1913年12月、アメリカにおいて、連邦準備法が成立し、「アメリカ・ドル」を独占的に印刷することができる「民間企業」であるFRB(連邦準備銀行)が設立されることになります。


続きは次回に♥
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