2015-05-27 (Wed)

戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
いまだに世界を騒がせている「イスラム過激派組織」。
これに関しても、メディアはキチンとした報道をしていません。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 アルカイダに対し、オサマ以外にもそこに大量に資金を流し込んだ人々がいる。それが、サウジ王室の人々だ。

カナダ最大の新聞『グローブ・アンド・メール』紙の中東支局長として、イスラエルのエルサレムに住んでいるカナダ人ジャーナリスト、パトリック・マーティン氏によると、9・11同時多発テロ関連の事案で連邦地裁判事に提出された宣誓供述書のなかには、1983年から20年以上も駐米大使を務め、サウジアラビア総合情報庁長官であった「サウジ・スパイの大親分」、バンダル王子がアルカイダに対する資金提供者であったことが記されているという(「ワールド・ソーシャリスト・ウェブサイト」2015年2月6日付)。
詳しくはWSWSのHPから♥
↓
Saudi Arabia, 9/11 and the “war on terror”
このバンダル王子のみならず、サウジ王室によるアルカイダ資金援助説は多くの人から指摘されていることであるが、そんなサウジとオサマ、そしてアルカイダの繋がりを摘発しようとした人物がアメリカにいた。それが、FBIの対テロ部門のナンバー2であった特別捜査官ジョン・オニールである。

非常に有能な対テロ捜査官であったオニール氏は、オサマがイエメンで引き起こしたとされるアメリカ海軍駆逐艦「コール」爆破事件の捜査を担当していたが、やがてその捜査の過程で、事件の裏にあるいくつもの闇に近づいていったようであった。

コールの損傷部分

コールを運搬中のMVブルー・マーリン
しかし、そんなオニール氏に対して、ブッシュ政権に変わった頃から、上層部から様々な圧力がかかるようになったという。たとえば、捜査のためイエメンを訪れたオニール捜査官率いるFBIのチームに対し、時の在イエメン米国大使などから様々な「捜査妨害」が行われた。この大使は、オニール捜査官が一度アメリカに戻った後、再び捜査のためにイエメンに戻ろうとした際に、そのビザの発給に横槍を入れて妨害している。この頃、オニール捜査官は、
「FBIはブッシュ政権になってから、いっそう政治的になった」
と批判的な発言をしている。

2002年、ジョージ・W・ブッシュ大統領とバンダル
それでもオニール捜査官はどんどんと捜査を進めていたが、やがて…「政治的追い落とし工作」も始まり、メディアにまでその情報が流出…このような包囲攻撃を受けたオニール捜査官は、ついに2001年7月にFBIを退職する決意をする。
この頃、オニール氏は、フランス人のテロ専門家で、9・11の背景に迫った『ビンラディン 禁じられた真実』(共著)を著したジャン=シャルル・ブリザール氏に対し、
「オサマ・ビン・ラディンとその組織に繋がるすべての答えと手がかりは、サウジアラビアにある」
という意味深な言葉を残している。
FBIを退職したオニール氏は、誰の紹介かはわからないが、給与待遇のよい、ある高層ビルのセキュリティ主任という職を得た。それがあの【ニューヨークの世界貿易センタービル(ツインタワー)】であった。

8月23日から働きはじめたオニール氏に対し、彼の友人は冗談まじりに、
「奴らも二度は同じことはしないだろう」
と言ったが、これは1993年に発生した世界貿易センタービル(北棟)への爆破テロのことを指している。しかし、これに対してオニール氏は、
「いや、奴らは仕事を必ずやり遂げるだろうよ」
と答えている。
それから3週間後の9月11日、いつもどおりオニール氏が出勤していたその世界貿易センタービルに、あの飛行機が激突した。目撃者によると、黒煙を上げるビルの中で、オニール氏は危険を顧みず、49階付近に留まり、セキュリティ主任として最後まで人々の避難誘導指示に当たっていたという(『ザ・ニューヨーカー』2002年1月14日号)。


このオニール氏の功績については、アメリカPBS放送のドキュメンタリー番組『知っていた男(The Man Who Knew)』や、ジャン=シャルル・ブリザール氏とギョーム・ダスキエ氏の共著『ビンラディン 禁じられた真実』などで紹介され、広く知られるようになった。
世界貿易センタービルの倒壊とともに果てたオニール氏の遺体は、事件発生から17日後まで瓦礫の中から発見されることはなかった。彼の遺体は、生まれ故郷であるアトランティック・シティの教会に埋葬され、その名前は彼が死んだ世界貿易センタービルの跡地につくられた記念碑に刻まれている。』

いかがでしょうか?
彼に共感できる日本人は、非常に多く存在するんじゃないでしょうか^^
朝日新聞関係者に、爪の垢でも呑ませたいもんですね♥
続きは次回に♥
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