2015-05-26 (Tue)
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
いまだに世界を騒がせている「イスラム過激派組織」。
これに関しても、メディアはキチンとした報道をしていません。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 「アルカイダ」という名称については、イギリス労働党出身のクック元外相による非常に興味深い指摘がある。
クック元外相は、イギリスのブレア政権で外相を務めたものの、イラク戦争に徹底的に反対、アメリカに追随してイラク戦争に邁進するブレア首相と対立して辞任した。彼の辞任演説は、イギリス下院で行われたが、その内容に感銘を受けた多くの議員たちが彼にスタンディングオペレーションを送っている。
そんな気骨のあるクック氏は、新聞紙上において、
「1980年代を通じ、彼(オサマ)はCIAから武器を提供され、アフガニスタンにあってソ連軍と戦う聖戦を支援していたサウジアラビアから資金を受けていた。アルカイダとは『データベース』という意味であるが、これはソ連軍と戦うためにCIAがリクルートし、訓練した数千人ものイスラム戦士を管理していたコンピューター・ファイルを語源としている」
と指摘している(『ガーディアン』2005年7月8日付)。つまり「基地」と訳されているアルカイダとは、実は「CIAのデータベース」という意味だというのである。
このことは、別の中東専門の元情報部員らの証言からも裏付けが取れる。かつて、フランス軍情報部にいたアラビア語が堪能なピエール=アンリ・ビュネル元少佐は、1980年代にヨルダンに派遣されていたときに、初めて「アルカイダ」という言葉を聞いたが、それは常にコンピューターの「データベース」を意味していたという。ちなみに1980年代半ばには、イスラム協力機構のデータベースもまた「アルカイダ」と呼ばれていたという(『グローバル・リサーチ』2014年6月14日)。
この「データベース」が非常に重要であったことは、最近明らかになったアルカイダ関連の裁判からも明らかだ。9・11アメリカ同時多発テロにかかわったとして逮捕され、終身刑を言い渡されたザカリアス・ムサウイ受刑者は、かつてオサマ・ビン・ラディンの「メッセンジャー」を務めていたが、
「1990年代後半、アルカイダの指導者オサマ・ビン・ラディン容疑者から支援者のデータベースを作成するよう命じられた」
(「CNNニュース」2015年2月5日付)のだという。つまり、…支援者や仲介者、戦闘員のすべてを記載していたデータベースそのものがアルカイダということであり、逆に言うなら、アルカイダとはそんな名簿に載った人々の「集まり」にすぎないということである。…
こう言われてみると、アルカイダの正体がなかなかわかりにくい理由がストンと腹に落ちる。つまり「アルカイダ」とは、決して明確な命令系統を持つ恐ろしいテロ集団などではなく、過激だがゆるやかなイスラム原理主義的社会思想を持つ人間の「群れ」のことであり、各地で起こされるアルカイダ「系」のテロは、それぞれの地域でテロ事件を起こした犯罪集団が、自分たちの行動に箔をつけるためもあろうが、勝手に「われこそは○○地域のアルカイダ」とか、「アルカイダに忠誠を尽くす」などと言っているにすぎない、ということだ。
そして、そんな「群れ」に対する呼び名がなかったために、もともとの「出身母体」であるCIAデータベースから便宜上「アルカイダ」と呼ばれたにすぎないのだ。
しかしこれらは、主要メディアで報じられることはない。そんな過激派連中が、実はCIAの「会員制データベース」に加入していた人々であったなどということを世間に知られたくない組織が、「アルカイダ」とは、あくまでオサマが過激派を訓練した「基地(ベース)」を由来とするのだ、というストーリーに仕上げ、メディアや専門家を使って大がかりな情報操作をした可能性もある。…
アルカイダを朝日新聞は・・・
そういえば、イラク戦争に徹底的に反対し、アルカイダの語源がCIAのデータベースにすぎないと新聞で暴露したイギリスのクック元外相は、その記事が出てわずか1カ月後、妻と2人でスコットランドの山道を散歩中に突然心臓発作を起こし、崖の上から数メートル下の岩場に転落した。
救助のヘリコプターは通報の30分後にようやく現場に到着したが、このとき、クック元外相はまだ生きていた。やがて病院に向かう段になったとき、なぜか【妻はヘリコプターに同乗させてもらえず、1人で山道を降りている】。その後に妻が病院に駆けつけたときには、クック氏はすでに死亡していた。誰も目撃者のいないヘリコプターの中で「手遅れだ」と判断されたのだという。心身ともに非常に頑健であり、かつブラウン政権でも閣僚への復帰が期待されていた稀代の論客であったため、その死はイギリスでも多くの人々の間で疑惑を呼んだ。』
いかがでしょうか?
日本のメディアの報道が、「不十分」で「不正確」なことが、良く分かりますね♥
加えて、朝日新聞などの様に、「歴史を捏造」して報道している劣悪なモノまで存在しています。まったく、とんでもないですね^^
続きは次回に♥
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