2015-05-23 (Sat)
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
いまだに世界を騒がせている「イスラム過激派組織」。
これに関しても、メディアはキチンとした報道をしていません。
それでは、この書物を見ていきましょう!
なぜ「イスラム国」は日本人を殺したのか (2015/04/21) 丸谷 元人 商品詳細を見る |
『 あのアメリカが「イスラム国」を支援しているのではないか、という驚くべき声も上がっている。まさか、と信じたくはないが、いくつかの欧米や現地のメディアがそのことを示唆するレポートを複数出している。
たとえば2014年9月19日、前線に武器弾薬や食糧を投下しようとしたイラク軍が、誤って「イスラム国」の地域にそれらを投下してしまったと報じられたが、その際にアメリカはそんなイラク軍の「未熟な技量」を指摘していた。
しかし、10月21日の英『デイリー・メール』紙によると、「イスラム国」と戦うクルド自治区に向けた武器弾薬をアメリカ軍の航空機が「イスラム国」支配地に投下してしまい、それを「イスラム国」兵士が吟味する様子を撮影したものがインターネット上に流出、アメリカ国防総省は慌てて「調査を開始する」と発表する事態となった。
たしかに、敵地に物資を投下してしまうということは、戦場ではときおり起こることだ。日本が戦った大東亜戦争においてもそれは発生しており、たとえばニューギニア戦線で、日本軍とオーストラリア軍が激しく一進一退の攻防を繰り返す地域では、ときおり日本兵の頭の上に連合軍の補給物資が降り注いでくることがあった。それを日本兵たちは、オーストラリア軍の場合は「チャーチル給与」と呼び、またそれがアメリカ軍の場合は「ルーズベルト給与」と呼んで、落下傘で落ちてくる箱に梱包されたミルク缶やチーズ、チョコレート、パンなど、当時、日本国内でもほとんど手に入らなかった食べ物を楽しんだりもした。…
しかし、こんな話は70年以上も前のことであり、今日のようにGPSや通信装置が発達している時代にあっては、誤投下の頻度は大幅に減っている。アメリカ空軍の輸送航空隊であれば、戦闘地域への物資投下はイラク戦争やアフガン戦争で嫌というほど経験しており、今でもその技量は決して低くはない。それに、当然、地上からの誘導もあれば、発煙弾を焚いたりもすることができるのだから、誤投下するほうが難しい。
にもかかわらず、こんなアメリカ軍による「イスラム国」への「誤投下」は一度や二度ではないのである。
2014年11月16日、イランの『ファーズ・ニュース・エージェンシー』は、イラクの情報機関の説明として、
「イラク軍や治安部隊に包囲されていた『イスラム国』の戦闘部隊に対し、アメリカ軍の航空機が何度も飛来して武器弾薬の空中投下を行い、補給支援を行っていた」
と報じた。そしてそれらの武器のなかには、防弾車さえ貫通して、中の乗員を殺害し得るようなアメリカ製の最新兵器も含まれており、そんな「一発2000ドル」もする高価な弾薬を使用する最新兵器のせいで、これまで多くのイラク軍兵士と反「イスラム国」義勇軍部隊の民兵らが殺害されてきたという、イラク政府当局者の話を載せている。…
この「誤投下」問題にイランがかなり苛立つのには理由がある。実は、イランはすでにイラク国内に対して極秘裏に革命防衛隊の将兵を送っており、「イスラム国」と激しく戦っているのである。事実、2014年9月には、当時「イスラム国」の包囲下にあったイラクのアメルリ地区に、イラン革命防衛隊の精鋭特殊部隊「クアトアル・ゴドス」の指揮官であるカセム・ソレイマニ少将がいたことを証明する写真がメディアに流出している。
カセム・ソレイマニ
詳しくはこちらに♥THE WALL STREET JOURNALの記事です⇒イラン、国境越えて影響力行使 舞台裏から表へ
こちらのNBC NEWSもご参照♥⇒Iran's Qasem Soleimani Is Guiding Iraqi Forces in Fight Against ISIS
イラン特殊部隊所属のソレイマニ少将は、海外における様々な隠密特殊作戦を得意としており、過去の経緯から、イラク国内で大きな影響力を有している。2014年7月29日付の『ガーディアン』紙は、同司令官はバグダッド市民の間で「イラクの影の指導者」と見られていると報じているが、かつてはアメリカ政府がイラクの治安を悪化させる元凶として名指しで糾弾した人物でもある。
しかし今、アメリカはそんな相手とイラクで肩を並べて、共に「イスラム国」と戦う構図になっているのだ。』
画像はこちらからお借りいたしました♥
いかがでしょうか?
何度も繰り返しますが、日本のメディアが伝えている報道内容が、いかに「不正確」かが、良く分かりますね♥
この書物を読み進めていくと、日本のメディアがほとんど報じていない驚愕の事実が次々と出てきますよ。
続きは次回に♥
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