2015-05-21 (Thu)

ランダル・ハワード"ランド"ポール(1963年1月7日 - )は、アメリカ合衆国の政治家。所属は共和党。本職は眼科医。2011年よりケンタッキー州選出の連邦上院議員。ケリー・アシュビー・ポール夫人のとの間に3人の子供がいる。父はリバタリアンで知られ、共和党の大統領予備選に何度も出馬した元連邦下院議員のロン・ポール。茶会の支持が厚い保守派で、父のリバタリアン的要素も受け継いでいる。
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
いまだに世界を騒がせている「イスラム過激派組織」。
これに関しても、メディアはキチンとした報道をしていません。
それでは、この書物を見ていきましょう!
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『 ではいったい、どのようにして敵対するはずの「イスラム国」に、自由シリア軍の武器が大量に渡ったのだろうか?

こんな疑問について、アメリカ共和党のランド・ポール議員(ケンタッキー州選出)が少しだけ答えている。ポール議員は2014年6月22日にCNNの番組に出演し、
「ISILに武器を与えたのはアメリカ自身である」
と発言、
「つい半年前までアメリカはイラクなどにおいて、【アルカイダやISILの連中と肩を並べて戦っていた】のであり、彼らを強力に武装させたのはアメリカ自身ではないか」
と指摘したのである。

ポール議員は、決してアメリカが「イスラム国」に対して直接に武器弾薬の支援をしていると言っているわけではないが、「穏健な反政府勢力」だと信じていた一部の組織が「イスラム国」と繋がっていたことで、そちらに武器が流れたのだということを言わんとしたのである。
こちらもご参照♥
↓
穏健な武装勢力ってあるのでしょうか
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もちろん、これは正しい指摘である一方で、【いくつかの報道機関によって報じられている驚愕すべき事実】にまでは触れられていない。つまり、自由シリア軍と「イスラム国」は一部どころか実際には多くの面で繋がっており、また周辺国や超大国の政府もまた、直接的、間接的に「イスラム国」に対して物心両面での支援を行っている、ということである。

アサド政権とここしばらく対立してきたトルコは、一方で、「イスラム国」の一部となかなかに濃密な関係を築いており、それが2013年に「イスラム国」の人質となった49人のトルコ領事館員の救出に繋がった…
シリア政府は、トルコがかなり以前から、自由シリア軍どころか「イスラム国」の兵士に対しても訓練場所のいくつかを提供していると主張しつづけている。

これに同意するのは、イラクのマリキ前首相周辺に近いシーア派の情報筋だ。このソースによると、アメリカのオバマ大統領もまた、「イスラム国」の戦闘員が「トルコ国内」で訓練されていることも知っているとしているが、そうして、これまでにトルコのインジルリク空軍基地で訓練を受けた数千人もの「イスラム国」兵士らが、シリアからイラクに向かったと述べている(『ワールド・ネット・デイリー』2014年6月17日)。

一方、サウジアラビアの王室からも多くの資金が「イスラム国」に流れていると、以前から指摘してきた専門家やメディアも多い。「ウィキリークス」が明らかにした、ヒラリー・クリントン前国務長官によって2009年に出された外交電文のなかには、
「サウジアラビアが、アルカイダやタリバン、LeT(パキスタンのテロ組織)などに対する重要な資金供給源となっている」
と書かれている(『インディペンデント』2014年7月13日)。

また、2014年6月12日付のアメリカのニュース・メディア「ワールド・ネット・デイリー」は、ヨルダン政府とシリア政府筋の話として、
「ISILをもっとも支援しているのはサウジアラビアである」
と報じたし、その5日後の6月17日には、イラクのマリキ首相(当時)が、
「サウジ王室がISILに対して資金援助をしている」
として強く非難した。…

いかがだろうか。これらを見ても、年間数百億円もの経費がかかる「イスラム国」の収入は、石油の闇取引と人質の身代金、銀行強盗と臓器売買にあるとする、多くの日本国内メディアの説明が、いかに不十分なものかがおわかりいただけると思う。』



画像はこちらからお借りいたしました♥
いかがでしょうか?
日本のメディアが伝えている報道内容が、いかに「不正確」かが、良く分かりますね♥
この書物を読み進めていくと、日本のメディアがほとんど報じていない驚愕の事実が次々と出てきますよ。
続きは次回に♥
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