穏健な武装勢力も、キティちゃんが大好きなんです

2015-05-20 (Wed)

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「キティちゃんは猫じゃない」という事実に驚きを隠せない

戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

客観的に情勢を判断する必要があります。

いまだに世界を騒がせている「イスラム過激派組織」。

これに関しても、メディアはキチンとした報道をしていません。

それでは、この書物を見ていきましょう！

なぜ「イスラム国」は日本人を殺したのか
(2015/04/21)
丸谷元人

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『　「イスラム国」のもう一つの特徴は、所有する武器の多くが「アメリカ製」であるという点だ。

　これまでは、ハリウッド映画でもそうであるように、テロリストやイスラム過激派などの「悪役」が使う武器は、ロシア製や中国製のカラシニコフ自動小銃あたりと相場が決まっていた。しかし、「イスラム国」は大量のアメリカ製最新兵器で強力に武装している。

　２０１４年９月９日付の『デイリー・メール』紙は、ロンドンに拠点を置く紛争兵器研究所（CAR）がイラクとシリアで行った調査結果として、「イスラム国」が大量のアメリカ製の各種兵器で武装していると伝えている。公表されたなかには、M１６A４というアメリカ軍が使用していた小銃もあり、その写真の小銃には「アメリカ政府所有物 M１６A４口径５・５ミリ」と刻まれ、その下にはシリアル番号が振られているのが見える。…

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　２０１４年１１月２日付の『デイリー・テレグラフ』紙は、

「アメリカが訓練するシリアの穏健な反政府勢力がアルカイダに降伏した。アサド政権およびイスラム過激派と戦っていた、アメリカの支援を受ける２つの主要な反政府勢力に対して供与された武器が、アルカイダの手に渡った」

と伝えた。…

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穏健な武装勢力ってあるのでしょうか

アメリカはイスラム国に勝てない (PHP新書)
(2015/01/16)
宮田律

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　事実、アメリカをはじめとする欧米諸国は、これまで自由シリア軍に対し、軍事訓練のみならず、大量の武器を提供してきた。…

　実際、自由シリア軍の一角をなす「ジェイシュ・アル・イスラム」の司令官は、アメリカ軍が使用する砂漠戦仕様の迷彩戦闘服を着用しており、そのデスクにはなんと、ハローキティの可愛らしいノートまで置かれている（『ハフィン・ポスト』２０１４年７月９日付）。

　まさか日本政府が「後方支援」をするわけもないから、これは単に、それだけキティちゃんが世界的ブランドになったという証左であるが、こんな自由シリア軍の装備を見ただけでも、欧米諸国がいかに「穏健な反政府勢力」に対して厚い支援を行っていたかがわかる。

　しかし、そんな自由シリア軍の実態を見ると、その多くが地元マフィア集団であるか、あるいは一族郎党とその仲間たちが好き勝手に徒党を組み、自らこそが正当な自由シリア軍だと名乗る連中などの集まりであり、なかには半ば山賊集団化し、「イスラム国」も顔負けの残虐行為をやってきた組織も多い。

　しかし、これらが指摘されることはほとんどなく、彼らはいまだに欧米（および、それに追従する日本）の主要メディアからも「穏健な反政府勢力」などと表現され、「善玉」扱いされているのがわかる。』