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    親子チョコ💗(500冊以上の良質な書籍のご紹介)

    子どもたちの教育のため、また、その親である私たち自身が学ぶための、読まれるべき良質な書籍のみをご紹介させていただきます。

     >  イスラム >  まったく関係が無かったんです

    まったく関係が無かったんです

    イスラム国

    戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

    そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

    私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

    客観的に情勢を判断する必要があります。

    いまだに世界を騒がせている「イスラム過激派組織」。

    これに関しても、メディアはキチンとした報道をしていません。

    それでは、この書物を見ていきましょう!


    なぜ「イスラム国」は日本人を殺したのかなぜ「イスラム国」は日本人を殺したのか
    (2015/04/21)
    丸谷 元人

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    『 しかし今回、「イスラム国」が交渉の矛先を「なぜか」ヨルダンに変えてくれたことそしてカサースベ中尉の「凄惨な焼殺ビデオ」が公開されたことによってヨルダン国内の心情的「イスラム国」支持者らの目は一気に覚めた

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     ヨルダン政府からすれば国王や政府に対して不満を持っていたスンニ派国民の怒りの矛先を見事に「一夜にして」「イスラム国」に向けることができたわけだ。



    アブドラ国王

     これに加えて国王は「イスラム国」が要求していた二名の死刑囚を直ちに報復処刑したのみならず「イスラム国」に対して自らが陣頭指揮を執るようなかたちで怒濤の空爆を行った。こんな「即決断、即行動」を前に国民は歓喜し、以前では考えられなかったような大規模な国王フィーバーが起こった。

    ヨルダン国民

     ヨルダンの新聞『アル・ダストゥール』紙の編集委員によると、「いまや、ISILと戦おうという強い国民意識が形成されて」おり(『ロサンゼルス・タイムズ』2015年2月19日付)、もはや数週間前までくすぶっていた米国主導の有志連合参加への不満や反王室感情など消し飛んでしまったのだという。

    驚き顔

     こんなヨルダン政府の立ち回り方を見ると、本質的な意図はまったく違うものの、カサースベ中尉の父親がカメラの前で叫んでいたとおり

    「日本や日本のジャーナリストはわれわれには関係がないんだ」

    ということに尽きることがわかる

    中尉の父親

     そんな「イスラム国」とヨルダンの駆け引きを見て大いに学ぶところがあったのは湾岸地域の他のアラブ諸国であろう。ヨルダンと同様に貧困と格差社会的抑圧からイスラム過激思想に傾倒する集団を多く抱える湾岸諸国の王室や政府は今回のように【「イスラム国」が自国民に対して「派手な悪事」さえ働いてくれれば、いつ爆発してもおかしくない「反政府・反王家」という国民感情のエネルギーの矛先を、いとも簡単に「イスラム国」という悪玉に向かわせられる】ことに気づいたに違いない。…

    驚き顔

     一方で今回の一件で大きな収穫を得たのはアメリカも同様である。以外と知られていないが、人口650万人のヨルダンの60%をも占める30歳未満の若者層の多くは貧困に喘いでおり、その失業率は30%にも上る。そこに、イラクやシリアから戦乱を逃れるために200万人近い難民が流入して、さらにその経済を圧迫している。そしてこの国は同時に【世界でもっとも反米感情が強い国】だ

    驚き顔

     ワシントンDCに拠点を置く世論調査機関「ピュー・リサーチ・センター」のデータによると、たとえば、アメリカ軍がイラクに侵攻した2003年に「アメリカを嫌いだ」と答えたヨルダン人はなんと99%に達している。ちなみに、2014年でもまだ85%という高い数値であり、【ムスリム同胞団の支持者が多いエジプトと並んで世界第一位】である。…

    驚き顔

     アメリカはシリアのアサド政権と戦う自由シリア軍に対しヨルダン国内でシリア人武装集団に対する軍事訓練を施してきた。つまり、【ヨルダンはアメリカの対中東政策における「戦略的橋頭堡(きょうとうほ)」】なのである。しかし、そこは同時に「世界最悪の反米感情」の地であり、【「本物の」反米イスラム主義者の温床】でもある。つまり、アメリカにとっては、ヨルダンは決して安全な国ではなかった。

    驚き顔

     だから、今回、ヨルダン国内の感情が反親欧米政府(王室)から一夜にして反「イスラム国」になったことはアメリカの戦略にも大きく寄与することであり非常に好都合であったわけだ。』

    6729fd1d.jpg
    画像はこちらからお借りいたしました♥

    いかがでしょうか?

    もともと、ヨルダン国民の多くが過激派集団「イスラム国」に共鳴していました。

    そして、そのヨルダン国民の不満は、王室や政府に向けられていました。

    ところが、ムアズ・カサースベ中尉が焼殺された(その動画が公開された)ことによって、情勢が一気に変化します。

    つまり、ヨルダン国民の攻撃対象が、王室や政府から、過激派組織「イスラム国」に変わったんです。

    ここで、王族が支配する多くのアラブ諸国も、ヨルダンと同じような状況にあり、今回の件が参考になっただろうと、著者は言っていますね♥

    また同時に、アメリカにとっても戦略上のメリットがあっただろうとも言っています。

    つまり、殺害された二人の日本人はこの筋書きには「まったく無関係」だったんです

    なのに日本のメディア左翼は「日本政府の対応」を批判していましたね♥

    まったく筋違いの批判であったことが、良く分かりますね^^

    批判されるべきは、客観的な事実関係を把握できない、日本のメディアや左翼自身なんです。

    誤った情報を流し続けあさっての方向に世論を誘導・形成する彼らこそ日本の国益を損ね日本の外交政策を混乱させているんです。そのためにも、私たち日本国民が、客観的な情報を知る必要があります。

    この書物を読み進めていくと、日本のメディアがほとんど報じていない驚愕の事実が次々と出てきますよ。

    続きは次回に♥


    なぜ「イスラム国」は日本人を殺したのかなぜ「イスラム国」は日本人を殺したのか
    (2015/04/21)
    丸谷 元人

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