2015-05-10 (Sun)

戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
特定の国によって繰り返される対日戦争プロパガンダ、
そしてそれを盲信する国内の反日勢力。
やったことはやった、やってないことはやってない、
事実を正しく知り、子孫へと語り継ぐために、
豊富な事例が盛り込まれている優れた書物を読む必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
![]() | 日本軍は本当に「残虐」だったのか―反日プロパガンダとしての日本軍の蛮行 (2014/12/05) 丸谷 元人 商品詳細を見る |
『 言うまでもなく、【連合軍による戦争犯罪はあった】。むしろ、あり過ぎるくらいにあった。

ただ、彼らは勝利したから罪も問われなかったし、それらも指摘されないだけの話だ。

二発の原爆を含む国内64の都市への【無差別空襲】など、あれを戦争犯罪と言わずして何と言うべきだろうか。これらの爆撃で、北海道から鹿児島までの都道府県で約50万人の日本国民が命を落としているのだ。無差別空襲は、昭和20年2月から本格化したので、実質的には「わずか半年間」での犠牲者数ということになる。

【ほぼ完全に無防備な民間人を狙った攻撃】だ。もちろん、ここには、上陸したアメリカ軍との戦闘に巻き込まれ、わずか3ヶ月の戦いで亡くなった【10万人もの沖縄県民は含まれていない】。

2003年3月に始まったイラク戦争でも【多くの民間人】の命が奪われたが、開戦から2006年6月までの3年半の間、武力闘争等に関連した暴力事件によるイラクにおける死者数は15万1000人と言われているから、日本に対する空襲が、いかに激しかったかが判るであろう。…
そんな無差別空襲の中でも特に残虐であった広島と長崎の原爆に対しては、今でも多くのアメリカ人が、「必要であった」と信じており、その種の人々は、罪の意識などはまったくなさそうだ。…
長崎に原爆を投下して7万人を一瞬にして焼き殺したB29爆撃機「ボックスカー号」の機長で、戦後、米軍人の中で最も早く長崎に足を踏み入れたアメリカ陸軍航空隊のチャールズ・スウィーニー少佐は、自らが大殺戮を行ったその長崎の廃墟に立ち、以下のような感想を漏らした。

『だが私は、自分が立っていたその都市を爆撃したことについて、後悔も罪悪感も感じなかった。破壊された周囲の光景が物語っていた苦しみは、日本の軍国主義文化の残虐さと、「下等な」民族を征服することを光栄とし日本がアジアを支配する運命にあると考えていた伝統によって、もたらされたものだからだ。後悔と罪悪感を抱くのは日本の国家のはずであり、偉大なる野望を達成するために国民の犠牲を惜しまなかった軍の司令官たちこそが、とがめられるべきであった。』
(「私はヒロシマ、ナガサキに原爆を投下した」)
この言い方は、ある家にガソリンをまいて火をつけ、そこに住む女子供までを焼き殺した放火犯が、火が消えた後に焼け跡に戻ってきて、その非人道的な光景に心を痛めながら、
「この廃墟の苦しみは、乱暴者だったこの家の親父の行為によってもたらされたものだ。後悔と罪悪感を抱くのは、この家の親父であるはずであり、やつこそ、とがめられるべきなのだ」
と言っているようなものだ。

こういう「居直り強盗」のような論理のすり替えに納得する日本人がいたとしたら、その人の神経はどうかしているとしか言いようがないと思うが、こうしたアメリカ人に向かって堂々と意見するようなガッツある政治家や学者、専門家は少ないし、メディアもほとんどこれらを取り上げることはない。戦後70年も経って、我々日本人はいまだにまだ一言も物申せぬかと思うと、実に情けない話である。』

いかがでしょうか?
私たち日本のトップとして、漸くアメリカに対して、「対等」にモノを言う総理大臣が出てきてくれましたね♥
先日の米国議会での演説、その最後が大切です。(44:50ぐらいから)
Prime Minister Shinzo Abe of Japan's Address to a Joint Meeting of Congress
『Together with the victims you shed tears. You gave us something, something very, very precious.
That was hope, hope for the future.
Ladies and gentlemen, the finest asset the U.S. has to give to the world was hope, is hope, will be, and must always be hope.
Distinguished representatives of the citizens of the United States, let us call the U.S.-Japan alliance, an alliance of hope.
Let the two of us, America and Japan, join our hands together and do our best to make the world a better, a much better, place to live.
Alliance of hope.... Together, we can make a difference.
Thank you so much.
(被災した人々と、一緒に涙を流してくれた。そしてなにものにもかえられない、大切なものを与えてくれた。
――希望、です。
米国が世界に与える最良の資産、それは、昔も、今も、将来も、希望であった、希望である、希望でなくてはなりません。
米国国民を代表する皆様。私たちの同盟を、「希望の同盟」と呼びましょう。アメリカと日本、力を合わせ、世界をもっとはるかに良い場所にしていこうではありませんか。
希望の同盟――。一緒でなら、きっとできます。
ありがとうございました。)』
※外務省のHP(こちら)から転載しています。
意訳されるため、ニュアンスが伝わりにくいですが、英語のままで見てみると、はっきりと『Together, we can make a difference. 』って発言をしていますね♥
『Together』 ⇒ これは「一緒に」という意味ですが、お互いの立場は対等です。
例) We were at school together. 我々は学校は同期だった。
『Make a difference』 ⇒ これは「違いをつくる」という意味ではありませんw
そうではなくて、「何らかの行動を起こす前と起こしたあとを比べてみて、それまでと明らかに異なった、新しい価値ある変化をつくり出す」という意味です。
おわかりでしょうか?
大東亜戦争の戦った「戦勝国」と「敗戦国」、この形の延長線上ではなく、まったく新しい、これまでと違った、価値のある日米関係を、対等な立場でつくろうよ!って言っているんです♥
まさに、世界版『戦後レジームからの脱却』を、米国議会で高らかに宣言したんです^^
安倍総理、GJ♥
続きは次回に♥
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