2015-05-03 (Sun)

戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
特定の国によって繰り返される対日戦争プロパガンダ、
そしてそれを盲信する国内の反日勢力。
やったことはやった、やってないことはやってない、
事実を正しく知り、子孫へと語り継ぐために、
豊富な事例が盛り込まれている優れた書物を読む必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
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『 ベン・アフレックは最近、自らが監督と主演を務めた映画『アルゴ』を制作している。この映画は、1979年11月に発生し、アメリカ人52名が人質となった在イラン・アメリカ大使館占拠事件と、そこから辛くも脱出し、カナダ大使公邸に匿(かくま)われていたアメリカ人外交官を、アメリカ中央情報局(CIA)の工作員が『アルゴ』という架空のSF映画の制作計画をでっち上げてイランに潜入、イラン当局を欺(あざむ)いて無事に救出するという話である。
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この映画では、CIAは完璧なヒーローなのだが、そもそも【イラン革命】というのは、【欧米諸国をバックにして】、貧困に苦しむ国民の上で享楽的な生活を続けたパーレビ国王と、そんな国王に対する反対する勢力を監視して逮捕拷問し、結果として【数十万人の国民を殺害したイラン情報機関「SAVAK」に対する民衆の反発を原動力にしたもの】である。そして、【そんな残酷なSAVAKを組織して訓練、支援したのは、何を隠そうCIA自身】なのだ。

この映画は、パーレビ国王の享楽的な生活や、アメリカおよびイギリスが背後にいてイラン国民の抑圧に関与していたという史実にさらりと触れているが、しかし政治的な背景にはそれほど深く斬り込んでおらず、手に汗握ってハラハラさせる娯楽作品という趣向で制作された。そのせいで、アメリカでも大ヒットを記録、2013年2月の第85回アカデミー賞では、なんと作品賞を含む3つの賞を受賞するに至った。

そのアカデミー賞受賞のスピーチでベン・アフレックは、
「現在、恐ろしい状況の中で、イランに暮らす友人たちに感謝したい」
と語り、その授賞式にはミシェル・オバマ大統領夫人までが壇上に登場するなど、いつになく政治色であふれたのであるが、どんな反日映画を作られても石のように黙して語らない日本と違って、イランはこの映画に対して怒りを露わにした。
詳しくはこちら♥⇒「アルゴ」オスカー獲得にイラン激怒―オバマ夫人の衣装へも「検閲」
イランのモハメッド・ホセイニ文化大臣は、
「ハリウッドは歴史を歪めている。この映画はイランに対する一種のソフト・ウォーだ」
として非難、またイラン国営放送はこの映画を「CIAの宣伝」と評し、他のメディアも、
「アフレックはイランにも悪いイメージを押しつけようとしている」
と言い返した。…このあたりは日本も少しは見習いたいところだ。

このようにイラン側からの激しい怒りを買った『アルゴ』だが、欧米のメディアからも批判的な論調が出ている。…
非難を受けても、アフレックは強気であった。ある雑誌のインタビューで
「イランの人々からの反応をどう思うか?」
と尋ねられたアフレックは汚いFワードを交えて答え、
「そんなもん、知るかよ。あれはいまだにスターリン主義の抑圧的な政府だ。革命の頃と同じじゃないか」
と、やや感情的に答えている。…

石油利権を得るため、パーレビ国王を傀儡とし、その下で国民を弾圧する「SAVAK」を支援していたCIAを、ヒーローとして演じて恥じない人間が、今のイラン政府に対して「人民を抑圧している」とは笑わせるが、アフレックはどこまでも…アメリカ人としての反省のかけらもないのだ。』
こちらもご参照♥
↓
イランでは、「サダコ」が幅広く知られているんです♥
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いかがでしょうか?
映画のストーリーが、歴史的事実関係と全く異なっていることが、とても良く理解できますね♥
でも、そんな映画を、メディアは「絶賛」するんです。
例えば、たくさんの本(一切読む気がしませんがw)を書いて、数多くのテレビ番組に出演している「池上彰」氏。

この人は、この映画について、こんな風に言っていたようです。
「この映画をご覧になったら、新聞に書かれているイランをめぐる問題への理解が深まるでしょう。これは本当にあった出来事です」
詳しくはこちらから♥
↓
池上彰、アメリカ大使館人質事件を映画化した、ベン・アフレック監督『アルゴ』を絶賛!
嘘八百とは、このことを言うんですね^^
続きは次回に♥
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