2015-05-01 (Fri)

戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
特定の国によって繰り返される対日戦争プロパガンダ、
そしてそれを盲信する国内の反日勢力。
やったことはやった、やってないことはやってない、
事実を正しく知り、子孫へと語り継ぐために、
豊富な事例が盛り込まれている優れた書物を読む必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
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『 2003年11月に日米で同時公開された『ラストサムライ』という映画がある。トム・クルーズと渡辺謙、真田広之などの豪華メンバーが共演したことで話題となり、日本での観客動員数は1400万人を超え、アメリカでも興行成績1億ドルを突破した大ヒット映画だ。
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これまで、残虐非道な捕虜収容所の看守か、人を暗殺する忍者、または頭をペコペコ下げてお辞儀ばかりする尊敬できないやつ、という描かれ方をすることの多かった日本人が、初めて鎧と槍、弓、刀で武装し、日本の伝統的武士道を引っさげて雄々しく戦う映画ということもあって、一部に「?」と思わせるシーンはあったものの、多くの日本人が、こそばゆい思いをしながらも血肉を踊らせて観たに違いない。

勝者が敗者に土下座?
この映画が公開される一年半ほど前、私は別の仕事の関係で偶然、元となった脚本の一部を読む機会を得たが、その時のショックはいまだに忘れられない。そこには、とある通行人が、道で武士にお辞儀しないだけで首を刎(は)ねられるシーンなど、とにかく驚くべき場面がいくつもあったのだ。その時は、アメリカ人の日本人観というのは、刀を抜いて人を斬りまくるとかいう程度でしかなかいのだな、と呆れたものだった。しかし後に、日本の有名な歴史作家が脚本のおかしな部分を徹底的に修正され、監督もそれらの多くを採用したため、この映画はかろうじて耐える仕上がりになった。

こちらもご参照♥
↓
百姓が大名行列に土下座したという「大嘘」
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この映画の中に、女優の小雪さんが演じるタカという女性が出てくる。映画の最初の方の戦いで、トム・クルーズ扮するアメリカ人大尉に亭主を殺された妻という設定であるが、ひょんなことで同じ屋根の下に住むことになった「仇(かたき)」のクルーズを毛嫌いし、目を合わせようともしない。

そんなタカが、ある日、家事の最中に何か重いものを運ぼうとした時、偶然通りがかったクルーズがそれを手伝おうとするのだが、それに対してタカは、
「【日本の男】はそんなことはしません」
と言うのだ。それに対してクルーズは、
「私は【日本の男】じゃない」
と返して、タカの代わりに重いものを運んでやる。欧米的ジェントルマンシップの発露だ。

しかし明治維新直後の、しかもあんな山奥に住む日本人女性には、日本人男性と外国人男性の考え方や文化風習の違いなるものを、相対的に比較するという発想すらなかったはずだ。だからタカは、本当ならここで、
「【男】はそういうことをいたしません」
とでも言うべきであったのだ。しかしそう言ってしまえば、クルーズは、
「私は【男】ではありません」
とでも言うしかなくなって、話がややこしいことになるから、ここでもどうしても「日本の」という、極めて現代的かつ国際感覚にあふれた台詞が登場したのだろうと思う(とはいえ、昔の日本の男だって、女を助けるために重いものくらい運んだに決まっているのだが)。…

画像はこちらからお借りいたしました♥
ではなぜ、2003年というタイミングで『ラストサムライ』という映画が世に出され、…武士道が出てきたのだろうか。…「政治的目論見」があったのではないか…
この映画が公開される9ヶ月前の2003年3月、アメリカはその後8年以上にも及んだイラク戦争を開始、日本をはじめとする各国に、軍の派遣などによる協力を求めた。…
映画には絶大な効力がある。時には日本人を猿かサディスト的殺人鬼のごとく描いて貶め、逆に日本の力が必要になった場合には、こちらをおだてて自分たちの狙う利益の確保に加担させようとする。その役割を演じるのはいつも「映画」であり、それを観て踊らされ、金を払って相手を儲けさせたあげく、気がつけば誰かの手先になっているのは、常に私たち一般国民であるということを忘れるべきではないだろう。』
こちらもご参照♥
↓
イラク戦争のミステリー♥
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いかがでしょうか?
映画って、恐ろしいですね♥
隠された意図を解説して下さるような「キチンとした映画評論家」って、どこかに居ないんでしょうかw
続きは次回に♥
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