2015-04-15 (Wed)

戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
私たちが本当の意味での「日本を取り戻す」ためには、
「国体」を理解する必要があります。
私たち日本の「国体」とは何か?
それでは、この書物を見ていきましょう!
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『 私たちにとって自然は、ユダヤ・キリスト教的な一神教にあるように、神が人間に与えてくれたものでもなく、人間の都合のために征服してもよい対象ではありません。一神教的自然観の国では、人間の利益を優先して【自然との調和に欠けた】開発が行われています。

また、左右対称の幾何学模様の庭園の創造や、重力の法則に反して水を下から上へ吹き上げる噴水の設置などなど、人間の力で自然の法則に【挑戦】する姿勢が見られます。極端なのは無神論の国です。


かつて世界で4番目に広かった湖 「アラル海」
たとえば、かつてのソ連では、農業増産のための自然改造と称してアラル海への水流を変更して農業用水に利用しようとした結果、湖は干上がり湖の生態系が完全に破壊されました。アラル海の自然は元に戻ることはありませんでした。また、最近の例では、中国の環境破壊による砂漠化の進行や、河川や空気の汚染には常軌を逸したものがあります。このように、自然に対して畏敬の念がないと自然環境は破壊されつくし、やがて人間が住めなくなってしまうでしょう。しかし、自然が人間と同胞であるわが国では、このような環境破壊は起こりえません。…

アラル海(左:1989年、右:2014年)の比較写真
とはいえ、自然に一切手を加えてはいけないというわけではもちろんありません。私たちの生活の向上のために、自然に必要な変更を加えることは許されていると考えられます。しかし、その際は、地鎮祭に見られるように、そこに宿る神々の了解を得る神事を行うことが必要です。当然のことながら、自然の改変は生態系を乱したり、神々の住処(すみか)を奪うような形で行ってはならないと、私たちは感じています。

もしこのような自然の改造が行われれば、美的感覚を損なうばかりでなく、私たちの同胞である自然の命を傷つけたとの罪悪感が残ることになるでしょう。そして災害が起これば、神の祟りだと受け取るでしょう。要するに、自然にも神が宿っており、傷つけてはならないのです。傷つけると怨霊となって人間に災いをもたらすと信じられているのです。
このような自然観を持った私たちは、自然の恵みに対しては、感謝してこれをいただき、決して取り過ぎないように注意しています。木を切れば、植林をして復旧させるという精神です。わが国において、リサイクルが自然に行われるのは、物にも神が宿っていると考えているからです。大切に使うことなのです。「もったいない」の精神です。』


いかがでしょうか?
一神教徒とは全く違う自然観。これが、私たち日本の強さです。日本って、すごいですね♥
続きは次回に♥
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