2015-03-21 (Sat)

戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
さて、多くの日本人が疑問に思うこと、それは、
「どうして、メディア関係者や学者に左翼が多いのか」ということではないでしょうか?
その謎を見事に解き明かして下さったのが、この書物です。
非常にハイレベルな保守論客による、この本を見ていきましょう!
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『 フランクフルト学派とは1923年にフランクフルト大学に設立された社会研究所を拠点とする【マルクス主義者の集まり】であった。

アドルノとホルクハイマー
【ユダヤ人で占められていた】ため、同研究所は30年代にナチに追われて米国に移り、50年代初めにアドルノやマックス・ホルクハイマーなどが帰国し、フランクフルトに再建され、国際的な影響力をもっていた。その中心人物の一人であったヘルベルト・マルクーゼは米国に残り、コロンビア大学、ハーバード大学、カリフォルニア大学サンディエゴ校などで教えた。こよのような権威ある大学で教えながら、その思想は【権威に反抗すること】であった。彼は抑圧された少数派は【暴力で抵抗する権利】があり、それにより【既成の体制を打破】するものであると論じ、まさに68年代のシンボル的存在になっていた。彼はむろん日本においても読まれ、【全共闘の理論的支柱】であったといえる。

マルクーゼ
一方、アドルノもユダヤ人を迫害したナチズム成立の根本的前提は、ドイツ人の権威主義的人格であり、それが相変わらず存続しているため、その過去の克服のために若者の啓蒙をめざす新しい政治教育こそが必要だと訴えていた。そして、その思想にもとづく政治教育と、新たな教育方法による実験的試行が次々と行われていたのである。

アドルノ
アドルノは、民主主義の最大の危機を民主主義自体のなかにあるファシズム的傾向であると主張し、そこから権威主義否定の教育をめざした。それは同時に【家族の父性の否定であり、社会の平等主義の徹底、エリート主義の否定】につながった。68年世代の教育観において、過去の克服はもはやナチ犯罪の処理といった課題ではなく、反権威主義的なメンタリティーの形成という精神的な方向に転換したのである。

つまり、社会変革が一つの暴力的革命によってではなく、制度内部からの組織的変化と、それによる市民自身の伝統的社会の攻撃、秩序感覚の破壊という方向にむかったのであった。それを支持したのが【大学教員とジャーナリストなどのマスメディア分野の人々、つまりインテリと称する人々】であったのだ。

それは日本もほとんど同じであった。アメリカニズムの新しい現代的な風俗にすぎないと思っていた日本人は、実をいえばこうした【変種の隠れマルクス主義の社会変革の意図】を見抜けなかったのである。それは反権威主義という名の、【ユダヤ人による欧米の伝統社会の破壊】と同じく、【日本の道徳心の荒廃化】をもたらすものであった。

学生運動の衰退後、68世代はさまざまな左派グループに分裂していったが、まず70年代の西ドイツでは、【反原発、反核平和、環境、そしてフェミニズム】などをテーマに、数多くの【市民団体や住民団体】が各地に結成された。これまでの組織化した労働組合による旧社会運動と異なって、新しい社会運動と呼ばれた。騒音問題、高速道路、空港の建設問題から、原発建設問題、核ミサイル配備問題、病院の誤診問題、男女共同参画にいたるまで、さまざまなテーマが取り上げられた。しかし、それらは決してよりよい解決を目指す運動ではなく、【伝統的な権威社会の崩壊を目指す否定的な運動】であった。
こうした動きは、…自発的な大学人やジャーナリストなどの知的な様相をもった社会運動である。それは道徳的な退廃を伴っており、陰険な恐ろしい動きといってもよい。現代の大学人やジャーナリストのモラルの荒廃は、私たち大学人が一番よく知っている。ドイツだけでなく、日本を含む世界を覆うこのような団塊の世代を中心にした世紀の病の克服は、歴史と伝統の新たな再構築や新たな宗教心の再認識によってしかつくられないであろう。』

いかがでしょうか?
団塊の世代が左翼の塊だと言う事が、イメージできましたでしょうか?そして、その左翼思想の影響によって、働かない、自立しない、結婚しない、おかしな若者が増えてしまったんですね♥
それでは、日本転覆の革命精神を持つ人物を、ここで「ちょこっと」ご紹介させて頂きますね♥

糸井重里 コピーライター。法政大学時代は中核派に所属し佐世保エンタープライズ寄港阻止闘争にも参加。典型的『しらけ世代』の一人。

根津甚八 俳優。獨協大学全共闘。

内田樹 東大在学中に「過激派学生」として活動。内ゲバで殺された革マル派の金築寛とは当時、親友だった

江田五月 民主党・政治家。東京大学教養学部時代に学部自治会委員長として大学管理法反対ストを指揮し、退学処分を受ける。

菅直人 民主党・政治家。第94代内閣総理大臣。東京工業大学在学中に学生運動に参加していた。

坂本龍一 音楽家。新宿高校時代に参加。

佐藤優 元外務省官僚。80年代の活動家。同志社大学で学生運動に参加。後に鈴木宗男とともに逮捕され有罪確定。

仙谷由人 民主党・政治家。構造改革派のフロント (社会主義同盟)の活動家として、東大法学部で全共闘運動に参加。

テリー伊藤 タレント。日本大学経済学部在学中に日大全共闘に参加。左眼の斜視は、デモ行進中に投石を受けて重傷を負った後遺症である。

梨元勝 芸能レポーター。法政大学に通い中核派学生として、活動した。

森田実 政治評論家。日共除名後、共産主義者同盟(ブント)に参加。ブント結成時のメンバーの一人。反米で護憲派。
。。。キリが無いので、この辺でw
この書物では、安倍総理が掲げる『戦後レジームからの脱却』、その『戦後レジーム』思想の正体、それを著者は暴いています。

それは、左翼ユダヤ人たちがつくりだした思想で、西欧での共産党や社会党の【反権威・反権力】という「思想・主張」でした。
左翼ユダヤ人はたちは、ナチが生まれた原因を「権威主義的なドイツ人の態度」にあると考え、「ナチを二度と立ち上がらせない」ために、徹底的にその「権威主義」を破壊するために、【反権威・反権力】という「思想・主張」を展開したのでした。
そののち、今度は表向きにはそれとわからないように、【権力・権威からは独立した自由な態度(=リベラル)】をとるようになりました。これが【フランクフルト学派の考え方】で、いわゆる【隠れマルクス主義】と呼ばれるものです。そして、この左翼ユダヤ人が西欧社会に展開した【フランクフルト学派の考え方・隠れマルクス主義】が、戦後の占領下の日本に導入されたのでした。占領下のOSSが行った政策によって、多くの日本人が、この影響を受けていて、保守層のなかにも見られ、現在の私たちの「日本国憲法」にも見られるのです。
現憲法に関する書物は、こちら(↓)をお薦めします♥
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日本における共産党や社民党の【反権力・反権威】に加えて、それと異なった「リベラルな考え」と勘違いする民主党の【反権力・反権威】、こういった活動が戦後の日本を狂わせてきたのだと、著者は暴いています。
日本の左翼思想には、重大な欠陥があります。本来、彼らの左翼思想は、「左翼ユダヤ人がユダヤ人を利する為につくりだした思想」なのです。少数派であるユダヤ人のみが、ナチの迫害などを例に、世界でもっとも過酷な運命にあったと喧伝し続けるのも、ユダヤ人を利するためです。国家や国境を否定する考え方(グローバリズム)も、国家を持たないユダヤ人を利するためです。つまり、ユダヤ人は【ユダヤ人の被害者としての特権化】を自分たちの武器に使ってきたのです。リベラル思想(【フランクフルト学派の考え方・隠れマルクス主義】)の中心人物である左翼ユダヤ人アドルノの「アウシュビッツの後に、詩を書くのは野蛮だ」という言葉も、この考え方を示していますね♥
ところが、イスラエルという国家をユダヤ人が得たことで、新たな問題が生じました。それは、ユダヤ人の手によって少数民族が迫害・虐殺されているという事実です。ここでは、誰の目から見ても、【ユダヤ人は加害者】なのです。パレスチナ側から見たら、【ユダヤ人が侵略者】なのです。【ナチとイスラエルは同じ】なんです。当然、ユダヤ人たちは、そこから世界の目をそらさせようと必死になります。ユダヤ人が多くを実質支配している「金融」や「メディア」を利用して、世界の人々に気付かせないように企ててきたのが20世紀だったのです。
そして、21世紀。世界の人々は、とうとう気付きはじめました。ユダヤ人の中にも、公然とイスラエルを批判する人々が出始め、ユダヤ人が分裂を始めています。さまざまな国で、本来の自分たちの国の伝統へ回帰しようとする動きが高まっていたり、民族的・ナショナリズム的な動きが出てきているのも、それまでの左翼ユダヤ人思想に対する反動の動きなんです♥
20世紀は、左翼ユダヤ人を中心とした「社会主義・共産主義イデオロギーの時代」「革命の時代」でした。
21世紀は「伝統回帰の時代」です。
いま、世界中で起きている大きな流れです。それは、この日本にも、今起きていますね♥
いよいよ、リベラルの終焉の時がやってきたんですね♥
全力で、本来の日本を取り戻していきましょう♥

続きは次回に♥
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