2015-03-18 (Wed)

戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
さて、多くの日本人が疑問に思うこと、それは、
「どうして、メディア関係者や学者に左翼が多いのか」ということではないでしょうか?
その謎を見事に解き明かして下さったのが、この書物です。
非常にハイレベルな保守論客による、この本を見ていきましょう!
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『 私がフランスに留学していた1968年、いわゆる「五月革命」が起きた。私はすでに日本で「安保闘争」を経験しており、左翼運動の虚構性、欺瞞性に気づいていたから、この「五月革命」とやらを冷ややかに対処していた。…見物がてら数多くのデモや議論を観察していたが、私が日本で経験した安保騒動に似ていた。共に労働者中心の革命運動ではなく、学生を中心にした中間層の運動であったからだ。そこには社会を変革するような動きというより、これまでの親たちや社会の権威を否定しようとする青年の反抗期の破壊運動のように見えた。


近年でも日本において、「五月革命」とか「1968年」という題で、参加者たちが当時のイデオロギーを欧米の左翼知識人の名をあげて語り、この時期の運動を回顧しているが、それらには日本から望遠鏡で見た対岸の火事のような見方が多い。…たしかに何かが起こりかなりの若者が動いたが、この左翼運動の理論の基本に何があったのかを日本の左翼は誰もとらえていないように思われた。…

名護市辺野古で問題を起こし続ける”左翼の大人”
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「五月革命」のとき西ドイツの学生運動の立役者は、ルディ・ドゥチュケという人物であった。ドゥチュケは東ドイツ出身で、そこを追われてベルリン自由大学で社会学を専攻していた学生である。東ドイツの教条的マルクス主義ではなく、西欧におけるマルクス主義、とりわけフランクフルト学派の影響を受けていた。そのフランクフルト学派的な革命理論とは反権威主義思想であり、決して革命を起こそうとする直接の暴力革命思想ではなかった。…

名護市辺野古で問題を起こし続ける”左翼の大人”
フランクフルト学派の「批判理論」といわれるものは、現実批判にもとづく社会のあり方を追及するとともに、社会分析において従来のマルクス主義のような経済学的解釈だけでなく、フロイトの精神分析をはじめとする近代の心理学、社会学の方法を取り入れたものであった。労働者の概念よりプチブルといわれた小市民層、とくに学生に訴えるもので、従来のマルクス主義とは相容れない層の精神変革に重点を置いていた。すでに労働者を中心とする革命運動は退潮し、中間層が参加する、いわゆる資本主義の疎外感に訴える運動であった。』


いかがでしょうか?
現代の左翼・リベラルの思想の原点、それは1968年の「五月革命」にあります。この時、日本を含め世界的に【反抗期の子供のような】学生運動が活発におこりました。日本では、当時大学生であった世代、それが「団塊世代」とよばれる世代にあたります。この世代は、要注意だ、ということを記憶しておくべきだと思います♥
この書物で、安倍総理が掲げる『戦後レジームからの脱却』、その『戦後レジーム』思想の正体、それを著者は暴いています。

それは、左翼ユダヤ人たちがつくりだした思想で、西欧での共産党や社会党の【反権威・反権力】という「思想・主張」でした。
左翼ユダヤ人はたちは、ナチが生まれた原因を「権威主義的なドイツ人の態度」にあると考え、「ナチを二度と立ち上がらせない」ために、徹底的にその「権威主義」を破壊するために、【反権威・反権力】という「思想・主張」を展開したのでした。
そののち、今度は表向きにはそれとわからないように、【権力・権威からは独立した自由な態度(=リベラル)】をとるようになりました。これが【フランクフルト学派の考え方】で、いわゆる【隠れマルクス主義】と呼ばれるものです。そして、この左翼ユダヤ人が西欧社会に展開した【フランクフルト学派の考え方・隠れマルクス主義】が、戦後の占領下の日本に導入されたのでした。占領下のOSSが行った政策によって、多くの日本人が、この影響を受けていて、保守層のなかにも見られ、現在の私たちの「日本国憲法」にも見られるのです。
現憲法に関する書物は、こちら(↓)をお薦めします♥
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日本における共産党や社民党の【反権力・反権威】に加えて、それと異なった「リベラルな考え」と勘違いする民主党の【反権力・反権威】、こういった活動が戦後の日本を狂わせてきたのだと、著者は暴いています。
日本の左翼思想には、重大な欠陥があります。本来、彼らの左翼思想は、「左翼ユダヤ人がユダヤ人を利する為につくりだした思想」なのです。少数派であるユダヤ人のみが、ナチの迫害などを例に、世界でもっとも過酷な運命にあったと喧伝し続けるのも、ユダヤ人を利するためです。国家や国境を否定する考え方(グローバリズム)も、国家を持たないユダヤ人を利するためです。つまり、ユダヤ人は【ユダヤ人の被害者としての特権化】を自分たちの武器に使ってきたのです。リベラル思想(【フランクフルト学派の考え方・隠れマルクス主義】)の中心人物である左翼ユダヤ人アドルノの「アウシュビッツの後に、詩を書くのは野蛮だ」という言葉も、この考え方を示していますね♥
ところが、イスラエルという国家をユダヤ人が得たことで、新たな問題が生じました。それは、ユダヤ人の手によって少数民族が迫害・虐殺されているという事実です。ここでは、誰の目から見ても、【ユダヤ人は加害者】なのです。パレスチナ側から見たら、【ユダヤ人が侵略者】なのです。【ナチとイスラエルは同じ】なんです。当然、ユダヤ人たちは、そこから世界の目をそらさせようと必死になります。ユダヤ人が多くを実質支配している「金融」や「メディア」を利用して、世界の人々に気付かせないように企ててきたのが20世紀だったのです。
そして、21世紀。世界の人々は、とうとう気付きはじめました。ユダヤ人の中にも、公然とイスラエルを批判する人々が出始め、ユダヤ人が分裂を始めています。さまざまな国で、本来の自分たちの国の伝統へ回帰しようとする動きが高まっていたり、民族的・ナショナリズム的な動きが出てきているのも、それまでの左翼ユダヤ人思想に対する反動の動きなんです♥
20世紀は、左翼ユダヤ人を中心とした「社会主義・共産主義イデオロギーの時代」「革命の時代」でした。
21世紀は「伝統回帰の時代」です。
いま、世界中で起きている大きな流れです。それは、この日本にも、今起きていますね♥
いよいよ、リベラルの終焉の時がやってきたんですね♥
全力で、本来の日本を取り戻していきましょう♥

続きは次回に♥
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