2015-02-20 (Fri)

戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
いよいよ、あの中華人民共和国が、崩壊しようとしています。
誰の目から見ても明らかなこの現実を、現代のメディアは「報道していません」。
それでは、この本を見ていきましょう!
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『 権力闘争は2012年あたりから顕在化し、まず薄煕来があった。…習近平にとっては、薄煕来っていうのはちょっと煙たいけど兄貴分。だからできれば太子党(二世議員グループ)の仲間として守りたいと思っていたんだけれども、完全に彼を失脚させた。失脚させたあとで、その関連で出てきたのが薄煕来のお友達だった周永康です…周永康は…薄煕来よりも位は上なんですね。こいつを追い込んだ。追い込む途中で、彼の周りから攻めていって、金庫番と秘書役の5人を完全に失脚させた。…

だから周永康は事実上失脚で、ほぼ【石油派】の腐敗を断ち切った。その前に【鉄道部を解体】していますからね。鉄道部利権も半分ぐらいは軍から取り上げた。…
反腐敗キャンペーンっていうのは、【これは権力闘争と同義語】だから、…権力闘争は想像以上の熾烈な段階、というよりももう泥沼に入っている…

薄煕来問題は、習近平政権以前、胡錦濤政権で起きた…王立軍のアメリカ総領事館逃げ込み事件が端緒でした。

習近平が就任してからやったことはまず、彼の唯一の政治的盟友王岐山を、規律検査委員会の主任にしたことです。…習近平政権になってから、政治局常務委員は江沢民派の面々に固められて、7人の中でもだいたい4人ぐらいが江沢民派の連中です。そして政府にはだいたい胡錦濤派が入っている。たとえば総理大臣が李克強、副総理が汪洋ですね。
じゃあ、習近平がどこをやるかとなりますと、…規律検検査委員会です。規律検査委員会を彼の最大の武器にしたんです。…これでやってきた結果を見ると、まず摘発されるのは、ほとんど江沢民派につながる石油閥の連中です。すべてが江沢民派につながっている。全部ですよ。しかも軍人でもやられたふたり…あのふたりとも江沢民が残した人脈なんです…むしろ江沢民が、胡錦濤あるいは胡錦濤政権を監視するために残したんです。結局、【江沢民が引退したあと、はっきり言うと十年間、胡錦濤政権は何もできなかった】。できなかった理由の一つが軍を全部江沢民派が掌握したからです。…

だから胡錦濤はどうにもならなかった。それでここが面白いところなんですが、じつは【胡錦濤が退陣する直前に何人かの軍人を抜擢した】んです。…
習近平がいま腐敗摘発運動でやっつけているのは全部江沢民派なんです。江沢民派をやっつける意味は何かというと、ひとつは現職の政治局常務委員は江沢民派に固められていて習近平はどうにもならない。しかし、前任の退職した江沢民はをやっつけることで、現役の江沢民派に脅しをかけているんです。
もうひとつは…ここまでの彼の腐敗撲滅運動がうまくできたのは、おそらく胡錦濤派の後押しがある…胡錦濤はもう十年間ずっと江沢民派にいじめられていたので、自分の代が終わって習近平になってから、今度は習近平と手を組んで徹底的に江沢民派の残党を一掃するという構図です。…狙いを付けてているのは…中国の利権をすべて握っている上海派。ということは鉄道利権は脅かした。軍にはいまメスを入れている。その前に石油派の利権をガチャガチャにした。じゃあ残るのは何か?通信の利権ですよ。だから通信をつぎにやりますよ。…江沢民派の牙城だから。…通信に手を出すときは、たとえばアリババの社長のインサイダー取引(江沢民の孫のファンドがアリババの株を大量に保有)を摘発するとか、そういうところから始めると思う…チャイナモバイルとか、いろいろあるでしょう。ああいうところに、どんどんメスを入れていくというのが始まったらいよいよ最終戦争ですよ。』


いかがでしょうか?
胡錦濤の手先となって、江沢民派排除に懸命な習近平♥
ものすごい権力闘争ですね!
これが現在の中国の姿なんです。
一党独裁政治を続ける中国では、すでに国家の崩壊が始まっています。
ついに始まるのです! いよいよ、あの国の崩壊です♥
続きは次回に♥
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