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    親子チョコ💗(500冊以上の良質な書籍のご紹介)

    子どもたちの教育のため、また、その親である私たち自身が学ぶための、読まれるべき良質な書籍のみをご紹介させていただきます。

     >  イスラム >  イスラム国を支持したサウジと、それを黙認したアメリカ

    イスラム国を支持したサウジと、それを黙認したアメリカ

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    日ノ丸

    戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

    そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

    私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

    客観的に情勢を判断する必要があります。

    それでは、この本を見ていきましょう!


    アメリカはイスラム国に勝てない (PHP新書)アメリカはイスラム国に勝てない (PHP新書)
    (2015/01/16)
    宮田律

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    『 米国サウジアラビアシリアの「穏健な武装勢力」を訓練するため、5億ドルの予算をつけることを決定している。しかし、この「穏健な武装勢力」のメンバーたちをどのように選定するのか、その見極めは難しい。…

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     オバマ政権シリアでは(「イスラム国」に対して)空爆を行う一方、「穏健な武装勢力」とする「自由シリア軍(FSA)」に対して武器の供与や軍事訓練を行うなどの支援を与えていく意向である。しかし、この「自由シリア軍」も実態が見えにくい。再三繰り返すが、すでに「自由シリア軍」から「イスラム国」や「ヌスラ戦線」に加わった者たちもいる「自由シリア軍」に対する武器の供与は、それが他の武装集団に渡っていく可能性もあり、内戦のいっそうの激化をもたらしかねない。…

    驚き顔

     サウジアラビアカタールは、イスラム過激派を支援し、急進的なイスラム主義の思想を普及している…

    驚き顔

     サウジアラビアは、米軍のシリアにある「イスラム国」の拠点空爆に加わったと発表されたものの、イラクでは「イスラム国」を支援してきたとされる。

    驚き顔

     9・11の同時多発テロ事件の首謀者とされるアルカイダの指導者オサマ・ビンラディンはサウジアラビア人であった。また、同時多発テロの実行犯のなかには15人のサウジアラビア人が含まれていた。…

    驚き顔

     (シリアのアサド政権の)アラウィー派の教義はサウジアラビアなど厳格なイスラムを奉じる国にとっては異端派と見られ、「イスラム国」もアラウィー派に対しては同様な見解をもっている。こうしたサウジアラビアの方針は米国など欧米諸国にも黙認されていたに違いないし、アサド政権の打倒を同様に考えていたトルコの協力を得るものだった。

    驚き顔

     アサド政権の打倒についてはサウジアラビアもカタールもアルカイダ系とされるヌスラ戦線を支援していた。

    驚き顔

     トルコとヨルダンはシリアの反政府勢力がその領土を通じてシリアに向かうことを容認するか、あるいは彼らに協力していた。しかし、ヌスラ戦線はサウジアラビアから資金を得ていたものの、カタールとは疎遠にならなかったヌスラ戦線に不満を抱いたサウジアラビアは、情報機関のトップであったバンダル・ビン・スルタン王子の提案もあって、あらたなイスラム的性格をもった武装集団を創設することを考えた。2014年4月のバンダル王子の総合情報庁長官解任まで、サウジアラビアは「イスラム国」に対して支持を与え続けていた。 』

    驚き顔

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    「イスラム国」の最高指導者アブー・バクル・バグダーディー

    京都御所

    いかがでしょうか?

    「イスラム国」を支援していたサウジアラビを、アメリカは認めていたということが、良く分かりますね♥

    つまり、イラクの国内を分断させるであろう勢力を黙認し、「イスラム国」をアメリカは認めていたんです

    ですから、「イスラム国」は、アメリカがつくったようなものですね♥


    ここまでの流れをまとめてみます。

    著者は言います。

    ●同じイスラム内で、大きく二つの宗派(シーア派とスンニ派)の対立が激しくなってきている。
    しかし、宗教上の教義で双方に大差はない。
    ●イラク戦争までは、双方の住民は仲良く暮らしていた。
    ●多国籍軍がイラクのサダム・フセイン政権を弱体化するために、双方に亀裂を生じさせた。
    ●つまり、アメリカが、双方の亀裂を深め、イスラム世界の【分断】にまんまと成功した。それが負の連鎖を引き起こしている。 

    と、こんな感じでしょうか?

    この辺りは非常に理解し易いですね♥

    ただし、冒頭で著者は、こうも言っています。

    『 オバマ大統領は「イスラム国」を根絶すると決意を述べたが、軍事的行動で過激派や武装集団の活動を「根絶」することは不可能 』だと。そして、『 米国はなぜ「イスラム国」に勝てない 』と。

    全編を通じてイスラム全体の流れが良く理解できる書籍ですが、この冒頭にある著者の見立てが「誤り」であるのではないかと思っています。

    つまり、こうです。
    『 オバマ大統領は「イスラム国」を根絶すると(表向きには)決意を述べたが、軍事的行動で過激派や武装集団の活動を「根絶」することは不可能する気は無い 』『 米国はなぜ「イスラム国」に勝てない勝とうとしていない 』

    もちろん、著者はそのようには、書いてはいません。

    しかし、読み進めていくと、そのように解釈する方が腑に落ちる部分が多いんです。

    例えば、そもそも、この「イスラム国」。

    100年前の「支那の軍閥」とそっくりなんです。

    ※支那の軍閥は、こちらから♥
    六国を滅ぼすのは六国。中国を滅ぼすのは、もちろん・・・♥

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    (2012/08/10)
    西尾幹二

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    支那の軍閥は、武装した暴力団のような存在です。国家の軍隊ではありません。

    現在の中共も、台湾の国民党も、もともと「軍閥」です。

    「イスラム国」と「支那」はとても良く似ています

    暴力、強奪、強姦、虐殺など、いずれも共通点です

    そして、イギリスやアメリカはそれらの軍閥を利用し、支那民衆を扇動していました

    ※英米による支那民衆扇動についてはこちらから♥
    英米キリスト教宣教師の活動♥

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    ※イラク戦争については、こちらから♥
    イラク戦争のミステリー♥

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    それでは、さらに読みすすめていきましょう♥

    続きは次回に♥


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