2014-09-13 (Sat)

PHP研究所
日本史の謎は「地形」で解ける【環境・民族篇】
著者 竹村公太郎著 《リバーフロント研究所研究参与》
『『「池から離れているカエルが、どうして池へたどり着けるのか」…
カエルはどの感覚を使って空間を行動しているのか。
視覚か、嗅覚(きゅうかく)か、皮膚感覚なのか…
「カエルが池に戻る感覚、つまりカエルの方向感覚は【嗅覚】」であった。』
『海中生物と陸上生物の「感覚」ではいくつかの差異がある。
感覚の中でもとくに【におい】に関してその差異が際立っている。
陸上生物は、
呼吸をする鼻で生命の維持に必要な【におい】情報をキャッチする重要な進化を遂げた。
陸に上がった両生類が、
そのはじまりである。』
『両生類、爬虫類、哺乳類らの陸上生物にとって、
この嗅覚は必要不可欠の感覚となった。
なぜなら、水中の食物は海藻やプランクトン、小魚である。
これらはいつも新鮮で腐ったものなどはあまりない。
そのため、水中生物の鼻は口と離れていてもなんら支障はない。
海に戻ったクジラは、呼吸しやすいように鼻を頭の上にまで移動させてしまった。』
『ところが、陸上生活になると事情が変わった。
陸上の食物は空気に触れると、すぐに腐ってしまう。
食物が腐っているかどうかの判断は、生死にかかわる。
食物の腐敗の認知に、視覚、聴覚、触覚はほとんど役に立たず、
別の感覚すなわち【嗅覚(きゅうかく)】が重要となった。
こうした面で陸上動物の鼻と口は一体の役割となり、
嗅覚で食物の腐敗を知る機能を確立していった。』
なるほど~^^ 「カエル」と「クジラ」って、そこが違っているんですね! (見た目から、ぜんぜん違うけどw♥)
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