2014-12-14 (Sun)

ヴェルグル(独:Wörgl)は、オーストリアチロル州クーフシュタイン郡にある市の名前。ドイツバイエルン州との国境から20kmのところにある。
大恐慌の真っただ中にあった1932年から1933年にかけて、当時の町長でオーストリア社会民主党のミヒャエル・ウンターグッゲンベルガーにより、シルビオ・ゲゼルが提案した自由貨幣(減価する貨幣)を地域通貨として流通させ、地域経済の建てなおしに成功した事例で有名であり、アーヴィング・フィッシャーなど著名な経済学者からも賞賛された。ヴェルグル駅から市内の目抜き通りには、市民や観光客に対してこの歴史を紹介するモニュメントが作成されている。
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
メディアが流す嘘は、歴史に関することだけではありません。
実は「お金」にまつわる嘘の報道も多いのです。
まずは、「お金」の基本を知るために、こちらのベストセラー本を見ていきましょう!
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エンデ
『 (「お金は老化しなければならない」という)ゲゼルの理論を実践し、成功した例があります。1929年の世界大恐慌後のオーストリアのヴェルグルでの話です。町は負債を抱え、失業者も多い状態でした。そこでヴェルグルの町長だったウンターグッゲンベルガーは現行の貨幣のほかに、老化するお金のシステムを導入したのです。

このシステムは簡単にいえば、1ヶ月ごとに1%ずつ価値が減少するというものでした。町民は毎月1%分のスタンプを買って老化するお金に払わなくてはならないという仕組みでした。
このお金はもっていても増えないばかりか、減るので、皆がそれをすぐに使いました。つまり、貯めることもなく経済の輪のなかに戻したのです。
お金は持ち主を変えれば変えるほど、購買力は大きくなるのです。一日に二度、持ち主を変えるマルクは、一日に一度しか持ち主を変えないマルクより購買力が大きいのです。
2年後には失業者の姿が消えたといいます。お金を借りても利子を払う必要がないので、皆がお金を借りて仕事を始めたのです。町の負債もなくなりましたが、オーストリア国家が介入し、このお金は禁止されました…
このお金は時間とともに目減りするので、誰も受け取らないだろうと最初は思われましたが、皆が喜んで受け取りました。 』

いかがでしょうか?
老化する「お金」が、町の失業者を救い、町の財政を立て直したんです♥
続きは次回に♥
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