2014-11-30 (Sun)

日本経済新聞 20141130朝刊
日本の新聞やテレビなどのメディアが報じる内容は、
ところどころ巧妙に「嘘」が混ぜられているのが現実です。
それでは、一緒に見ていきましょう!

古事記は奈良時代に書かれたもので、漢字のみで日本語の表現を意図した「倭文体」で書かれています。
ですから、現代語に訳さないと、普通は読むことができません。
その「古事記」を現代語訳したと誇らしげに語っているのが、この記事の人物です。
実はこの人物、国語の高校教科書で、とんでもない大嘘を書いているんです。
詳しくは、下の動画をご覧になってください(約10分ほどです)。
実際に、平成10年度から14年度まで使用された高校の教科書「国語I」(筑摩書房)の該当箇所の一部を見てみましょう。
『狩猟民の心』 (池澤夏樹)
日本人の(略)心性を最もよく表現している物語は何か。ぼくはそれは「桃太郎」だと思う。あれは一方的な征伐の話だ。鬼は最初から鬼と規定されているのであって、桃太郎一族に害をなしたわけではない。しかも桃太郎と一緒に行くのは友人でも同志でもなくて、黍(きび)団子というあやしげな給料で雇われた傭兵(ようへい)なのだ。更(さら)に言えば、彼らはすべて士官である桃太郎よりも劣る人間以下の兵卒として(略)、動物という限定的な身分を与えられている。彼らは鬼ケ島を攻撃し、征服し、略奪して戻る。この話には侵略戦争の思想以外のものは何もない。
いかがでしょうか? まさにビックリ仰天で、開いた口が塞がりませんね♥
この人物の手にかかると、「桃太郎」ですら、このように鬼畜として描かれてしまいます。
それでは、この人物は、「古事記」をどのように「曲解」しているのでしょうか?
想像はつきますね♥
記事の最後に、このように本音を吐いています。
『 ・・・つまり酒と恋と子孫繁栄が一直線に繋がっている・・・
つまり、ぼくたちの遠いご先祖様はこういう人間であったのだ。』
要するに、酒と、女(=恋)と、SEX(=子孫繁栄)しか頭にない、そんな乱れた生活をしていた、ただの人間だって言いたいんでしょうね♥
こんな風にしか、日本神話を楽しめないのであれば、哀れですよね~
同情を禁じ得ません♥
でも、この人の著作物は、一切目にはしたくありませんね♥
こんな記事(まるで広告のようですが・・・)を載せている日本経済新聞も、どうも不自然ですよね!

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