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    親子チョコ💗(500冊以上の良質な書籍のご紹介)

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     >  日本 >  オイルショックの謎②♥

    オイルショックの謎②♥

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    オイル・ショック(和製英語:oil + shock)とは、1973年と1979年に始まった(ピークは1980年)、原油の供給逼迫および石油価格高騰と、それによる世界の経済混乱である。石油危機(せきゆきき、英語: oil crisis)または石油ショックとも称される。1973年10月6日に第四次中東戦争が勃発。これを受け10月16日に、石油輸出国機構 (OPEC) 加盟産油国のうちペルシア湾岸の6ヶ国が、原油公示価格を1バレル3.01ドルから5.12ドルへ70%引き上げることを発表した。翌日10月17日にはアラブ石油輸出国機構(OAPEC)が、原油生産の段階的削減(石油戦略)を決定した。またアラブ石油輸出国機構(OAPEC)諸国は10月20日以降、イスラエルが占領地から撤退するまでイスラエル支持国(アメリカ合衆国やオランダなど)への経済制裁(石油禁輸)を相次いで決定した。さらに12月23日には、石油輸出国機構(OPEC)に加盟のペルシア湾岸の産油6ヶ国が、1974年1月より原油価格を5.12ドルから11.65ドルへ引き上げる、と決定した。

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    米ソ二カ国による演出だった「東西冷戦」

    「東西冷戦」は欺瞞だった。。。と著者は言っています。

    こんなことは、「学校の先生」は、まったく教えてくれませんね♥

    朝鮮戦争、ベトナム戦争に続き、今度はオイルショックの謎に焦点を当てています。

    さあ、一緒に、見ていきましょう!


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    朝鮮戦争については、こちらから♥

    朝鮮戦争のミステリー①♥

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    ヘンリー・キッシンジャー(2009年9月)

    『 OPECの石油禁輸戦略によって石油価格は一挙に六倍(1バレル当り1.9ドルから11.65ドルへ)に暴騰します。アメリカなどの石油財閥やその背後にいる金融資本家が大儲けしたことは当然ですが、コスト高の北海油田(BP、ローヤルダッチシェルなど)は、石油危機による原油価格の暴騰のおかげで、採算が取れるようになったことも、注目される事実です。

     産油国には巨額の石油輸出代金が蓄積されます。最大の産油国サウディアラビアは、巨額のオイルマネーを米英などの銀行に環流させるために、サウディ投資庁の投資顧問としてウォール街の投資銀行家デイビッド・マルフォードを迎えいれます。彼らの指導の下に米英の銀行に環流したオイルマネーは、石油輸入代金を賄うため中南米等の非産油途上国の銀行への融資に使われます

     やがて、英米の金利の上昇の結果、これらの銀行は返済不可能となり債務危機が発生することとなります。英米の高金利政策と通貨供給の削減によって、公共投資が減少し経済社会インフラの劣化が進み、大衆の生活水準が低下してゆきます。世界から高金利の投資を求めてドルがアメリカへ流入し、ドル高が続きます。

     中東戦争時に、西ドイツは中立の立場を取ろうとしましたがアメリカはブラント首相に西ドイツを批判する厳しい書簡を送り、西ドイツの中立を認めませんでした但しイギリスはちゃっかり中立を宣言してアメリカもこれを認め石油の禁輸を免れています


    驚き顔

    いかがでしょうか?

    オイルショックは、アメリカそしてイギリスが仕掛け、その目的も判明しましたね♥

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