2014-11-19 (Wed)

David Rockefeller
デイヴィッド・ロックフェラー・シニア(David Rockefeller, Sr. 1915年6月12日 - ) は、アメリカ合衆国の銀行家、実業家であり、ロックフェラー家第3代当主。1973年三極委員会を設立。1981年までチェース・マンハッタン銀行の頭取兼最高経営責任者。外交問題評議会名誉会長。ビルダーバーグ会議には初会合から参加している。1972年、デイビッド・ロックフェラーはオランダ王室にビルダーバーグ会議への日本の参加を打診したが断られたため、ズビグネフ・ブレジンスキーに日本が加わる会議の創設を提案した。宮沢喜一、大来佐武郎らを招待した勉強会が開催され、翌年の1973年10月に「三極委員会」が誕生した。2007年に11月に来日、回想録(日本語版)の出版記念会が都内のホテルで催され、出版記念サイン会がMoMA Design Storeにて催された。デイビッド・ロックフェラーの来日はシティグループがサブプライム問題で大きな損失を被ったことと関係があるとする報道が見られた。新生銀行の社外取締役を勤めた。

前回からの続きです♥
米ソ二カ国による演出だった「東西冷戦」、
「東西冷戦」は欺瞞だった。。。と著者は言っています。
こんなことは、「学校の先生」は、まったく教えてくれませんね♥
さらに話は続き、ベトナム戦争以後の米中関係に焦点を当てています。
さあ、一緒に、見ていきましょう!
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『 ベトナム戦争終結のため、アメリカは中国との和解に進みます。
1971年のキッシンジャーの極秘訪中は、翌年のニクソン大統領の歴史的な中国訪問へと発展してゆきます。
なぜ、アメリカが中国との和解に舵を切ったのかのヒントは、アメリカの大富豪ロックフェラーが解説してくれています。デイビッド・ロックフェラーは回顧録において以下のように告白しています。
「 1970年代初頭には、(ベトナムなどで米中)両政府とも目的を達成できず、私を含む多くの人々が、新たなことを試す時が来たと考えるようになっていた。それゆえに、ニクソンが進んで中国指導部とともに新たな戦略を模索し、東アジアにおける新時代幕開けの準備が整ったのだ 」(『ロックフェラー回顧録』)
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つまり、ニクソンの訪中はロックフェラーたちが望んだから実現したと言っているのです。裏返せば、アメリカの富豪たちが望まなければ、ニクソンの訪中はなかったと言いたいのです。このようにアメリカの財閥がアメリカの外交政策を左右していることが理解されます。
デイビッド・ロックフェラーは共産中国を訪問した最初のアメリカ人銀行家となります(1973年6月末)。そして、ロックフェラーのチェース・マンハッタン銀行は中国銀行のアメリカ代理店になります。毛沢東、周恩来亡き後中国の指導者になった鄧小平はキッシンジャーの指示の下、改革解放路線をひた走ることになります。
ここに中国指導部はアメリカのウォール街を中心とする国際金融勢力と手を結ぶことによって、疲弊した中国経済の活路を見出したのです。これに応え、国際金融勢力は中国が市場経済の基本的条件を欠いているにもかかわらず、安価な労働力の豊富な中国を特別扱いして現在に至っているのです。

いかがでしょうか?
アメリカ大統領を動かすって、簡単なことではないですよね~
また、中国は利用されているのでしょうか?
続きは次回に♥
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