2014-11-16 (Sun)

ジョージ・キャトレット・マーシャル(George Catlett Marshall, 1880年12月31日 - 1959年10月16日)はアメリカ合衆国の陸軍軍人、政治家。最終階級は元帥。第二次世界大戦中の陸軍参謀総長としてアメリカを勝利に導き、戦後はマーシャル・プランによってヨーロッパ復興を指導した。ウエストポイント以外の出身者として異例の出世をしている。第二次世界大戦勃発によって1939年には少将となり、フランクリン・ルーズベルト大統領より第15代陸軍参謀総長に指名される。参謀総長就任にともない、あわせて大将に昇進。ヨーロッパ侵攻作戦の作戦計画を指導し、これを成功に導いた。終戦間際、ダグラス・マッカーサー南西太平洋方面総司令官やチェスター・ニミッツ太平洋艦隊司令長官とは異なり、日本本土侵攻やソビエト連邦参戦の必要性を唱えた。

前回からの続きです♥
アメリカは支援していた中華民国の蒋介石に、
日本と和平交渉をさせず日中戦争を故意に長引かせ蒋介石軍を疲弊させ、
日本が敗戦後、今度は蒋介石の敵である中国共産党の毛沢東にも武器を支援し、
蒋介石に圧力をかけ、敵である毛沢東に軍備強化の時間を与えた、
それが、アメリカの政策、つまり中国に共産主義の国を作ることだった。。。
と著者は言っています。
こんなことは、「学校の先生」は、まったく教えてくれませんね♥
さあ、一緒に、見ていきましょう!
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『 第一次大戦に従軍して活躍したものの、結局軍人としては出世の道は開けなかったマーシャルは、…部隊の統率能力が欠けていたとして、マッカーサー参謀総長によって…解任されますが、その6年後の1939年に、ルーズベルト大統領によって陸軍参謀総長に抜擢されます。
「連隊司令官としては失格だったのに、大統領が陸軍の最高ポストに抜擢した理由はいまだ謎のままだ」(マッカーシー)
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戦時中蒋介石軍の軍事顧問団長(実質的な参謀総長)として中国に派遣されたジョセフ・スティルウエルはマーシャルが任命したものです。このスティルウエルは、中国共産党は…中国に民主主義をもたらす勢力であると称賛する一方、蒋介石一派は米国が援助した武器で日本軍と戦うのではなく…共産主義者と戦おうとしていると批判しているのです。…スティルウエルの後任として中国に赴いたウェデマイヤー将軍は、蒋介石軍の装備を調査した結果、米国が支援した武器がほとんど蒋介石軍側に渡っていないことを発見します。ウェデマイヤーは蒋介石軍を建て直し、蒋介石政府に僅かな支援を与えれば共産党との紛争は沈静化できるとして、蒋介石への援助をアメリカ政府に要請します。

アルバート・ウェデマイヤー
ウェデマイヤーは日本降伏後…アメリカに帰国…その際、ウェデマイヤーが蒋介石に提出した報告書の中には、トルーマン大統領は中国駐留のアメリカ軍の早期撤兵に圧力がかかっていると述べた、と記されています。更に事態を決定的にしたのは国務省すなわちアメリカ政府の中国政策です。驚愕の内容です。
もし、蒋介石政府が共産党軍の制圧に乗り出したら蒋介石政府への支援を打ち切るというのです。…マーシャル指揮下の統合参謀本部はもっと明確です。蒋介石が強引に共産党征伐を進めたなら、それを悪とみなして支援を打ち切るだけに留まらず、中国に統一政府を要求する、すなわち蒋介石政府に共産党を加えよ、というもので、これは蒋介石政権に対する死刑宣告に等しかった…このように、アメリカの中国政策は一貫して中国に共産党政権を樹立することにあった…

毛沢東
アメリカの支援を受けて権力を握った毛沢東は、アメリカとの友好関係と援助の継続を期待します。…当然のことでしょう。なにしろ、毛沢東が共産主義革命を成功させることができたのは、ひとえにアメリカの支援のお陰であるからです。しかし、アメリカは毛沢東の期待に応えようとせず、援助を拒否して毛沢東を裏切ります。そうなれば、毛沢東の中国はソ連に援助を求めざるを得なくなります。これこそがアメリカの狙いであった…ソ連をして中国をコントロールさせることが、ソ連を中心とする共産主義の脅威を煽って、アメリカの軍拡を推進するうえで必要なことでした。
同時に、アメリカは蒋介石を台湾で生き延びさせることによって、共産中国を牽制するレバレッジとしたことを忘れてはいけません。アメリカは中国に台湾という紛争の火種を残したのです。悪名高い分割統治の鉄則です。 』

いかがでしょうか?
アメリカが日本に侵略してきた時、
蒋介石や毛沢東を巧みに利用し、
その後、中国に共産主義の国を作り、ソ連のコントロール下に置くことで、
米ソ二カ国による演出だった「東西冷戦」の形が出来上がった、
「東西冷戦」の欺瞞が、ここに明らかになった。。。
「」本当に嘘だったんですね♥
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