2014-11-12 (Wed)

全国の水天宮の総本宮、久留米水天宮
水天宮(すいてんぐう)は、福岡県久留米市の水天宮(久留米水天宮)を総本宮とし、日本全国にある神社である。天御中主神、安徳天皇、高倉平中宮(建礼門院、平徳子)、二位の尼(平時子)を祀るが、これとは異なる祭神の水天宮もある。
仏教の神(天部)である「水天」の信仰は、神仏習合時代には「水」の字つながりで「天之水分神・国之水分神」(あめのみくまりのかみ・くにのみくまりのかみ)と習合していた。ミクマリノカミは本来は子供とは関係なかったと思われるが、「みくまり」の発音が「みこもり」(御子守り)に通じるというので「子育て」の神、子供の守り神として信仰されるようになった。
水と子供を守護し、水難除け、農業、漁業、海運、水商売、また安産、子授け、子育てについて信仰が厚い。水天宮の縁日は毎月5日(5日・15日・25日とすることもある)であるが、犬のお産が軽いことにちなみ、戌の日は安産祈願の人で賑わう。

江戸時代の国学者・本居宣長が、
古代日本人の心情が現れた最上の書と評した『古事記』。
読んでみると、これまで知らなかった発見が色々とありました♥
↓の本を参考に、見ていきましょう!
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天地(あめつち)が初めて発(あらわ)れた時、高天原(たかまのはら)に成ったのは天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)でした。
間もなく高御産巣日神(たかみむすひのかみ)、続けて神産巣日神(かむむすひのかみ)が成りました。この三柱(みはしら)の神は、いずれも独神(ひとりがみ)で、・・・男女の区別がない神で、男神(おがみ)と女神(めがみ)の両方の性質をお備えになった神なのです。
この時、大地はまだ若く、水に浮く脂のようで、海月(くらげ)のように漂っていて、しっかりと固まっていませんでした。ところが、葦の芽のように伸びてきたものから、宇摩志阿斯訶備比古遅神(うましあしかびひこじのかみ)が成り、続けて天之常立神(あめのとこたちのかみ)が成りました。この二柱の神も独神で、・・・これまでに成った五柱の神は、天地が発れて早い時期に成った特別の神なので、別天神(ことあまつかみ)と申し上げます。

その後、次々と神が成ります。まず、国之常立神(くにのとこたちのかみ)、そして・・・(※ここから九柱の神が続いたあと)・・・伊耶那岐神(いざなきのかみ)と伊耶那美神(いざなみのかみ)が成りました。最後に成った伊耶那岐神と伊耶那美神は、間もなく日本列島をお生みになる重要な神です。
宇比地邇神(うひじにのかみ)から伊耶那美神までの十柱の神は、男神と女神で対になっておいでで、二柱で一代(ひとよ)と数えます。国之常立神から伊耶那岐神と伊耶那美神までの七代(ななよ)の神を「神世七代(かみよのななよ)」と申し上げます。これで、国作りまでの神々がすべて揃いました。これが、『古事記』の壮大な物語の始まりです。

伊耶那岐神(右)と伊耶那美神(左)
いかがでしょうか?
水天宮には、天之御中主神が祀られているんですね♥
また、伊勢神道では、伊勢神宮外宮の祭神、豊受大神の本体が天之御中主神であるとする考えもあるそうですよ!
続きは次回に♥
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