2014-10-31 (Fri)

長野朗(ながのあきら)
…戦前を代表する秀れた【シナ通、中国通】で…
GHQに焚書された本は18冊もあり…
没収された本の多い著者としては3番目にランクされる人物です。
…1975年までご存命でしたから、戦後も中国共産党に関する本を出しておられます。
…洞察力も鋭いし、シナという国に愛情を持ちつつも
知的に冷徹に【この民族の本性を見抜いて】います。
しかも、扱う事象の幅が広い。

武漢の戦ひには種々の話があるが、これも其の一つである。
漢口側に革命軍の大砲が据えてあって、揚子江上を監視していると、
敵の軍艦(北洋軍閥)が一隻、対岸に近く遡ってくる。
そこでその進路に当たる所に弾丸をぽつんぽつんと落としていると、
その軍艦も呑気なもので、進路も変へず弾丸の落ちている方向に進んで来て、
丁度船と弾丸がぶっつかって、軍艦は沈んだ。
同じやうな話はいくらでもある。
日本人が革命軍の中に入っていて、大砲の狙ひをつけてやる。
すると第一発はあたるが、相手はそれで逃げるが、
そんなことはお構ひなしに(相手の居なくなった)同じ所を撃っている。
鉄砲でも敵が見えなくならうが同じやうに撃っている。
かうした融通の利かないのは北方人が酷い。

支那人の領土観も著しく日本人と異っている。
日本人は寸地といえども捨てないから、
川中島見たやうな猫の額のやうな狭い土地を十何年も争ふことになるが、
支那人は自分の領土の一部を一時外国に預ける位は何とも思っていない。
外人によって立派なものにして貰って後で返して貰はう位に思っている。
そこで今度の事変(支那事変)でも、最も富有な部分を捨て、
奥地に逃げ込んで長期抗戦を叫んでいる。

中国の兵隊は、まともに戦えないし、すぐに逃げたりするんですね♥
(解説)
まず軍閥とは、軍事力を背景とした私兵集団のことで、簡潔に言うと武装した暴力団。清朝滅亡後(1912年)、中国では各地で武装暴力団である軍閥が割拠していた。その様な中、蒋介石の軍閥(国民党)が「北伐」(1926~28年)と称して、南から北へ侵軍する事になる。そのきっかけは、北方の軍閥における内争であって、内争により南北軍閥間のバランスが崩れたのが基本的な流れ。

1910年代末の軍閥勢力図/『中国革命とソ連 抗日戦までの舞台裏【1917-37年】』
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