エルドアンがハマスのことを「解放者」と呼んだことにイスラエルが激怒、関係を修復するために予定されていた訪問をキャンセル

2023-11-14 (Tue)

こちらは、以下の『ZeroHedge』さん記事の翻訳となります。
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☆Israel Outraged After Erdogan Calls Hamas 'Liberators', Cancels Planned Trip To Mend Ties

トルコのエルドアン大統領は水曜日、イスラエルとパレスチナ問題に対して強硬姿勢に回帰し、ユダヤ国家による「非人道的」な戦争を非難する演説を行った。

最も驚かされたのは、「ハマスはテロ組織ではない」、「パレスチナの地を守るために正当に戦っている 『解放者集団』 だ」と露骨に発言した場面だ。この発言は、トルコの同盟国である欧米諸国に眉をひそめさせ、警戒心を抱かせたことは間違いない。何といっても、彼が NATO 第二の軍隊を持つ国家元首だからだ。

「ハマスはテロ組織ではなく、解放者集団であり、自国の土地と国民を守るために戦っている『ムジャヒディーン』である」と彼は与党AK党の議員たちに語り、「イスラムの戦士」を意味するアラビア語を頻繁に口にした。

他のほとんどの NATO 諸国や欧州連合（EU）に反して、トルコはハマスをテロ組織として指定したことはない。

さらに、イスラエル軍がガザの市民に対する空爆を強化する一方で、イスラエルはトルコの善意を「利用している」と非難し、予定されていたテルアビブ訪問の中止を発表した：

国営通信社 Anadolu によると、エルドアン大統領は、イスラエルがガザでハマス過激派に対する「非人道的な」戦争を行っているため、イスラエルはトルコの善意を利用し、以前から予定していたイスラエル訪問は取りやめると語った。

…彼は、地域外の国々がイスラエルを支援するという名目で「火に油を注いでいる」 と指摘した。

エルドアンはさらに、ガザでの死者が 6,000 人を超え、犠牲者の多くが女性や子どもであることから、現在起こっていることを「故意による虐殺」と表現した。

「ガザで起こっている大虐殺と破壊の加害者は、イスラエルを全面的に支援している人々だ」とエルドアンは語った。「イスラエルのガザ攻撃は、イスラエル自身にとっても、それを支援する人々にとっても、殺人行為であり、精神病に等しいものだ」。

明らかに、何年もすでに関係が悪化しているイスラエルとの国交正常化の努力を必要としている。「私はネタニヤフという男と人生で一度だけ握手した」 とエルドアンは言った。2 人は先月、ニューヨークで開催された国連総会の傍聴席で滅多にない握手を交わした。

BREAKING — Erdogan says Hamas isn’t a terror group but patriotic organisation that defends its territories and people.

• “They are the warriors (mujahids)” he says. “We aren’t indebted to Israel. But the West is.”

• “I won’t visit Israel”

pic.twitter.com/IRtp5x8eML
— Ragıp Soylu (@ragipsoylu) October 25, 2023

「もし彼（ネタニヤフ首相）が善意を持ち続けていれば、我々の関係は変わっていたかもしれないが、残念ながら、我々の善意は彼らに利用されたので、それも叶わないだろう」と付け加えた。

イスラエル外務省は、エルドアンが水曜日にこの言葉を発した数時間後、ただちに非難した。イスラエルの非難の焦点は、ハマスのテロリズムの否定である。

「トルコ大統領がテロ組織を擁護しようとし、扇動的な言葉を発したとしても、全世界が目にした恐怖を変えることはできない」とイスラエル外務省は、10 月 7 日にイスラエル南部で起きたハマスの暴挙について言及した。

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