「クソ野郎」発言：ユダヤ系議員がイスラム教徒を非難した後、下院民主党の間で大騒動が勃発

2023-11-02 (Thu)

こちらは、以下の『ZeroHedge』さん記事の翻訳となります。
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☆A "Sh*t Thing" To Say: Explosive Kerfuffle Erupts Between House Dems After Jewish Rep. Accused Of Slamming Muslims

下院民主党は水曜日、ある議員が他の議員がイスラム教徒について「クソ野郎」呼ばわりしたことを非難し、緊迫した非公開の党員会議を開いた。

この騒動は、スーザン・ワイルド議員（民主党）が今週末のハマス攻撃をきっかけに参加した、バーチャル集会について説明した後に勃発した、とポリティコは報じている。

ワイルド議員は、どの宗教団体も排斥されていると感じてほしくないと説明し、イスラム教の指導者たちが攻撃を非難するイベントに出席していなかったことを言及すると、著名なユダヤ系民主党議員でイスラエル・タカ派のジョシュ・ゴットハイマー議員（民主党、ニュージャージー州）が大声で口を挟んだ。

しかしながら、ゴットハイマー議員がイスラム教徒に言及したのか、それとも関係のない会話の中でタイミング悪く発言したのかについては、証言が分かれている。ある出席者は、ゴットハイマー議員が 「彼らはみな有罪だから」 と発言したのを耳にし、また別の出席者は、ゴットハイマー議員が 「彼らは罪を感じるべきだから」 と発言したと語っている。ゴットハイマー議員のスポークスマンは、イスラム教徒について語ったことを強く否定した。

「ゴットハイマー下院議員は、今日の党員集会でイスラム教徒について発言したことはありません。ゴットハイマー議員は、ハマスのテロリストをまだ非難していない議員は罪を感じるべきだと言ったのです」と、彼のスポークスマンのクリス・ダロイア氏は語った。

「ジョシュア（ヨシュア）！」　彼の発言に対し、ある民主党議員が叫んだ。

ゴットハイマーは後に、自分の発言が前後の文脈から切り取られたものであり、ハマス非難に関する別の会話の一部としてなされたものだと主張した。彼はここ数日、ハマスの攻撃に対する批判が不十分だと不満を表明している。

6 人の目撃者によると、1 期目の進歩派議員であるグレッグ・カザール下院議員（民主党、テキサス州選出）は、ゴットハイマーと対立し、カザールはゴットハイマーに、彼は「クソ野郎」で「恥ずべき発言だ」と言い放ったという。

この口論のさなか、ラシダ・タリーブ下院議員（民主党、ミシガン州選出）、イルハン・オマル下院議員（民主党、ミネソタ州選出）、アレクサンドリア・オカシオ＝コルテス議員（民主党、ニューヨーク州選出）ら進歩的な議員たちは、一緒に党会議から退席するのが目撃された。

この騒動は、イスラエル・パレスチナ紛争をめぐる民主党内の長年の亀裂に光を当てた。これは、今週末の血なまぐさい奇襲テロ事件以降、民主党がほとんど避けてきた溝だが、今後数週間、中東での戦争が進むにつれ、民主党をさらに動揺させる恐れがある。 ― ポリティコ

ゴットハイマーのスポークスマンは、ハマスが赤ん坊の首をはねたという未確認の情報を流した。

「ゴットハイマー下院議員は、罪のない赤ん坊、子供、女性、男性、祖父母（アメリカ人を含む）を残虐に殺害し、強姦し、生きたまま焼き殺し、誘拐し、拷問し、斬首したハマスのテロリストをまだ非難していない議員たちに激怒し、深く失望している」とダロイア氏は述べ、「ゴットハイマー下院議員は、ハマスのテロリストを非難していない議員たちは、本当に罪を感じるべきだと述べた。もちろん、ゴットハイマー議員は罪のないパレスチナの市民を非難しているわけではない ― テロリストを非難しているのだ。」と付け加えた。

ホワイトハウスはイスラエルを支持する「非常に公然とした支持」を示している ― 火曜日にバイデン大統領は、ハマスの攻撃を「完全な、紛れもない邪悪」と力強く非難し、米国は「イスラエルを支援する」と約束した。

一握りの進歩的な議員たちは、停戦や非エスカレーション、さらにはイスラエルに対する政府支援の中止を公然と求めているが、議会の民主党議員のほとんどは、大統領がそのような要請を避けている間、大統領を支持している。

バイデンはまた、イスラエルに緊急資金を提供するよう両党の議員に求め、1,000 人以上のイスラエル人の殺害と数百人以上の誘拐についてハマスに対して非難した。

何人かの進歩的な民主党議員や、より体制志向の強い民主党議員は、イスラエルに対する攻撃が陰惨なものであったこともあり、これまでのところ党の結束が感じられると述べた。 ― ポリティコ

「あまりにグロテスクだったため、イスラエルとパレスチナの対立について異なる見解を持っている人たちでさえ、結束を強める結果となった。アメリカ民主社会主義者協会（DSA）の一部の支部を除いて、この件に関して意見の違いは見られない」と下院民主党議員の一人は同誌に語った。

リベラルなユダヤ人擁護団体、J ストリートのジェレミー・ベン＝アミ代表は、「現在の進歩派と民主党の一致した見解に属さない人々が数人、ほんの一握りいる」と語った。「それが、このテロ直後の私たちの現状です。1 週間後、2 週間後、3 週間後どうなるか言うつもりはないが、それが現在の我々の状況だ。」

DSA の離反

シュリ・タネダー下院議員（民主党、ミシガン州選出）は水曜日の声明で、アメリカ民主社会主義者協会（DSA）の「起こったことをテロリズムと見なせない姿勢に非常に憤慨し、ショックを受けている」と述べ、イスラエルに対するスタンスを理由に DSA を脱退すると表明した。