カービー、ウクライナ支援は『限界に近づいている』そして『無期限』ではない、と露骨に発言

2023-11-01 (Wed)

こちらは、以下の『ZeroHedge』さん記事の翻訳となります。
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☆Kirby Bluntly Says Ukraine Aid "Near End Of The Rope" & Won't Be "Indefinite"

わずか 1 週間前には、ホワイトハウスから直接このような言葉が飛び出すことは考えられなかったかもしれないが、バイデン国家安全保障会議のジョン・カービー報道官は、ウクライナへの資金援助が「限界に近づいている」 こと、そして 「無期限になるわけではない」 ことを露骨に認めた。

カービー報道官は水曜午後の記者会見で、ウクライナへの新規の 2 億ドルの武器供与を発表したが、この資金は以前議会で承認されたものである。

WATCH: White House spokesperson John Kirby announces that funding for Ukraine is "coming near to the end of the rope" and is "not going to be indefinite."

pic.twitter.com/wmcOkC2ADv
— Insider Paper (@TheInsiderPaper) October 12, 2023

カービーは、この最新のパッケージにはHIMARS弾薬、砲弾、対戦車兵器、その他の装備が含まれていると述べた。カービーの発言は以下の通りだ：

「短期的には、我々は予算や権限を持っている…ウクライナとイスラエルのために。しかし、もう限界に達しているときに、長期的な支援を盛り込もうとは思わないだろう。」

しかし興味深いことに、この新たな 2 億ドルは、どうやら、かの悪名高い 「会計ミス」 による余剰金だったようだ：

国防総省によれば、ウクライナへの 2 億ドルの支援は、国防総省の「会計上のミス」によって、紛争に持ち込まれた過去の武器を過大評価したためにできた資金を使ったという。ホワイトハウスが議会にウクライナへの支出を増やすことを認めさせようと奮闘している中、国防総省は、アメリカが自国の軍備から直接武器を調達できる大統領権限（Presidential Drawdown Authority）が約 50 億ドルあると発表した。

パッケージの詳細によると、2億ドルで購入できるのは以下の通り：

・防空用 AIM - 9M ミサイル
・対無人航空機システム（c - UAS）機器
・高機動砲ロケットシステム（HIMARS）用追加弾薬
・155 mm および 105 mm 砲弾
・精密空中弾薬
・電子戦装備
・チューブ発射光学追跡ワイヤ誘導（TOW）ミサイル
・AT - 4 対装甲システム
・小火器および 1,600 万発以上の小火器弾薬
・障害物除去用爆薬
・予備部品、訓練用弾薬、メンテナンス、その他の現場設備

より「通常」な時であれば、カービーがウクライナの資金提供は「無期限ではない」と露骨に断言したことで、ワシントン DC や主要メディアが大騒動になることが予想されるが、同じ主要メディアの政治評論家たちは現在、イスラエルとガザの動向で頭がいっぱいだ。

John Kirby says Ukraine aid is "coming to the end of the rope." An odd idiom for the occasion, similar to being "at the end of one's rope," which is generally interpreted to mean running out of patience and/or the inability to deal with a problem. Was Kirby being accidentally… pic.twitter.com/fiw16RnFm4
— Chebureki Man (@CheburekiMan) October 12, 2023

スポットライトは確実にウクライナから離れている。その代わりに、ガザで対ハマス作戦を続けるイスラエルへの緊急防衛援助を強化する準備が進められている。国防総省は、（イスラエルとキエフに防衛援助と武器を提供する、という） 「両方」を行うことにコミットしていると語っている。軍事資産は現在、東地中海地域に移されている。

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