2023-10-30 (Mon)

こちらは、以下の 『ZeroHedge』 さん記事の翻訳となります。
↓
☆Zelensky Asks To Visit Israel In 'Solidarity' As Spotlight Shifts
日常生活の中で、大半の人々は 「友人」 が自分たちを自宅に招き、おそらくディナーや長時間の押しつけがましい会話をするような煩わしい時を経験したことがあるだろう。
もしかしたらそれは、歴史上最悪の惨事に見舞われたイスラエル人が感じていることなのかもしれない、というのが水曜日の Axios のスクープ記事である : ゼレンスキー、連帯の証としてイスラエル訪問を要請。
2 人のウクライナ政府関係者が Axios に語ったところによると、ユダヤ人であるゼレンスキーは、ガザ紛争の最中、またイスラエルが週末のハマスによるテロ攻撃で動揺している中、「連帯の証」 としてイスラエルへの訪問を希望しているという。イスラエル政府関係者も同誌にこの要請を認めたという。

「ゼレンスキー大統領官邸はイスラエル首相官邸に公式のリクエストを送り、訪問の調整を依頼した、 とウクライナとイスラエルの当局者は語っている。」 と報道されている。
土曜日のハマスによるノヴァ・トランス音楽祭とユダヤ人入植地への攻撃が始まるとすぐに、全世界とすべての主要な国際メディアはイスラエルとガザの動向に釘付けになった。
アメリカやヨーロッパでは、親イスラエル派と親パレスチナ派の抗議デモや それに対抗するデモが即座に起こった。フェイスブックのプロフィールの旗もあっという間に切り替えられた (ウクライナの旗からイスラエルの旗に)。イスラエルとガザの紛争が 5 日目を迎え、欧米の大衆はウクライナのことを 「忘れた」 かのようだ。
議会やバイデン政権による数十億ドルの援助を継続させる努力を含め、親ウクライナの大義全般が、それまでの熱意と勢いを削がれてしまったようだ。突然スポットライトを浴びなくなったゼレンスキーは、今度は自分の大義をイスラエルと結びつけようとしているように見える。
Axios は、「ゼレンスキーの訪問は、ガザのハマスに対するイスラエルの反撃に対する国際的な支持を高めるだろう」 と述べている -- あるいは、少なくともゼレンスキー自身の中ではそうなのだろう。
ゼレンスキーは水曜日にブリュッセルの NATO 本部を突然訪問し、イスラエルを支持する声明を発表した。
Zelensky: I urge all leaders to visit Israel and show their support for the people pic.twitter.com/knbqF1TQwp
— Amichai Stein (@AmichaiStein1) October 11, 2023
「このようなテロリストの攻撃を前にして、生命を大切にするすべての人は連帯しなければならない。イスラエルはテロから自国を守る完全な権利を持っている」 と、ゼレンスキーは土曜日のハマスの攻撃の直後に発表した声明の中で述べていた。
ウクライナ大統領の訪問が実現するかどうかは、時間が解決してくれるだろう。まだ日程は決まっていないし、イスラエルは今とても忙しい。ゼレンスキーがテルアビブで写真撮影をするためにレッドカーペットを敷かなければならないほど暇ではないだろう。
一部の識者は、この背景には重要なアメリカの対外援助をめぐる駆け引きがあり、その援助がイスラエルに回される可能性があると指摘する。
🇺🇦🇮🇱 Zelensky is furious he’s losing attention and US foreign aid to Israel. pic.twitter.com/I5FlV5KnzS
— Jackson Hinkle 🇺🇸 (@jacksonhinklle) October 11, 2023
しかし、国防総省はキエフの不安を鎮めようと、新たな声明で十分な援助があることを約束した :
国防長官は水曜日、国防総省はウクライナのロシア侵攻との戦いに援助を提供し続けることが可能であり、土曜日のハマスの攻撃によって新たな血なまぐさい戦争が始まったイスラエルを支援することも可能であると述べた。
「間違いなく、我々は両方できるし、両方やるつもりだ」 とロイド・オースティン国防長官は水曜日にドイツで記者会見し、新たに統合参謀本部議長に就任したチャールズ・Q・ブラウン大将とともに、ウクライナへの第 48 次支援策を発表した。
「間違いなく、我々は両方できるし、両方やるつもりだ」 とロイド・オースティン国防長官は水曜日にドイツで記者会見し、新たに統合参謀本部議長に就任したチャールズ・Q・ブラウン大将とともに、ウクライナへの第 48 次支援策を発表した。
しかし、ウクライナへの 「際限のない」 支援や 「白紙委任」 資金提供に対する世論の支持はすでに薄れつつあった。結局のところ、主要なニュースネットワークはロシア・ウクライナ戦争の報道を突然取りやめ、代わりにイスラエル、ガザ砲撃、ハマスに連れ去られた 100 人以上の人質の窮状を24時間体制で放送している。
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