ゼレンスキー、奇妙にもイスラエル・ガザ紛争をプーチン大統領のせいにする

2023-10-28 (Sat)

こちらは、以下の『ZeroHedge』さん記事の翻訳となります。
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☆Zelensky Bizarrely Blames The Israel-Gaza Conflict On Putin

明らかに、世界のメディアの報道は、ロシアとウクライナの戦争から、イスラエルからもたらされた衝撃的な光景へと一瞬にして切り替わったため、ウクライナの戦争遂行はさらなる困難に見舞われることになった。世界はドンバスの戦場からイスラエル南部とガザ地区の光景に目を向けている。

例えばソーシャルメディアでは、大勢のアメリカ人がフェイスブックのプロフィールをウクライナの国旗からイスラエルの国旗に切り替え、あるいはその反対だとすれば…パレスチナの国旗に切り替えている。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、奪われたスポットライトとメディアの焦点を取り戻そうとしたのか、中東で新たな紛争が勃発した責任をロシアになすりつけた。

Zelensky bizarrely blames the Israel conflict on Putin.

"Russia is interested in triggering a war in the Middle East." 🤡🤡🤡 pic.twitter.com/uww0EeF3i2
— I AM (@i_Beth1) October 9, 2023

ゼレンスキーは月曜の声明で、モスクワは世界の結束を弱め、不安定化を広げるために、この地域での戦争を煽っていると語った。

「入手可能な情報 -- 非常に明確な情報 -- に基づけば、中東での戦争を煽り、世界の結束を弱め、分裂を生み、ヨーロッパの自由を損なうロシアの手助けをするような、新たな苦痛の原因を作り出すことは、ロシアの利益になる」とゼレンスキーは毎晩行われるビデオ演説で語った。

もちろん、彼はその主張にいかなる根拠も挙げなかった。この新たな論点は、「現在のこと」をロシアの侵攻とウクライナ人の苦境に結びつけようとする捨て身の試みのようだ。ゼレンスキーは一連のメッセージの中で、ハマスのテロによるイスラエルの犠牲者との連帯を表明している。

Our position is crystal clear: anyone who causes terror and death anywhere on the planet must be held accountable. pic.twitter.com/uqE3bffNJG
— Volodymyr Zelenskyy / Володимир Зеленський (@ZelenskyyUa) October 9, 2023

クレムリンは根拠のないこの主張を否定し、代わりに中東紛争の根源をワシントンの政策とその帰結の文脈で説明した。ロシアメディアの翻訳によれば、ロシアのプーチン大統領は火曜日に次のように語った：

「アメリカの中東政策の失敗の顕著な例であることは、多くの人が同意してくれると思う。彼らは平和的解決を排他的に進めようとしたが、残念なことに、両当事者にとって受け入れ可能な妥協点を探そうとはしなかった。」

さらに、米国は「パレスチナ人の核心的利益を考慮することはなかった」とし、その結果、緊張が爆発して新たな暴力に発展したと語った。

一方、国連安全保障理事会は、最近の空爆作戦の後、ロシアが戦争犯罪を行っていると主張している：

世界各国の国連安全保障理事会メンバーは、葬儀中だった村へのロシアの爆撃で 52 人が死亡したことを非難した。

北東部ハリコフ地方のフロザは、木曜日にウクライナ兵の死を追悼していたカフェがロシアのイスカンデル弾道ミサイルの標的となり、人口 300 人のうち 15 ％以上が死亡した。

「これは、昨年の本格的な侵攻開始以来、ロシアによるウクライナに対する最も犠牲者の多い攻撃のひとつだ」と、ロバート・ウッド米副大使は月曜日の国連安全保障理事会で述べ、戦争犯罪の可能性のある証拠を収集する調査官への自国の支援を強調した。

Not Ukraine, but Gaza. pic.twitter.com/9SepQSJBpH
— Muhammad Smiry 🇵🇸 (@MuhammadSmiry) October 9, 2023

ウクライナではなく、ガザだ。

モスクワは、軍事施設や軍事支援目的の場所を標的にしていると反論している。双方とも、相手に対する残虐行為の非難を浴びせ続けている。しかし、繰り返しになるが、今のところ、欧米諸国はイスラエル・ガザで起きていることだけに目を奪われているように見える。

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