2014-10-26 (Sun)

長野朗(ながのあきら)
…戦前を代表する秀れた【シナ通、中国通】で…
GHQに焚書された本は18冊もあり…
没収された本の多い著者としては3番目にランクされる人物です。
…1975年までご存命でしたから、戦後も中国共産党に関する本を出しておられます。
…洞察力も鋭いし、シナという国に愛情を持ちつつも
知的に冷徹に【この民族の本性を見抜いて】います。
しかも、扱う事象の幅が広い。

【花子(ホオワッ)】と云ふのは支那語で【乞食】のことである。
或いは「要飯的」とも云ふ。

乞食は【土匪(どひ、盗賊団)】や【軍隊】と共に
【無産寄食階級】の一つである。

殊に今日(昭和5年)のやうに【混乱時代】には、乞食の数は益々増加する。
飯の食へなくなった連中は、
土匪になるか、移住するか乞食になる外(ほか)ない。

乞食になるのは、
土匪になる程【凶暴の性質】を有(も)たない温順(おとな)しいもので、
飢饉でもあれば俄(にわか)乞食が沢山に出来る。

官憲が何等の救済方法も講じない支那では、乞食でもする外はない。
何時かの水災に極く上品な男が可愛い女の子を二人連れて乞食に来たから、
能(よ)く聞いて見ると秀才の試験に及第し、
嘗(かつ)て県知事をやったことがあると話して居た。

支那にはこの俄乞食が非常に多く、
子供が遊んで居る所を外国人でも通りかかると、
ひょいと思い付きで手を出す。

食ヘない時に一時乞食を擦ることは、支那人はさう悪いこととは思って居ないらしく…

北京では毎年冬になると貧民や乞食のために早朝粥を造って
一椀ずつ分配する。
それは【警察】の仕事で、有志から【金や米を寄付させ】、
毎日二三千人に分配するが、
其の粥たるや【水の底に米粒が少し】入れてあるだけで、
時には【石灰を入れて白く濁し】て置くことがある。
そして金と米の大部分は【警官の懐に這入る】。
支那の慈善事業はうっかり感心も出来ない。

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