
こちらは、以下の 『ZeroHedge』 さん記事の翻訳となります。
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☆Zelensky Admits 'War Fatigue' As Unified Support From West Falls Apart
欧米のメディアや識者の間でウクライナ戦争のシナリオが変化しているのは明らかであることは、これまでにもお伝えしてきたとおりだが、今週初めて、ゼレンスキー大統領自身が、戦争遂行に伴う 「疲れ」 がより広範囲に及んでいることを認めた。このため、欧米のアドバイザーや軍事戦略家たちは、紛争終結に向けた 「解決策」 を持ち出している :
しかし、一部の従来からの同盟国が 「足並みを乱した」 との見方が強まっていることに、キエフは 「心配はしているが、パニックにはなっていない」 と、ロンドン大学比較中東欧政治学准教授のショーン・ハンリー氏は言う。

この数日間を振り返ってみても、アメリカ議会では臨時予算案からウクライナ支援が外され、ポーランドは穀物輸入をめぐる問題の中でキエフへの武器供与をやめると宣言し、スロバキアではモスクワに友好的な政治家が指導者に選出され、最近ではイギリス軍がキエフに供与する重要な武器が尽きたと発言している。
これらのことから、ゼレンスキーは 「疲れが見られる」 と認めたが、すぐに 「ゆっくりと」 反撃が進んでいることを強調した。
彼はイタリアの放送局のインタビューで、「疲れは見られるが、敵に勝つために全力を尽くす。」 と語った。また、数十億ドルにのぼる将来のアメリカからの援助が保留され、キャンセルされる可能性があることについては、次のように述べた :
しかし、ウクライナによる反撃が 「進展している」 という証拠はない。例えば、エコノミスト誌は 「ウクライナがロシアから奪還した領土は、6 月に占領した領土の 0.25 %にも満たない」 と報じた。同誌は、「 1,000 kmにわたる前線はほとんど変化していない」 と指摘している。
また、欧米の最新兵器の供与が変化をもたらしたかどうかについては、ニューヨーク・タイムズ紙が最近、反撃の最初の 2 週間で、「米国と欧州の当局者によれば、ウクライナが戦場に送った兵器の 20 %もが破損または破壊された」 と指摘している。
時代の兆しだ : ネオコンは 「重要なのは中国だ」 へと軸足を移している…
Lindsey Graham giving another impassioned defense of the top foreign policy priority of Biden, US liberals, Raytheon and CIA.
— Glenn Greenwald (@ggreenwald) October 2, 2023
I love how - seeing support rapidly erode for Ukraine, especially among the right - they just started cynically claiming it's necessary to fight China. https://t.co/AjEij2rRgH
リンジー・グラハムは、バイデン、アメリカのリベラル派、レイセオン、CIA が最優先する外交政策について、またもや熱弁をふるっている。
私は (特に右派の間でウクライナへの支持が急速に低下しているのを見て) 彼らが中国と戦うためにそれが必要だとひねくれたことを言い始めたのが気に入っている。
中国へのメッセージを送るために…
THE NEOLIBERAL MIND WILL DESTROY US ALL pic.twitter.com/0XwHeYPWvs
— The_Real_Fly (@The_Real_Fly) October 2, 2023
新自由主義的思考は私たちすべてを破壊する
…もしくは、「アメリカの雇用が重要だ」 という方向に軸足を移す :
saw this on CNN the other day. pic.twitter.com/GJhkW78SbE
— a newsman (@a_newsman) October 1, 2023
先日、CNN でこれを見た。
「時は我々の味方ではない」 とカービーは認め、プーチン大統領が米国の意志を凌駕するのを許さないことを誓った…
This is the statement of a Biden White House that knows it has lost this proxy war but is desperate to keep it going so as to avoid a public capitulation.
— Alex Christoforou (@AXChristoforou) October 3, 2023
Russia will continue to go slow and grind down the NATO proxy. The slower this goes, the faster the collective west… pic.twitter.com/a4vs0EIezd
これは、この代理戦争に負けたことは分かっているが、世論の全面降伏を避けるために戦争を続けようと必死になっているバイデンホワイトハウスの声明である。
ロシアは今後もゆっくりと、NATO の代理戦争相手を消耗させていくだろう。それがゆっくりと進めば進むほど、欧米の集団崩壊は加速する。
一方、UnHerd の斬新な分析では、バイデンが最終的にウクライナへの新たな資金援助を押し通すことができたとしても、政治的な風はキエフに対して強く吹き続けるだろう、と説明されている…
実際、ニューズウィーク誌にある一流の論客が書いたように、「クリミアを含むすべての領土を取り戻すというウクライナの戦略的目標を達成する能力があると信じる現実的な根拠はない」 ということが、ようやく彼らにわかってきたようだ。一方、ウォールストリート・ジャーナル紙の特派員は、ウクライナが失った領土をすべて奪還するという目標は、今や 「かすかな望み」 に過ぎないと指摘した。
興味深いことに、この記事のタイトルは、エスカレートすれば 「 NATO はウクライナでの長期戦に勝てない」、「アフガニスタン型の紛争はヨーロッパを機能不全に陥れかねない」 と綴っている。
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