2023-10-19 (Thu)

こちらは、以下の 『ZeroHedge』 さん記事の翻訳となります。
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☆"These Morons Are Pushing Us Towards WW3": Sunak Backtracks After UK Defense Chief Wants To Send British Troops To Ukraine
英国のリシ・スナク首相は、ウクライナへの軍隊派遣に関する英国の態度を明確にする必要に迫られた。新任のグラント・シャップス国防大臣が、英国が主導するウクライナ軍への訓練プログラムを拡大し、英国人教官をウクライナに派遣する可能性があること、またキエフに黒海での不特定の海軍支援を提供することについて、現在進行中の議論を明らかにしたためである。
金曜日にソールズベリー平野の訓練場を訪問した後、シャップスはテレグラフ紙にこう語った。
今週の初めにキエフを訪問した際、新国防大臣は、1 ヶ月前の政府改造後に就任し、より多くのものを 「ウクライナ国内」 に持ち込む 「好機」 を見出したようだ。シャップスは、「訓練だけでなく」 兵器製造も意味すると説明し、英国の大手兵器メーカー BAE システムズのウクライナでの現地生産計画を称賛した。
「他の英国企業にも同じことをやってもらいたいと思っている。だから、ウクライナでの訓練や生産を増やす動きが出てくると思う」 と付け加えた。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領との話し合いの中で、イギリス海軍は黒海で 「商業船舶の防衛」 の役割を果たすことができると述べたと、テレグラフ紙は報じている。
「イギリスは海軍の国であり、特に黒海は国際海域であるため、手助けや助言ができる」 と彼は語ったが、どのような手助けをゼレンスキーに申し出たのかは詳しく語らなかった。

2 つのことが起こるのに時間はかからなかった : i) ロシアがこの提案を非難し、第3次世界大戦を加速させると警告したこと、ii) 英国が撤回したこと、である。
日曜日に、現在ロシアの安全保障理事会の副議長を務めるドミトリー・メドベージェフ元ロシア大統領は、ウクライナでウクライナ軍を訓練しているイギリス兵はロシア軍の正当な標的になるだろうと示唆し、タウルス・ミサイルを製造しているドイツの工場がキエフに供給すれば、同様にロシア軍の標的になるだろうと述べた。ロシアの安全保障理事会の副議長であり、ロシア政界で最もタカ派的で反欧米的な人物の一人であるメドベージェフ氏は、このような欧米諸国の措置は第 3 次世界大戦を近づけていると述べた。
テレグラムへの投稿で、メドベージェフ氏はまず、現在のように英国や他の欧米諸国でウクライナ軍を訓練するだけでなく、軍事教官をウクライナに派遣するというシャップスの提案を非難した。
「 (これは) ウクライナの教官を我が軍の正当な標的にすることになる」 とメドベージェフ氏はテレグラムに書いた。「彼らは容赦なく壊滅させられることをよく理解している。傭兵としてではなく、英国 NATO の専門家としてだ」。
メドベージェフ氏は次にドイツに焦点を当て、ベルリンがウクライナにロシア領土を攻撃することができるタウルス巡航ミサイルを供給し、モスクワの軍隊への補給を抑え込もうとする者たちを非難した。
「彼らはこれが国際法に則ったものだと主張する。それなら、このミサイルが製造されているドイツの工場を攻撃することも、国際法に従っていることになる」 とメドベージェフ氏は述べた。
「このバカどもは、我々を第 3 次世界大戦に向かわせようとしている」、とメドベージェフ氏は語った。
リシ・スナック英首相は、自分の政権がキノコ雲で幕を閉じることを望まないことを悟ったのか、すぐに発言を撤回し、日曜日にバーンリーを訪問した際に、状況を 「明確にしたい」 と述べ、シャップス国防長官の発言には 「若干の誤解」 があったとして、ロシアとの紛争中に英軍兵士がウクライナに派遣されることを意味するものではないと釈明した ; しかしながら、彼は、英国は 「長い間」 英国内でウクライナ兵を訓練してきたと述べている。
首相によれば、国防大臣は実際には、「将来的には、ウクライナで訓練を行うこともあり得るだろう」 という意味だったということだ。
「しかし、それは長期的な話であって、今すぐここで起こる話ではない。現在の紛争に派遣されるイギリス兵はいない」、と彼は強調した。
米共和党のマージョリー・テイラー・グリーン下院議員も、英国がウクライナに軍隊を送ろうとしていることに警鐘を鳴らし、X (旧ツイッター) にこう書き込んだ : 「彼らは第 3 次世界大戦を起こそうとしている」 「アメリカはそのような派兵に参加できない」 と強調した : ウクライナに 「アメリカ軍は派遣しない」 と強調した。
2022 年 2 月にウクライナで軍事作戦を開始して以来、モスクワは、キエフ軍への武器提供、情報共有、訓練はすでに欧米諸国が事実上の紛争当事者になったことを意味すると繰り返し主張してきた。
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