2023-09-11 (Mon)

こちらは、以下の 『ZeroHedge』 さん記事の翻訳となります。
↓
☆US Intelligence Deems Ukraine's Counteroffensive A Failure
執筆者 : カイル・アンザロン氏、AntiWar.com より
ワシントン・ポスト紙によると、アメリカの諜報機関は、ウクライナの春の反撃はその核心的目的を達成できないだろうと評価している。欧米当局者によると、彼らのウォーゲームではウクライナの大規模な損失が予測されたが、キエフは作戦にコミットし続け、戦場で優位に立つであろうという。
ポスト紙は、情報評価に詳しい欧米とウクライナの当局者に話を聞いたと報じている。ワシントンは、ウクライナ軍の暗澹たる見通しについて公式声明を出すことを拒否した。

ワシントンは、キエフ軍がウクライナ南部のアゾフ海に近いウクライナの都市メリトポリを奪還することを望んでいた。しかし、モスクワは何重もの防衛線と地雷原でこの町を守っている。
欧米諸国は、キエフが 6 月初旬に開始した反撃作戦のシミュレーションを、作戦の数ヶ月前から実施するのを手助けした。アメリカとイギリスは、ウクライナ軍が大規模な損害を被るだろうと結論づけたが、キエフはその損害を無視し、本格的な反撃を維持するだろうと考えた。
「最初の 1 週間の戦闘で、ウクライナは、米国製ブラッドレー戦闘車、ドイツ製レオパルド2戦車、地雷除去専門車両など、欧米諸国が新たに調達したさまざまな装備を持っていたにもかかわらず、ロシアの万全の防衛態勢に対して大きな犠牲を出した」 とワシントン・ポスト紙は説明している。
この報道はさらに、「米英軍とウクライナ軍によって行われた合同ウォーゲームでは、このような損失が予想されたが、キエフはロシアの主要防衛ラインを突破するための代償として犠牲者が出ることを受け入れることを想定していた、と米国と西側の当局者は述べている」 と付け加えた。
ダニエル・デイビス退役中佐は今週初め、キエフには反撃を成功させるのに必要な軍備が不足していると書いた。「ウクライナはまた、慢性的な防空能力の欠如、不十分な数の榴弾砲と砲弾、不十分な電子戦システム、ミサイルの不足、そしておそらく最も重要なこととして、必要な地雷除去能力がわずかに 25 %しかないことに悩まされている」 と彼は火曜日の 19 Forty Five で説明した。
「ウクライナが 6 月 5 日に広範な前線にわたって反撃を開始したとき、キエフ、ワシントン、ブリュッセルの誰も、ロシアの破壊的な攻撃に遭遇したことに驚かなかったはずだ。」
More proof that US sees Ukrainians as cannon fodder:
— Aaron Maté (@aaronjmate) August 18, 2023
US-UK helped formulate a battle plan that "anticipated" Ukraine taking heavy losses. US-UK officials "envisioned Kyiv accepting the casualties as the cost of piercing through Russia’s main defensive line."
Instead, after… pic.twitter.com/sDKWElhYVO
米国がウクライナ人を大砲の餌食としか見ていない何よりの証拠だ :
米英は、ウクライナが大損害を被ることを 「想定」 した戦闘計画の策定に協力した。米英当局者は 「キエフがロシアの主要防衛線を突破する代償として犠牲者が出ることを受け入れることを想定していた」。
しかし、「大きな損害」 を被った後、ウクライナは 犠牲者を出さないことを選択したのだ。
米英の 「ビジョン」 は、ウクライナ人が自らを犠牲にすることを求めている。
先月、ウォールス・トリート・ジャーナル紙は、デイビスと同様の結論を導き出した欧米政府関係者に話を聞いた。「この春、ウクライナが大規模な反撃を開始したとき、欧米の軍事関係者は、キエフがロシア軍を撃退するために必要な訓練や兵器 (砲弾から戦闘機まで) をすべて持ち合わせていないことを知っていた」。 この報道はこう続けている。「しかし、彼らはウクライナの勇気と機知に期待した。しかし、そうはならなかった」。
政府高官は、ウクライナに武器を追加供与すれば攻撃結果が変わっただろうとワシントン・ポスト紙に反論した。「問題はロシアの主要防衛ラインを突破することであり、これらのシステムが万能であったという証拠はない」 と、ある米政府高官はポスト紙に語った。
ウクライナ軍が成果を上げていないことは、ホワイトハウスに政治的問題を引き起こしている。ポスト紙によれば、一部の共和党議員は、この厳しい情報評価を知り、ジョー・バイデンが提案した240億ドルのウクライナ支援策を承認することに反対しているという。
NYT: "American officials say they fear that Ukraine has become casualty averse, one reason it has been cautious about pressing ahead with the counteroffensive."
— Aaron Maté (@aaronjmate) August 18, 2023
Ukrainians fear heavy casualties; US proxy warriors fear Ukrainians fearing heavy casualties. pic.twitter.com/RQocbJCnGx
NYT : 「アメリカ政府高官は、ウクライナが犠牲者が出ることを嫌がるようになったことを恐れており、それが反撃の推進に慎重になっている理由の一つであると語っている」。
ウクライナ人は多数の死傷者が出ることを恐れてる;アメリカの代理戦争屋たちは、ウクライナ人が多数の死傷者が出ることを恐れていることを恐れている。
この反撃作戦の失敗は、ワシントンの外部にまで及ぶ非難合戦に火をつけた。欧米当局者は、キエフが特定の場所に部隊を集結させていれば、ウクライナ軍はロシアの戦線を突破できたはずだとポスト紙に語った。一方、ウクライナのドミトロ・クレーバ外相は木曜日、キエフの軍事作戦に対する批判者を非難した。彼は今回の作戦を批判する者に対し、「外人部隊に入隊してこい」 と煽った。
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